Findy/ファインディ の技術ブログ

Findy AI Meetup in Fukuoka #1 を開催します

こんにちは。 ファインディ株式会社 で Tech Lead をやらせてもらってる戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub CopilotやClaude Codeなど生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、開発者の日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 そのような状況の中でこのたび、Findy AI Meetupの記念すべき第1回を

【Claude Codeの活用事例】よく使うカスタムスラッシュコマンド5選!

こんにちは。ファインディでソフトウェアエンジニアをしている千田( @_c0909 )です。 2025年3月末頃からファインディに導入されたClaude Codeは、私たちの開発フローに大きな変化をもたらしました。特に私が注目し活用を進めてきたのが、カスタムスラッシュコマンドの機能です。 Claude Codeを初めて触った時は、 CLAUDE.md に長文で汎用的な指示を書いてコードを生成してい

MCPアップデート(2025-06-18)徹底解説!開発体験を変える3つの新機能とは!?

こんにちは。 ファインディ株式会社 で Tech Lead をやらせてもらってる戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub CopilotやClaude Codeなど生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、開発者の日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 そのような状況の中で、MCP(Model Context Protocol)の新バージョンが公

【2025年上半期】Findy Tech Blogの人気記事まとめ

こんにちは。Developer Productivity Engineer(DPE)兼 Findy Tech Blog編集長の高橋( @Taka-bow )です。 おかげさまで、Findy Tech Blogは2年目に突入しました。 この1年で、私たちのブログは多くのエンジニアやIT業界関係者の皆さんにご愛読いただき、記事の内容もますます多様化・充実してきたと感じています。 日々の開発現場で役立つノウハウや、最新技術のトレンド、エンジニアの

MCPとAIエージェントを活用してSlackから顧客情報を横断的に検索できるようにした話

こんにちは。データエンジニアの田頭( tagasyksk )です。 本記事では、MCPとAIエージェントを活用して、複数CRMの顧客情報を横断的に検索できるようにした事例をご紹介します。 背景 システム構成図 技術選定 エージェント間連携の簡易さ Google Cloud統合 MCP Toolbox for Databasesによる簡単なBigQuery接続 工夫した点 オーケストレーションの設計 ツールを搭載したサブエージェント

60万行を超えるフロントエンドのリアーキテクチャとCI戦略

こんにちは。こんばんは。 開発生産性の可視化・分析をサポートする Findy Team+ 開発のフロントエンドリードをしている @shoota です。 ファインディのフロントエンドでは多くのプロダクトで Nx を用いたモノレポを構築しています。 tech.findy.co.jp Findy Team+ のフロントエンドもNxを採用し、各パッケージ間の依存関係の管理やライブラリのマイグレーションなどの恩恵を受け

Findyの爆速開発を支えるGitHub Copilotとエージェント活用法

こんにちは。 ファインディ株式会社 で Tech Lead をやらせてもらってる戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub CopilotやCursorなど、生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、開発者の日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 そこで今回は、弊社のGitHub Copilotの活用方法について紹介します。

CIで5分以上かかっていたRubocopを1分未満に短縮!

こんにちは! Findy Team+ 開発チームでEMをしている ham です。 Findy Team+のバックエンドはRuby on Railsで開発しており、Rubyの静的解析ツールとして広く知られているRubocopをTeam+の開発でも積極的に活用しています。 ファインディでは「爆速開発」を掲げており、開発速度に直結するCI(継続的インテグレーション)の実行時間を非常に重視しています。具体的には、CIの実行時

Devinと3ヶ月協働して個人のアウトプットを1.5倍にした実践3ステップ

こんにちは、ファインディでソフトウェアエンジニアをしている nipe0324 です。 先日、AWSさんの Coding Agent at Loft #2 〜 AI コーディング活用事例 Night - 効果的な組織導入と実践〜 (第2回目) で登壇させていただき、登壇内容を記事として書き起こしました。 この記事では、Devinと協働して 「個人のアウトプットを1.5倍にした実践3ステップ」 をご紹介します。 Devinと協働して

技術的負債解消に向けたWordPressの一元管理とShifter移行で実現した運用最適化

はじめに 皆さんこんにちは。ファインディに転職してまもなく1年を迎える、CTO室/SREチームの安達( @adachin0817 )です。今回は複数のWordPressサイトをShifterへ移行しましたので、その取り組みについてご紹介します。 Shifterとは ja.getshifter.io Shifterは、WordPressサイトを静的に変換・ホスティングできるマネージドサービスです。動的に動作するWordPressをShifterがビルドし、生成

【エンジニアの日常】エンジニア達の人生を変えた一冊 Part4

こんにちは。Findy Tech Blog編集長の高橋(@Taka_bow)です。 本記事は「 エンジニア達の人生を変えた一冊 」シリーズの第4弾となります。エンジニアとしてのキャリアや技術的な視点に大きな影響を与えた一冊とは?それぞれの思い入れのある本から、技術への向き合い方や成長の軌跡が垣間見えるかもしれません。 今回は佐藤さん、中村さん、甲斐さんの3名のエンジニア

Findyの爆速開発を支える生成AI活用 ~リモートMCPサーバー公開編~

こんにちは。 ファインディ株式会社 で Tech Lead をやらせてもらってる戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub Copilotやチャットベースの開発支援ツールなど、生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、開発者の日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 そのような状況の中で、このたび弊社

Findyの爆速開発を支える生成AI活用 ~MCPサーバー作成編~

こんにちは。 ファインディ株式会社 で Tech Lead をやらせてもらってる戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub Copilotやチャットベースの開発支援ツールなど、生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、開発者の日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 そのような状況の中で、MCPというプロ

【ソフトウェア開発現代史】 DevOpsを形づくった人々 〜Kent Beck氏、Gene Kim氏の来日に寄せて〜

このブログの内容をポッドキャストでも配信中! ソフトウェア開発現代史年表 Ver2.07 このブログの内容をポッドキャストでも配信中! はじめに DevOps誕生以前(〜2000年代前半) 2009年:DevOpsのはじまり Flickrの伝説的講演「10+ Deploys Per Day」 パトリック・ドボアと「DevOps」という言葉の誕生 2010年代前半:ジェズ・ハンブルと継続的インテグレーション(CI)から継続的デリ

RubyKaigi 2025レポート:Rubyで作成したスクリプトをバイナリにして簡単に配布できるか試してみた

こんにちは! Findy Team+ 開発チームでEMをしている ham です。 今年もRubyKaigi 2025に参加してきました。 私はコロナ後に三重県で開催されたときから4年連続で参加しているのですが、今年も興味深いセッションがたくさんあり、Rubyが着実に進化していることを感じることができました! 本記事では、その中の1つである「 The Ruby One-Binary Tool, Enhanced with Kompo 」で紹介された「 K