イベント内容

■このセミナーはオンライン会議システム「Zoomミーティング」で開催します。　 　トランスフォーマー・アーキテクチャに基づく高度なAI言語モデルであるChatGPTは、驚異的な進化を遂げ、金融業界における複雑な評価業務の効率化に役立ちます。１年前には噓をつく、間違えると多くの批判を浴びていましたが、バージョンアップが発表さるたびに、その欠点は克服されてきました。今回のChatGPT o1-previewとminiの発表はいままでとは違う一段上の改良が施されています。リアルオプションの分野でも、種類株の評価でも、また事業プロジェクトの評価、分析でも今までとは違う貢献をChatGPTは提供してくれます。 　本セミナーではChatGPTにあまり注目してこなかった人のために、その入門から始め、ChatGPT4oを中心に解説をしていきます。 １．AI入門：機械学習と深層学習 ２．自然言語処理：アッテンションとトランスフォーマー ３．ChatGPTとプロンプト：プロンプトとChatGPTのタイプ ４．画像とテキストファイル：あいまいなデータの提供は混乱を招く ５．オプションの評価：ペイオフとデータを与えてオプションペイオフを評価 ６．種類株式の評価事例(日本公認会計士協会)を読ましてみる：コードの生成 ■目標 AIとくにChatGPTを用いて複雑なキャッシュフローの評価を効率よく行うことを目標にします。キャッシュフロー、ペイオフ、シナリオを与えて、その価値を評価します。また、限界と可能性を理解します。 ■受講対象者 リアルオプション、種類株式、プロジェクトの評価・取引に興味のある方であれば、どなたでも参加可能です。 ■ソフトウエア ChatGPT等のアプリはあった方が理解が深まりますが、PCにインストールされている必要は必ずしもありません。 ◇午前・午後の両講座の同時お申し込みで午後の講座が30,000円に割引になります◇ 参考文献： フィナンシャルエンジニアリングbyジョンハル(きんざい) OpenAIホームページ 経営研究調査会研究報告第53 号　種類株式の評価事例 【講師紹介：森谷博之（もりやひろゆき）氏 】 オックスフォードファイナンシャルエデュケーション,MBA（Strath）,MBA(HW),MSc(London)。国際機関、金融機関で勤務後、大学での教育活動に従事。実務家向けセミナー多数。 主な訳書：「物理学者ウォール街を往く」（東洋経済新報社）。 主な著書：「Python3ではじめるシステムトレード改訂版」(パンローリング)