システムテスト自動化カンファレンス2019

2019/11/30(土)13:00 〜 18:00 開催
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イベント内容

概要

去年に続き、今年も2019/11/30 (土)にテスト自動化研究会(以下、STAR)は、7回目のシステムテストの自動化に特化したカンファレンスを開催します。

テストの自動化は多くの現場で実施されるようになってきており、それぞれの場で様々な工夫がなされております。しかし、それらを聞く機会はなかなかないのが現状です。そこで、今年度はテスト自動化研究会以外の多くの方にご協力いただき、様々な現場でのテスト自動化について工夫や試行錯誤の様子をお話頂きます。

本カンファレンスは、テスト自動化研究会チャンネルでのストリーミング配信を予定しています(講演会場2のみ)。
待機所:【STAC2019】システムテスト自動化カンファレンス2019 講演会場2 LIVE

注意事項

「一般参加」の補欠は当枠200名に対しての待ちとなります。
「一般講演+LT登壇」の補欠は当枠4名に対しての待ちとなります。
「参加ブログ書く枠」の補欠は当枠4名に対しての待ちとなります。

セッションテーブル

時間 講演会場1 講演会場2
12:30-13:00 受付
13:00-13:15 開会+注意事項
13:15-13:45 AIを活用した交通事故削減サービスのテスト自動化(仮) / 鈴木翔太さん、馬 立東さん
13:45-14:00 EM×QA視点で進めるテスト自動化への取り組み / 斉藤健太さん
14:00-14:15 Serverless automation UI testing by using AWS Fargate / 引持力哉さん
14:15-14:30 休憩(Ask the speaker)
14:30-15:00 Beyond automated functional checking for mobile / 松尾和昭さん テスト自動化プロジェクトを支える技術と仕組み / 伊藤由貴さん
15:00-15:30 クラウド上のモバイル端末・シミュレータを活用した大規模並列テスト / 国分佑樹さん 会社レベルの「テスト自動化普及」ミッションに立ち向かう話 / 松木直之さん
15:30-15:45 休憩(Ask the speaker)
15:45-16:15 SeleniumConf 二都物語 / 河原田政典さん Karateによる開発プロセス改善の事例と、Zipkinと連携したマイクロサービスの障害点検知の仕組み / 高橋勲さん
16:15-16:30 mabl導入記 / 増原賢秀さん エンタープライズ領域へのテスト効率化推進 / 坂下聡さん
16:30-16:45 画像認識ベースのUI自動化フレームワークを用いた取り組み / 古屋秀平さん AI自動テストツール導入と発生課題 / 横田雅和さん
16:45-17:00 休憩(Ask the speaker)
17:00-17:50 公募LT大会
17:50-18:00 閉会

セッション概要

AIを活用した交通事故削減サービスのテスト自動化(仮) / 鈴木翔太さん、 馬 立東さん (30分)

AIを活用したサービス開発が近年増加してくるにあたりそのテスト方法をどうするかが注目されてきています。DeNAがリリースしたAIを活用した交通事故削減サービス「DRIVE CHART」におけるテストの工夫を紹介します。

EM×QA視点で進めるテスト自動化への取り組み / 斉藤健太さん (15分)

ウエディングパークでEM(エンジニアリングマネージャー)とQAチームの責任者をしております。 両役割の視点から、QAで考えるテスト計画や設計をもとに、エンジニアリングでテスト自動化を進めていく取り組みを始めました。 弊社ではテスト自動化が、ほぼ標準化されておらずゼロからの取り組みとなり、そこに向けてどういうアプローチで進めていってるか、どういう全体構成や技術で基盤作りをしようとしているかなど、具体的な事例を交えてお話します! QAチーム自体も、私が約1年半前に完全内製化で立ち上げたチームですので、これからテスト自動化を進めていこうと思っている皆さんの参考になればと思います!

▼キーワード

CI/CD、自動テスト(unit/api/e2e)、静的解析、コードメトリクス、Webスクレイピング・・・など

Serverless automation UI testing by using AWS Fargate / 引持力哉さん (15分)

弊社LIFULLではサービスの回帰テストを目的として自動システムテストを利用しています。 リリース前に約800ケースの自動システムテストを定期的に行っています。 先日、テスト実行環境をEC2インスタンスからAWS Fargateへ移行しました。 これにより、効率的なテスト実行環境を作り上げることができました。 具体的には以下のものです

サーバコストの効率化

  • 課金発生がテスト実行時のみになったため。

テスト実行時間の短縮

  • 実行環境のスケールアップによる実行時間の短縮
  • 実行の並列化による実行時間の短縮

AWS Fargateでのテスト実行環境アーキテクチャと、構築時に得た知見等をお話できたら良いと思っております。

Beyond automated functional checking for mobile / 松尾和昭さん (30分)

モバイルアプリのGUIのからむUIテストは、単純な自動化で"機能的な確認をする"段階はすでに終えました。 それらのテストをCI/CDに組み込むための高速/安定化(Espresso/EarlGrey/XCTestなど)や、(モバイル端末を主体とした)継続的なモニタリングとしての役割も含む性能テストなどがここ数年間の間に広く挑戦されています。 そのような世界を、私の経験を含めて共有したいと思います。特に、"GUIを操作してスクショをとる機能テストを実行する"話は一般化し、その周辺の話までされているということがモバイルアプリの世界でも発生していることを取り上げたいと思っています。

テスト自動化プロジェクトを支える技術と仕組み / 伊藤由貴さん (30分)

