AI業界でのキャリアを考える ～ 大企業AI研究所とAIスタートアップ それぞれの魅力を徹底議論

概要

　AI業界でのキャリア形成をお考えの方に向けて、国内の名だたるリーディングカンパニーのAI導入を支援する注目AIスタートアップLaboro.AIと、社会的課題の解決を目指し「人が活きるオートメーション」の実現に向け積極的にAIの活用に取り組む大手製造メーカーであるオムロンと、オムロンの考える"近未来デザイン"を創出する戦略拠点であり最新のAI技術の研究開発で価値を創出するオムロン サイニックエックス(OSX)による共同セミナーのご案内です。
　生成AIや基盤モデルが世の中をどのように変えていくのか？それがAI業界におけるキャリアにどういった影響を与えるのか？を大企業のAI研究所、AIスタートアップそれぞれの立場から語ります。また、リアル会場においては、オムロン、OSX、
Laboro.AIのそれぞれの現場で働く、リサーチャー、エンジニア、ソリューションデザイナが最先端のAIを開発する企業の実態について、赤裸々に話します。
　昨今の生成AIの動向をお聞きになりたい方から、AI業界でのスキルアップ・キャリアアップをお考えの方まで、幅広くご参加をお待ちしております。

パネルディスカッション・グループディスカッションの内容（予定）

テーマ1：生成AI/基盤モデルが世の中をどう変えるか？
　ChatGPTやStableDiffisionは毎日のようにニュースなどでも取り上げられており、一般の方々にも馴染みのあるワードになってきています。こうした生成AIや基盤モデルはこれまでの技術とは何が違うのでしょうか？また、本当に世間で言われているほどに世の中を変える可能性を秘めているのでしょうか？最先端のAI技術、AIビジネスに取り組まれている三名が語ります。

テーマ2：AI業界において、今後求められてくるスキル・人財とはどういったものか
　2012年にILSVRCにて、Alexnetが広く知られるようになった後、10年が経ちました。その間、大企業ではAIの研究所が設立され、AIスタートアップが次々と起業するなど、多くの人たちがAIに関連する職種につくようになっています。今後10年を見据えた場合にAI業界で求められる人財や働き方はどのようになっていくのでしょうか？大企業の中では先端の雇用形態をとっているOSX、OSXを設立したオムロン、上場したばかりのスタートアップであるLaboro.AIのそれぞれの立場から語ります。

登壇企業

オムロン株式会社：

独自の「センシング＆コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐にわたる事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約35,000名の社員を擁し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/をご参照ください。

オムロン サイニックエックス株式会社：

オムロンの考える"近未来デザイン"を創出する戦略拠点です。「AI」「ロボティクス」「IoT」「センシング」など、幅広い領域の最先端技術のトップ人財が研究員として在籍し、社会的課題を解決するために、技術革新をベースに「ビジネスモデル」「技術戦略」「知財戦略」を統合し具体的な事業アーキテクチャに落とし込んだ"近未来デザイン"を創り出します。また、大学や社外研究機関との共同研究を通じて「近未来デザイン」の創出を加速していきます。詳細については、https://www.omron.com/sinicx/をご参照ください。

株式会社Laboro.AI：

戦略コンサル・東京大学松尾研究室・東大発AIベンチャーを経た代表が16年に創業したAIベンチャー。『カスタムAI』と『ソリューションデザイン』を事業の柱に置き、AI開発・導入だけではなく中長期的な視点でのビジネス・コンサルティングを強みとする。戦略コンサルやプロダクトベースのベンチャーとは異なり、「テクノロジー」×「ビジネス」の両面を活かした変革を得意とし、その推進において欠かせない「テクノロジー」「ビジネス」双方のスキル・能力を保有したプロフェッショナル人材（ソリューションデザイナ）を育成することにも取り組んでいる。詳細については、https://laboro.ai/をご参照ください。

タイムスケジュール（予定）

※オンライン参加の方は20時終了予定です。

登壇者

諏訪正樹

オムロン株式会社
執行役員
技術・知財本部長 兼
オムロン サイニックエックス株式会社 代表取締役社長

＜略歴＞
1997年4月 オムロン株式会社に入社
2018年2月 オムロン サイニックエックス株式会社 代表取締役社長に就任（現任）
2021年3月 オムロン株式会社 技術・知財本部副本部長 兼 技術・知財戦略室長に就任
2022年3月　同社 技術・知財本部長 兼 技術・知財戦略室長に就任（現任）
2022年4月　同社 執行役員に就任

牛久祥孝

オムロン サイニックエックス株式会社
リサーチオーガナイザー 兼 プリンシパルインベスティゲーター

＜略歴＞
2013年6月-8月   Microsoft Research Intern
2014年3月          博士(情報理工学)、東京大学
2014年4月-2016年3月  NTT CS研 研究員
2016年4月-2018年9月  東京大学 講師 (原田牛久研究室)
2016年9月          産業技術総合研究所 協力研究員
2016年12月-2018年9月 国立国語研究所 共同研究員
2018年10月        オムロンサイニックエックス株式会社 Principal Investigator
2019年1月          株式会社 Ridge-i Chief Research Officer
2020年4月          津田塾大学 非常勤講師2021.7～東北大学 非常勤講師
2022年1月          合同会社ナインブルズ 代表

椎橋 徹夫

株式会社Laboro.AI 代表取締役CEO

＜略歴＞
米国州立テキサス大学 理学部 物理学/数学二重専攻卒業。
2008年にボストンコンサルティンググループ東京オフィスに参画。東京オフィス選抜メンバーとしてワシントンDCオフィスへの出向を経て2014年当時最年少にてプリンシパルに昇進。ヘルスケア・消費材・流通を専門分野とし、国内外の多数のプロジェクトに携わる。また、流通分野を中心に、数学的手法を用いた店舗オペレーションや物流の改善、データ解析に基づく顧客インサイトの創出等、先進技術を活用した戦略コンサルティングプロジェクト、及びアプローチ開発に従事。BCG社内のテクノロジーアドバンテージグループのコアメンバーとして、ビッグデータ活用チームの立上げをリード。その後、東大発AI系のスタートアップ企業に創業4人目のメンバーとして参画。AI事業部の立ち上げをリード。
2014年、東京大学 工学系研究科技術経営戦略学専攻 松尾豊研究室 グローバル消費インテリジェンス寄付講座 ディレクターを兼任。松尾研究室における産学連携の取り組み・データサイエンス領域の教育・企業連携の仕組みづくりに従事。
2016年株式会社Laboro.AIを創業。代表取締役CEOに就任。

参加対象

• AI業界に興味がある方
• 登壇企業やディスカッションテーマに関心のある方
  
  

参加費

無料

注意事項

• リクルーティング、勧誘など、採用目的でのイベント参加はお断りしております。
• キャンセル待ち・補欠・落選の方はご参加いただくことが出来ませんのでご了承ください。
• 欠席される場合は、お手数ですが速やかにキャンセル処理をお願い致します。
• 無断キャンセルや欠席が続く場合、次回以降の参加をお断りさせていただく場合がございます。