『データ活用はチーム戦！データサイエンティストの孤独・孤立化を防ぐ』

データサイエンティスト協会では、分析・データサイエンスの実務に携わる方を対象に、スキルアップとコミュニケーションの場の創出を目的として、セミナーを行っています。今回は以下の講演を開催いたします。

概要

データサイエンス業務は、データサイエンティスト協会が定義する3領域（ビジネス力・サイエンス力・エンジニアリング力）すべてを網羅する、スーパーなデータサイエンティストが一人でやるのではなく、それぞれの特徴をもった人たちの集団が長所を持ち合い、チームでやっていくことが重要だと思います。
本セミナーでは、データサイエンス業務でのネットワーク作りやチームビルディングを踏まえ、その中でも、文系や理系がそれぞれの特色を活かしている事例の紹介やパネルディスカッションを行う予定です。現状、データサイエンティスト人員が少ない企業、あるいはデータサイエンス業務を始めたばかりの企業で、「孤軍奮闘している」、「さまざまな悩みを抱え込んでいる」方々に、参考になっていただけたらと思います。

講演1：『ゼロから作るデータ分析組織～５Dフレームワークによる分業化～』
「データ分析組織を新しく作りたいが、データサイエンティストの採用ができなくて進まない」という声をよく耳にします。本講演では既存の文系社員を活かしたデータ分析組織の立ち上げ方や、よくある『つまづきポイント』の乗り越え方について、これまで私が携わったきたデータ分析組織や三井住友海上の事例を交えてわかりやすくご紹介いたします。
（※データ分析組織を作りたい経営者の方やひとりでデータ分析をされて悩んでいる方向けの内容です）

講演2：『「直す」から「防ぐ」へ～ビッグデータを用いた新しい航空機整備への挑戦～』
JALエンジニアリングでは航空機がフライトする毎に得られる膨大なセンサーデータと過去の整備記録によるビッグデータから故障予測分析することで、日々の機材不具合による欠航や遅延を未然に防止する取り組みをしています。[現場整備士の知見]X[データ分析]で目指す私たちの新しい航空機整備への挑戦を紹介します。

講演3：『パネルディスカッション』

講演者

　
三井住友海上火災保険株式会社
デジタル戦略部
プリンシパルデータサイエンティスト　木田 浩理氏

慶應義塾大学総合政策学部卒業・政策メディア研究科修了。通信、外資ITで営業を経験したのち、小売、通販等各種業界にてマーケティングデータ分析業務に従事し、位置情報を用いた新規事業開発にも携わる。ビジネスとデータ分析を繋ぐ「ビジネストランスレーター」の育成や分析組織の立ち上げも得意とする。
共著書：「データ分析人材になる。」(https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/20/280600/)日経BP社

株式会社JALエンジニアリング
技術部 技術企画室
マネジャー　竹村 玄氏

2004年日本航空(株)に入社。成田整備事業部にて国際線航空機の整備士業務を務めたのち、(株)JALエンジニアリング技術部にて主に航空機整備の技術データ管理業務に従事する。2015年より航空機の品質を向上させるために「ビッグデータを用いた航空機の故障予測分析」に取り組んでいる。

株式会社電通
データマーケティングセンター
部長　眞鍋 尚行氏

事業会社にて、CRMの基盤構築・戦略立案に従事。その後、金融系シンクタンクにて、経営/マーケティング戦略のコンサルティング業務を経て、2010年株式会社電通に入社。入社後は、データドリブンなマス広告×デジタル広告のオンオフ統合マーケティングを推進。DMPの開発及び、さまざまなクライアントに対してソリューションを提供。
データサイエンティスト協会 理事 兼 企画委員長
JIAA DMPワーキンググループリーダー
JILIS（情報法制研究所）研究員

タイムスケジュール

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

参加対象

• 本セミナーに興味がある方どなたでもご参加いただけます。

参加費

無料
※ データサイエンティスト協会の一般（個人）会員ではない方は、参加時に会員登録（無料）をお願いしております。

参加方法

参加申し込みしていただいた方へ当日13時までにURLをお送りします→ （6/14 AM11時追記）本ページに接続先URLを更新しました。ログイン・参加申し込み後、ページ上部に「ページを表示」ボタンが表示されますので、そちらからYouTubeへご移動ください。
※YouTube限定公開にて配信予定

注意事項

• 通信等の不具合により、やむを得ず配信方法の変更や急きょ配信を中止する場合があります。
• 配信途中で接続が切れた際は、techplayよりメールにてお知らせいたしますのでご確認ください。
• YouTubeの視聴環境はYouTubeのサイトをご確認願います。
• 現時点でアーカイブ・講演資料の公開予定はありません。