fukuoka.ex#27:Elixir/Phoenixもくもく会~入門もあるよ(19:00)

2019/07/30(火)19:00 〜 21:30 開催
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イベント内容

会場に来れない方もリモートからZoomで参加できるようになりました(申込された方向けにURLをconnpassからのメールでお送りします)

fukuoka.ex#27:「Elixir/Phoenixもくもく会 ~入門もあるよ~」

ElixirとPhoenix(ElixirのWebフレームワーク)を触ったことが無い方向けの「入門者トラック」と、これまで通り、各自お題を決めて、ひたすらもくもくする「経験者トラック」の2トラックに分けて、もくもく会を実施します

「Elixir/Phoenixを触ったことがない」「環境構築をまだしていない」という方は、入門者トラックにて、Excelから関数型言語マスターのシリーズを進めていただきます

分からないことや、詰まってしまったら、fukuoka.ex アドバイザーズ/キャストがフォローしますので、安心して入門を進められます(リモートの方は、Zoomにてチャットないしは音声でのやり取りとなります)

既に、Elixirに慣れている方は、経験者トラックにて、もくもく会のまとまった時間を利用して、どっぷり開発してください(ほろ酔いながら進めていただくのも全然OKです)

最初に、何をもくもくするか、全員発表してから、もくもくタイムとなり、会の終わりにどんなことをしたか/何か作れたかを発表して終了となります(詳細は、後述の「タイムテーブル」をご確認ください)

なお、黙々と何かをすることから、この手のイベントを指して、「もくもく会」と呼びます

開催:2019年 7月 30日 (火) 19:00〜21:30(18:50 受付開始)

場所:株式会社ベガコーポレーション(最寄駅: 中洲川端)

住所:福岡県福岡市博多区 祇園町7−20 博多祇園センタープレイス9F

会場のテナントビル入り口は20:00に施錠されます。遅れる方はコメントなどでご連絡をお願いします。

タイムテーブル

時間 発表者 内容
18:50-19:00 - 開場
19:00-19:10 (全員) 自己紹介 & 今日、何をもくもくするか宣言
19:10-21:00 (全員) もくもく会
21:00-21:30 (全員) 何をもくもくしたか発表
-21:30 - 閉会

持ち物

お好きなお菓子とお飲み物をお忘れなく

なお、ゲストWifi利用可能ですので、Pocket Wifiやテザリング端末は無くても大丈夫です

電源タップの口が若干少な目のため、PCお持ちの方は、ばっちり充電していただけると助かります

福岡Elixirコミュニティ「fukuoka.ex」とは?

「fukuoka.ex」は、大量アクセスのあるWeb・APIサーバ構築や、ビッグデータ分析/AI・機械学習向けデータ加工といった、「膨大なアクセスやデータの高速処理」と「高い開発効率」を両立できる関数型プログラミング言語「Elixir」と、そのWebアプリケーションフレームワーク「Phoenix」を福岡で広め、ワイワイと盛り上げていくコミュニティです

Elixirは、シンプルな言語仕様により、「プログラミングが初めて」という方でも比較的とっつきやすく、同時に、関数型言語にありがちな複雑さ(トリッキーな構文、数学やアカデミックに走り過ぎる、等)無しに関数型の強力さだけを抽出した、現実のアプリケーション開発を行うエンジニアに寄り添ってくれる言語です

Phoenixは、Webアプリケーションの世界では、最もメジャーな「Ruby on Rails」を作っていたメンバーによって開発された、大量アクセスと高速分散の捌きが得意なWebアプリケーションフレームワークで、Rails同等の高度なWebアプリ開発を、とても気軽に行えます(中でも、WebSocket性能は、あらゆる言語のFW中でも最速)

「fukuoka.ex」では、MeetUp(登壇会/勉強会)やプログラミング入門会、もくもく会、ハッカソン等を通じて、「Elixir/Phoenixの習得機会」と「実際のアプリケーション開発に役立つノウハウ」の提供を定期的に行うことで、福岡でのElixirプロダクション採用を増やし、Elixirに触れることで得られる「プログラミングの楽しさ」を福岡のエンジニアに体感する機会を増やすことをビジョンに掲げています

