自動車産業は巨大だ。
プロダクトとしてのクルマやその周辺から日々生み出されるデータは予想もつかないほどの容量に膨れ上がっている。今日データが生み出す新たな価値はまだその真価を発揮していないのではないだろうか。
アナリティクス、AIなど巨大なデータに立ち向かうためのテクノロジーの進化が目覚ましくニュースを賑わせている今こそ、データの先の価値やその挑み方について語る時。
まだまだ未開のクルマ×ビッグデータ領域への参入を共に企てよう。

登壇者

本田技研工業株式会社
テレマティクス部ビジネス研究開発室 TC/技師

大石康夫氏

1984年 Honda入社。入社以降、二輪用商品・サービス企画に携わり、セキュリティやナビゲーション、通信システム領域の開発責任者を歴任。2008年より、四輪用品の商品戦略責任者を担う。2012年、世界初の双方向型通信ナビゲーションシステムインターナビのビッグデータ技術をベースに、グローバルにテレマティクスサービスを推し進める現職にて、研究開発を推進、現在17の実証実験を社内／社外と共同で行っている。

株式会社ガリバーインターナショナル
執行役員新規事業開発室室長

北島昇氏

2007年にガリバーインターナショナル入社。経営企画、マーケティング改革、店舗フォーマット開発、事業投資などの幅広い業務に従事。現在、執行役員/新規事業開発室室長としてコネクティッドカー事業、C2C事業、サブスクリプション事業の立ち上げやアクセラレータープログラムの運営を手がけている。

株式会社ハタプロ
代表取締役

伊澤諒太氏

1987年生まれ。2010年株式会社ハタプロ創業。「モノづくりとインターネット技術で未来を支える」をコンセプトに日本と台湾を拠点に活動し、様々な企業の製品の受託製造を手掛ける。政府機関と共同で新しい技術を保有する研究開発型ベンチャーの育成事業にも従事し、大手通信会社と協業しアジア発で世界に展開できるIoT製品づくりに力を入れる。日本の強みを活かせる「車×IoT」の分野に特に注力しており、現在、後付型車載デバイスと人工知能を組み合わせた新しいIoT製品を開発中。ガリバーアクセラレータ最優秀賞受賞。

モデレーター

株式会社博報堂

林智彦氏

サービス開発・コミュニケーションのプロフェッショナル。慶應義塾大学環境情報学部卒。最先端のテクノロジーを活用した、インタラクティブ・プランニングを得意とし、Creativity誌による「Creatives You Should Know 2012」世界8組中の1組に選ばれる。文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門大賞、東京インタラクティブ・アド・アワード・グランプリなど受賞多数。

タイムスケジュール

時間	内容
18:30	受付開始
19:00〜19:30	『つながるクルマ』 Hondaにおけるプローブ情報活用など、クルマ＋通信／データ＋分析で実現するクルマ社会における課題解決事例を紹介。モビリティ社会の未来のイメージをつかむ。
19:30〜19:40	休憩
19:40〜21:00	『クルマ業界の生み出すビッグデータ群』 ”クルマ体験を変えるサービス”を、様々な視点から取り上げる。参入障壁の高かった自動車業界は、今や完成車メーカーのみならず、IT企業やベンチャー企業にもビッグチャンスのある千載一遇の機会を迎えている？
21:00〜21:10	懇親会準備
21:10〜22:30	懇親会