最先端人工知能技術が拓く新ビジネス創出セミナー2019

2019/02/20(水)13:00 〜 17:00 開催
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イベント内容


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(イベント名)

最先端人工知能技術が拓く新ビジネス創出セミナー2019

(開催概要)

AIの市場普及が著しく進み注目を集めていますが、ソフトウェアアルゴリズム・ハードウェア基盤の両面における最先端の人工知能技術の発展により、さらなるビジネスの用途拡大を実現することができます。本セミナーでは、特徴ある最先端の人工知能技術を開発・提供する研究機関や大企業、スタートアップの取り組みを広く紹介し、多様な連携を促進することで新ビジネスの創出を目指します。

(タイムスケジュール)

1)13:00~13:30

【講演者】
国立研究開発法人産業技術総合研究所 人工知能研究センター 人工知能クラウド研究チーム 研究チーム長 小川 宏高
 
【講演テーマ】
スパコン性能ランキング国内1位の大規模AIクラウド計算システム
「ABCI」の構築と産業界への利用普及に向けて

 
産総研は、経済産業省「人工知能に関するグローバル研究拠点整備事業」の一環として、高度な人工知能処理を可能にする大規模で省電力のクラウド型計算システム「ABCI」を整備した。ABCIは、現在スパコン性能ランキングで国内1位、省電力性能ランキングでは世界4位にランクインしている。昨年8月1日には国内外の大学・研究機関・民間企業等の利用者への提供を開始した。本講演では、ABCIの構築と産業界への利用普及に向けた産総研の取り組みについて紹介する。
 
2)13:30~14:00
【講演者】
株式会社富士通研究所 人工知能研究所 シニアリサーチャー 浅井 達哉
 
【講演テーマ】
学習に必要なデータが少なくても高精度に判断でき、AIの判断理由を人間が理解できる「Wide Learning」技術
 

富士通研究所が独自に開発したWide Learningは、少ないデータに対しても適用でき、データ項目の組み合わせを幅広く網羅的に列挙することで、出力された仮説が人間にとって理解や説明が可能となるようなAI技術である。この技術は、従来の機械学習における分類・予測に加えて、お客様の施策立案に必要となる重要な仮説をデータから発見し、意思決定を支援することができる。本講演では、Wide Learningの技術内容と実践事例について発表する。
 
3)14:00~14:25
【講演者】
株式会社リコー ICT研究所 AI応用研究センター 主任研究員 伊東 秀夫
 
【講演テーマ】
自然言語処理技術 「ディープアライメント」 による構成の異なる文書の自動比較・対応付けとその応用

 
構成の違う2つの文書の内容を比較し、文や段落を自動的に対応させて重複や差異を明確にできる自然言語処理技術「ディープアライメント™」を開発した。この技術によれば、深層学習によって学習した語句の意味に基づき、語句だけではなく、語句が属する文や段落の意味の近さも考慮することで、それらの出現順序に依存せずに文や段落どうしを自動的に対応づけることができる。その応用第一弾である契約書審査AI支援では、契約書の内容チェック業務の大幅な時間短縮とチェック漏れ防止が期待できる。さらに今後は 「約款」「製品マニュアル」「知財文書」「行政文書」など様々な文書比較への用途拡大を目指す。

4)14:25~14:50
【講演者】
株式会社データグリッド 代表取締役 岡田 侑貴
 
【講演テーマ】
GAN(Generative Adversarial Network)を駆使した価値あるコンテンツを生成するクリエイティブAI

 
ディープラーニングを応用したGAN(敵対的生成ネットワーク)を基幹技術としてクリエイティブAIの研究開発を行っている。AIがクリエイティブな活動を行うことは難しいとされていたが、GANを駆使することにより精度を飛躍的に向上した。これまでにアイドル自動生成AIやキャラクタ自動生成AIを開発している。本講演では、GANを用いた開発事例及び今後の応用について紹介する。
 
休憩 14:50~15:05
 
5)15:05~15:35
【講演者】
株式会社ハカルス 取締役 CTO 染田 貴志
 
【講演テーマ】
解釈性の高い AI 構築のためのスパースモデリング技術の応用とビジネス展開

 
スパースモデリング技術を応用したAIソリューションの開発を行っているスタートアップ。膨大な学習データが必要である、AIの意思決定の過程がブラックボックス化されており人間には解釈できない、学習フェーズにおいて大量の計算資源が必要であるといったディープラーニングが抱える課題の解決を試みている。特に医療分野など、なぜAIがそのような結果を出したのかという判断経緯を可視化することが求められている分野で応用展開を目指す。
 
6)15:35~16:05
【講演者】
株式会社Empath 代表取締役 下地 貴明
 
【講演テーマ】
声だけで感情認識が可能な音声感情解析AI「Empath」

 
音声から人の感情を可視化するエンジン「Empath」を開発した。スピード、ピッチ、トーンなど音声の物理的な特徴から解析を行っているため、言語に依存せず感情解析が可能。これまで困難とされてきたAIが人間の感情を理解することの解決策として音声感情解析の技術を世界各国へ提供している。ICTSpring 2018で開催されたPitch Your Startupで日本企業としてはじめて優勝、Viva Technology 2018でBest Startupに選出されるなど国内外含めて1年で8つのピッチコンテストで優勝を飾る。AI/スマートスピーカーや自動車向けの音声エージョント、マーケティングなど様々な用途で活用可能。
 
7)16:05~16:30
【講演者】
マクニカネットワークス株式会社 営業統括部AI&ソフトウェアビジネス部第1課 太田 愛美
 
【講演テーマ】
Top Data Scientist in a Box
-機械学習自動化プラットフォーム「Driverless AI」-

 
H2O.ai社の「Driverless AI」は、機械学習におけるモデル作成業務を自動化・高速化し、企業のAI活用を推進。世界のトップデータサイエンティストのノウハウをソフトウェア化し、GPU活用による高速かつ高精度なモデル作成を可能とする。特徴量設計(Feature Engineering)やアルゴリズム選定を自動化するほか、判定・予測の結果に影響を与えた要因を可視化する機能も提供する。
 
16:30~17:00
【講演者】
株式会社DeepX 代表取締役 那須野 薫
 
【講演テーマ】
「人工知能であらゆる機械を自動化する」DeepX

 
「先端人工知能を駆使し、あらゆる機械を自動化する」というミッションを掲げ活動する東京大学松尾研究室発AIベンチャー。今後数十年で大きな課題となる「働き手不足」の緩和・解消を大きな目標に据え、ディープラーニングを活用した画像認識や強化学習技術を駆使して、産業用ロボットから重機までのあらゆる機械を自動化し、土木建設、食品加工、機械製造等、幅広い産業の省人化・無人化を目指している。強化学習を活用した制御技術の開発について、食品加工領域や土木建設領域の機械の自動化を事例として紹介する。
 
※終了後、交流会
主催/港区 担当/産業・地域振興支援部 産業振興課 03(3578)2553
企画運営/株式会社キャンパスクリエイト(電気通信大学TLO)
後援/一般社団法人人工知能ビジネス創出協会
協力/一般財団法人デジタルコンテンツ協会、芝信用金庫、西武信用金庫

持ち物


名刺1枚
※ 受付時にお渡し下さい。

参加費


セミナー:無料 交流会:1,000円

お申込み方法


お電話にてお申込みくださいませ。

申込期間:2019年1月21日(月)~2月18日(月)
電話/みなとコール 03(5472)3710 受付時間/9:00~17:00

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