株式会社カケハシ の技術ブログ

toC PdMがカケハシに入社して薬局向けtoBプロダクトを担当してみた話

はじめに こんにちは!プロダクトマネージャーの高橋です。 こちらの記事はカケハシAdvent Calendar 2023 Part2の9日目の記事になります。 adventar.org Part1もあるのでぜひそちらもご覧ください! adventar.org カケハシに入社して4か月が経ちました。入社してからは新規事業で薬局向けの新規SaaSプロダクトを担当しています。 この記事では、前職まではECなどtoCプロダクトを中心に

Musubi のカイゼン 2023 冬⛄

本記事は カケハシ Advent Calendar 2023 9 日目の記事です。 adventar.org Musubi 開発チームの加藤です。 1 年ぶり ですね。 皆様は 2023 年をいかがお過ごしでしょうか。 今年 Musubi 開発チームは多くのリソースを使って技術的負債の解消を行いました! 今回はその内容の一部を報告します。 バックエンドの完全サーバレス移行🎉 2022 年から、サービス開始時の AWS Elastic Beanstalk から

カケハシの働き方についての質問に回答するよ

カケハシに興味を持ってくれた人と会話する中で働き方の部分でも多くの質問をいただきます。 そこで普段いただくような質問に対してこの記事で回答してみようかなと思います。 前提 チーム個別で異なる部分もあるので、全社共通な質問内容に対する回答を記載しています。 よくいただく質問 リモートワークについて リモートワークをしている人が多く、特にエン

TensorFlow Probabilityを使ってドメイン知識を組み込んだ独自の確率分布を定義してみた

カケハシでデータサイエンティストとして働いている蓑田です。 こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の8日目の記事になります。 今回はTensorFlow Probability(以降、TFPと呼ぶ)を使って独自の確率分布を定義するための方法について書いていこうと思います。 みなさんさまざまな領域でデータを活用されていると思いますが、得られたデータの背後には色々な事象が存

AngularのプロダクトをReact(Next.js)にリプレイスしました!

こちらの記事は カケハシ Part1 Advent Calendar 2023 の8日目の記事になります。 こんにちは! カケハシで Musubi Insight の開発を行っている高田です。 Musubi Insightは、立ち上げ当初よりフロントエンドフレームワークにAngularを採用していましたが、この度、React(Next.js)にリプレイスしました。 今回は振り返りも兼ねてその経緯やリプレイスまでの流れ、リプレイスを通して得ら

Semgrepでちょっとしたルーチンワークやヒューマンエラーを削減できた話

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の7日目の記事になります。 adventar.org こんにちは、カケハシで Musubi 開発チームのバックエンドエンジニアをしている関です。 Musubi の開発工程でたまに発生するヒューマンエラーやルーチンワークを Semgrep を利用して削減することができたので記事を書かせていただきます。 Semgrepとは Semgrep は、コードのセキュリティやバグを見

患者リスト開発チームでの技術負債解消の取り組みについて

はじめに こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の 7日目の記事になります。 adventar.org カケハシの患者リスト開発チームでスクラムマスターをしている松本と申します 患者リスト開発チームでは、10月以降技術負債解消の取り組みを変更しました この記事では、チームで抱えていた技術負債の解消についての悩みとチームでどうやって解決したかについて、書きたいと

データメッシュアーキテクチャの段階的な検討プロセスをご紹介します

この記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の19日目の投稿になります。 東 浩稔(あずま ひろとし)と申します。 私は、カケハシでデータプロダクトのPdM(プロダクトマネージャー)を務めております。 2023年の7月に入社し、全社のデータ利活用を促進するため、データプロダクトの整備・強化に取り組んでいます。 今回は、9月にDatabricks AI World Tour Tokyo 2023で発表した「 デー

カケハシで筋トレをした1年とスクラムフェス大阪2023登壇のふりかえり

こんにちは! AI在庫管理で開発ディレクターをしている、兼平という名の🐷が好きなものです。 この記事は カケハシ アドベントカレンダー part2 の6日目の記事です。 去年 筋トレしたくてカケハシに転職した という話を書いてから1年が経ったので、これまでの筋トレの日々をふりかえりたいと思います。 一緒に筋トレしてくれる仲間が増えた! プロダクトのPMFを目指

CSからエンジニアになった話

こちらの記事は カケハシ AdventCalendar 2023 の5日目の記事です。 はじめに こんにちは。カケハシのAI在庫管理チームに所属している梅田です。 私は2年程前に、カケハシのCS(カスタマーサクセス)チームに加わりました。 カスタマーサクセスとは 、プロダクトを利用していただいているお客様に伴走し、お客様の業務がより良くなるようにサポートする役割を担う仕事で

【AWS】ログレベルを設定するだけでGlueSparkJobのログ収集にかかるコストを98%削減!?

こちらの記事は カケハシ Part1 Advent Calendar 2023 の5日目の記事になります。 こんにちは、カケハシで Musubi Insight のバックエンドエンジニアをしている末松です。 Musubi Insight ではデータ集計バッチに AWS の GlueSparkJob を採用しているのですが、この GlueSparkJob のログレベルを設定することで CloudWatch へのログ収集(DataProcessing-Bytes)にかかっていたコストを98%も削減することがで

フロントエンド技術選定のヒント 【令和五年度版】

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の 4日目の記事になります。 こんにちは。カケハシでエンジニアをしている今川です。 今回はこれからフロントエンドの技術選定をする方向けに、どんな技術・ツールを使えばいいかのヒントになるような記事を書いていきたいと思います。 ただし、本記事では個人的な好みというよりは、npm trendsやGitHub Star Historyなど客観的な

ベイズ推論を用いた2群間の比較

カケハシでデータサイエンティストをしている島吉です。 こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の4日目の記事になります。 A/Bテストなど、ある2つのグループ(2群)の特徴に差があるのか検証したい場面があります。このとき、t検定などの仮説検定の手法を用いることで、有意差があるかどうかを判定できます。しかし、有意差があると判定されたときの2群間の差

AWS Glue Crawlerを利用した分析用テーブルの構築

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2023 の3日目の記事になります。 こんにちは、カケハシで Musubi AI在庫管理 の開発をしているMLエンジニアの藤本です。 Musubi AI在庫管理 ではS3に出力している内容に関する分析用テーブルの管理にAWS Glue Crawlerを利用しています。 今回は、分析用テーブルを管理する際のAWS Glue Crawlerの使い方と注意点について紹介できればと思います。 M

テックブログの運用に挫けたことがある人全員集合

はじめに テックブログは技術広報において強力なツールです。その一方テックブログを始めてみたものの、なかなか記事を書いてくれる人がいなかったりView数も伸びなかったりで、続けることができないことがあります。 そのためテックブログの更新頻度が下がることで読者の減少や印象の低下することを懸念し、ちゃんと運用できないならやらない方がいいという判