Webアクセシビリティの学校 in 札幌(2018/9/7)
イベント内容
全国各地で好評の基礎講座、2年ぶりに札幌に帰ってくる!
全国各地で開催されている「Webアクセシビリティの学校」は、Web担当者やWeb制作者全般を対象にした約3時間の講座です。アクセシビリティを確保したWebコンテンツ制作の基礎を楽しく学べる講座として、全国各地でご好評をいただいています。札幌でも2年前に初めて開催し、この写真のように多くの皆さんにご参加いただきました。
「Webアクセシビリティって何?」というWeb制作者、Web担当者の皆さん、日頃のWebコンテンツ制作の業務の中で、すぐに実践できることがあります。あるいは、そんなに身構えなくても、既にもう実践できていることもあるかもしれません。Webアクセシビリティを確保することによって、より多くのユーザーが、より多くの場面で、より多くの利用環境から、皆さんのWebコンテンツを快適に利用できるようになるのです。
リピーター向けセミナーも9/8(土)に開催!!
前回(2016年11月)札幌で受講された皆さんの声:
- ざっくりした知識しかなかったので、ちゃんと基礎から学べてより理解が深まりました。
- Webアクセシビリティという言葉を知るために受講しました。分かりやすい内容や合間にくるネタが私としては非常にツボで、あっという間に時間が過ぎてしまった感じです。
- 内容が濃密かつユーモアも交えられたセミナーでとても楽しく学べました。
- 今までぼんやりと理解してしていたことが、理論や基礎から理解することができました。
- 非常に勉強になりました。私はデザイナーなので、特に色味などこれからしっかり意識していこうと思います。
- 眠くなる心配してましたが、そんなことは全くなく、楽しい時間を過ごせました!
- 現場が必要としている実践的な内容でとてもよかったです。
- あっという間の時間でした。単なる「ルールだから」程度の理解で、何となくマークアップしていた部分が、何故必要なのかが理論からよく理解できました。
- わかりやすくてとても頭にスッと入ってきました。と同時に楽しかったです。
- 今まで何度かWEBアクセシビリティのセミナーに出席していますが その中でも概論だけでなく現状や実践に沿った内容で勉強になりました。
「Webアクセシビリティ」の基本の「キ」をみんなと一緒に楽しく学ぼう!
「Webアクセシビリティ」といえば、2004年6月にWebコンテンツのJIS規格(JIS X 8341-3)が初めて公示されたことにより、『高齢者や障害者を含む全てのユーザーがWebコンテンツを利用できるようにする』という考え方が広く知られるようになりました。
さらに、スマートフォンやタブレットの普及、ウェアラブルデバイスやスマートデバイスの登場などにより、Webにアクセスする際の利用環境は多様化が進んでいます。それに伴い、Webコンテンツを利用するユーザー、ユーザーが使用するデバイスやユーザーエージェント、そして利用する場所や場面も多様化してきています。
そのため、私たちが制作して公開しているWebコンテンツは、いつ、誰が、どこから、どのようにアクセスしてくるか、ますます分からなくなってきています。近年では、単なる高齢者・障害者ユーザーへの対応のみならず、ユーザーのさまざまな利用環境に対応することもふまえたWebコンテンツの品質基準の一つとして、「Webアクセシビリティ」を位置づける考えかたが広まりつつあります。
一方で、実は海外では、障害を理由とした差別を禁じる法律によって「Webアクセシビリティ」の確保が義務化されている国も少なくありません。日本では、2016年3月22日に「JIS X 8341-3:2016」が公示され、2016年4月1日からは「障害者差別解消法」という新しい法律も施行されています。時代や社会からの要請といった側面からも、アクセシビリティを確保したWebコンテンツの制作がますます求められるようになりそうです。
この講座では、明日からすぐにでも実践できる基本的なポイントについて、分かりやすく解説します。まずは、「Webアクセシビリティ」の基本の「キ」を楽しくしっかりと一緒に学びましょう!
日時
2018年9月7日(金曜日)14:00~17:30[13:30 受付開始]
定員
36名
受講料
前払い3,500円、当日払い4,000円
早割:2018/8/11までにお申込いただくと、早割価格3,000円で受講できます。
- 懇親会(希望者のみ:18時00分頃~)参加費 別途4,000円(なお、仮の金額設定です。差額が生じた場合は現地で精算となります。)
講座内容
Webアクセシビリティとは?
- Webアクセシビリティとは
- 海外では当たり前? 法律による義務化
- 障害のある人のウェブ利用
- 高齢化が進むインターネットユーザー
なぜアクセシビリティ?
- アクセシビリティ、実はアナタのため
- アクセシブルではなく、インクルーシブ?
- アクセシビリティとUXの関係
- キーワードは「マシンリーダブル」
- アクセシブル=検索ロボットフレンドリー
すぐに実践できる! アクセシビリティを確保する基本の『キ』
- HTMLコーディングの基本ルール
- ページタイトルのつけかた
- 見出しのマークアップ
- リストのマークアップ
- 画像の代替テキストの書きかた
- リンクテキストの注意点
- 色の使いかた
- 色のコントラスト
- フォーム作成のポイント
- テーブルのマークアップ
- キーボードによる操作
- エラーメッセージ など
フォローアップ
- 懇親会では、講師が皆さんの席を順に回りながら、一人ひとりのご質問に回答します。是非ご参加ください!
- 受講後のオンラインアンケートで質問を記入すると、フォローアップメールで講師がすべてのご質問に回答します。どんなことでもOKです。遠慮なく、何でもお聞きください!
対象
- Web担当者、Web制作者など、Webサイトの運営やWebコンテンツの制作等に従事されている方(特に職種は問わず、どなたでも参加いただける内容です)
- 「アクセシビリティ」という言葉は聞いたことがあるけど、実際に何をどこまでやればよいかが分からない方
- アクセシビリティを確保するための基本的なWebコンテンツの制作テクニックを知っておきたい方
- 多様化するユーザーの利用環境に対応したWebコンテンツを制作したい方
- 『JIS X 8341-3』や『WCAG 2.0』への対応に取り組んでいる、または対応を検討している方
講師
植木 真(株式会社インフォアクシア 代表取締役 Webアクセシビリティ・コンサルタント)
東京のWeb制作会社でディレクター経験した後、一般企業のWebマスター、Webユーザビリティやアクセシビリティのコンサルタントなどのキャリアを積み重ねて、2004年10月に独立。
- 主に企業サイトやWeb制作会社のJIS X 831-3:2016対応をサポート
- サイト診断、ユーザビリティテスト、ガイドライン作成、教育・研修などのサービスを提供
- 日本工業規格「JIS X 8341-3」やW3C勧告「WCAG 2.0」など国内外のガイドライン策定に従事
- ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)委員長(2012年10月~現在)
- JIS X 8341-3 改正原案(JIS X 8341-3:2016)作成委員会 委員長 及び 分科会 主査(2014年度)
- W3C AG (Accessibility Guidelines) ワーキンググループ Invited Expert
- 公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会の第3回Webグランプリ「Web人賞」を受賞。
- CSS Nite ベストセッション 2016「ベスト・ヘンなキャラ」に選出
- CSS Nite ベストセッション 2015「ベスト20セッション」に登壇
- CSS Nite ベストセッション 2013「ベスト20セッション」に登壇
- CSS Nite ベストセッション 2012「ベスト10セッション」、「ベストイベント(CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.3「アクセシビリティ・ミーティング」)」に登壇
主催
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