~ Elixir/Phoenixの現状について ~

Elixir/Phoenixにとって2016~2018年は、マルチコアのCPU全てをフル活用できる「Flow」「GenStage」や、GenStageを基盤とした「Dynamic Supervisor」がリリースされ、Phoenixもwebpack対応が進んだりと、Elixirならではの独自色を出しながら、「Elixir/Phoenixでプロダクト開発やSI案件開発を不自由無く行える」フェーズへと進化しています

githubに登録されているElixirライブラリも、36,000件を突破し、2年前の7,000件程度と比べ、5倍以上へと急増しました

2014~2015年付近は、Elixirも未だ未成熟で、「Erlangを覚えなければElixirは使えない」という認識が一般的でしたが、現状は、Elixir単独で充分にプロダクト開発/SI案件開発を行えています

更に2017年には、GCP(Google Cloud Platform)でのElixir正式採用、といった追い風もありました

福岡においても、Elixir/Phoenixをプロダクト開発/SI案件開発で採用されるケースが増え、他言語よりも明らかにレスポンス速度が速いWeb+DBが数日で構築できた事例や、1年以上ダウンせずに運用が回った事例など、実運用の実績も増えています(福岡以外でも、LINEやニコニコ動画、mixi、gumiでの活用事例もあります)

全世界で見れば、2014年は、200社程度しか採用していなかったのが、2016年は1,100社を超え、現在は、ゲームサーバだけに限らず、フィンランドやスウェーデン、イギリスを始めとする、金融/証券/SNS/メッセージング基盤などの分野で活用されており、世界的にも有名なSlackやDiscordでも積極的に活用されています

今は、まさにElixir/Phoenixを始めるには、もっとも美味しいタイミングと言えるでしょう

「でもElixirって、使いづらくて覚えにくい『関数型言語』でしょ?」

一般的に「関数型言語」と言えば、言語の習得が難しく、組織として選定しづらいイメージがありますが、Elixirは、言語仕様や構文がシンプルかつ簡単なので、「育成や習得の容易性」を切り捨てること無く、関数型のメリットも享受できます

関数型のメリットは、以下の通りです

  • 状態が無いことで、同じ入力を何度行っても同じ出力しか返さないので、意図しない挙動にならない
  • 変数がイミュータブル(作成後にその状態が不変)なので、マルチスレッドや並行処理で競合しない
  • プログラム構造が小さな関数群で構成され、シンプルに保たれるため、変更容易性が向上する
  • 少ないコードで、凝縮度の高い高度な処理が書ける
  • リスト設計に慣れていくと、他言語で数百行かかる複雑な処理も、数行のコードで組むことが可能になる
  • できあがったコードは、オブジェクト指向言語の1/100の量になることもあり、見た目も100倍エレガント
  • オブジェクト指向言語経験者の移行は大変(関数型全般に言える)だが、移行後は、何倍も生産性が高まる

更に、「Elixirならでは」の以下メリットも上乗せされます

  • 習得がカンタンなので、プログラミング経験が無い入門者・初級者向け
  • 関数の引数でのパターンマッチが可能で、呼出時の事前条件チェックや関数呼び分けには、快感すら感じる
  • JSONパースが得意なので、Google APIやBacklog API等、様々なWeb APIとの連携に強い
  • マルチコアCPUを簡単にフル活用できる
  • マルチクラスタ(AWS、GCP、Azure)のスケールアウトも楽々実現
  • 長期間の安定運用を実現してきた「Erlang VM」の元で動作する
  • データ変換とバイナリデータ検索に特化しているので、ファイルヘッダ解析やIoT/ドローン制御にも向いている

実際に、Elixirがどの位カンタンに習得できるかと言うと、たった3つの関数を覚えるだけ、30分~1時間もあれば、Web+DB/Web+API/Webグラフ表示まで実現できてしまいます

通常の関数型言語と一線を画す、このElixir/Phoenixのパワーを直接体感してみたい方は、「ExcelでElixirマスター」シリーズをご覧ください

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