ベリサーブでは、品質・検証会社として様々な業種や対象のテスト自動化を行っています。 今回は、テスト自動化プロジェクトを成功させるために整備してきた

  • ガイドライン
  • テスト自動化プロセス
  • エンジニアのロールとスキル定義
  • 教育体制

などのノウハウ・仕組みについてご紹介します。

これからテスト自動化をはじめようとしている方や、既に一部で取り組んでいるテスト自動化を社内で広めていきたい方に役立てていただけるかと思います。

クラウド上のモバイル端末・シミュレータを活用した大規模並列テスト / 国分佑樹さん (30分)

AWS Device Farm やコンテナ化した Android Emulator をクラウド上で複数起動し、並列に自動テストを実行するノウハウと経験則をお話します。また、この自動テストではテストシナリオの保守コストを下げるためにシナリオを必要としないテストエージェントを活用しています。この種のテストエージェントによって、クラッシュやメモリリーク、パフォーマンスイシューを自動で見つける方法を解説します。

会社レベルの「テスト自動化普及」ミッションに立ち向かう話 / 松木直之さん (30分)

社内のSEの開発活動において「テスト自動化を普及させる」というミッションを背負って仕事をしています。SI、PKG・サービス開発など幅広く多数の組織があるなかで、会社としてテスト自動化が十分に進んでいることを目指しています。ですが「どんなテストを自動化する話なの?」「どこまですれば普及になるの?」「現場はそんな余裕ないんだよ」など、まったく簡単な話ではありません。私も道半ばですが、そういう活動の状況や施策についてご紹介します。うまくいくこと/いかないこと含め、同じ立場の人のヒントになれば幸いです。

  • 共通部門や自動化普及推進担当のような人はぜひ
  • 個々のプロジェクトではなく複数組織横断、マスでとらえる活動です
  • ミッションの考え方、説明の仕方、何をKPIにするか、など
  • 施策例(ツール、教育、ナレッジ、など)

mabl導入記 / 増原賢秀さん (15分)

今年4月に開催されたmablハンズオンで発表した https://speakerdeck.com/masalajpn/what-ive-learned-using-mabl の続編。初見の方もいらっしゃると思うので現状のmablの仕様も踏まえたアップデートになる。かも。

トピック

  • mabl mailboxやresult api活用してます(予定)
  • data-driven testing導入しました(予定)
  • ハマったところ。これまで困ってサポートに問い合わせりしたことなど
  • 他エンジニアへの展開はじめました

メッセージとしては、去年の板垣さんの発表を踏まえ、実際に日本にユーザーがいるんだよ、ツールを使うっていう選択もあると思いますよ というのが伝わればいいなと考えています。

エンタープライズ領域へのテスト効率化推進 / 坂下聡さん (15分)

テスト自動化を推進するにあたり、スプレッドシートを利用したキーワード駆動型の手法を用いて、Seleniumの導入容易性を大幅に向上したり、既存の設計書からテストケースを自動生成する手法を組み合わせて、テストケース生成からテスト実行までの一括自動化を実現してきました。また、PJに応じた有償サービスの提携やテスト自動化の普及活動も合わせて実施してきました。PJ個別に説明をするところから始まり、組織単位での説明や社内のWBTによる周知活動の継続により、社内において半数のSEが認知するまでになりました。この5年間にわたる活動の中で、うまくいったことや苦労したことを紹介します。

画像認識ベースのUI自動化フレームワークを用いた取り組み / 古屋秀平さん (15分)

E2Eテスト領域におけるAirtestを使った検証自動化の取り組みについてお話します。

  • 複数台の端末を連携させての自動化事例など

AI自動テストツール導入と発生課題 / 横田雅和さん (15分)

以前別の勉強会で話した内容( https://speakerdeck.com/m_yokota/tesutozi-dong-hua-nitiyarensi-ke-ti-toxin-tanasutetupu )を基に、肉付け等をして話したいと考えています。

SeleniumConf 二都物語 / 河原田政典さん (30分)

Seleniumの公式国際カンファレンス「SeleniumConf」をご存知ですか?2019年は4月に東京、10月にロンドンでの開催です。

今回は「SeleniumConf 二都物語(にとものがたり)」と題し、SeleniumConf Tokyo運営の裏側や、SeleniumConf Londonで繰り広げられるテスト自動化の最新事情を織り交ぜながら、現地で学んだこと・肌で感じたことをお伝えします。

国際カンファレンスは世界中の優秀なエンジニアと交流できる素晴らしいチャンスであり、かけがえのない経験が得られます。もちろん、最初はちょっとだけ勇気が必要だと思います。

この少し風変わりなセッションを通じて、次に世界に羽ばたこうとする皆さんの背中を押し、そしてSTAC2019に貢献できれば、何より光栄です。講演会場でお会いしましょう!

Karateによる開発プロセス改善の事例と、Zipkinと連携したマイクロサービスの障害点検知の仕組み / 高橋勲さん (30分)

このセッションでは、昨年のシステムテスト自動化カンファレンスでAPIテストフレームワークであるKarateを知った私が、下記のKarate導入・活用についてお話させていただきたいと思います。

  • 「一度E2Eテストを諦めたAPI開発チーム」にKarateを導入して本番環境での障害を減らし、継続的な運用を行っている事例
  • E2Eテストと分散トレーシングシステムのZipkinを連携させて「マイクロサービスのどの部分で障害が起きたか」を効率的に発見する仕組みを構築・運用した事例

お話する内容は開発プロセスの広範な改善(テストの習慣化、MTTRの削減、障害時対応の迅速化)を含むため、テスト自動化エンジニアだけでなくQAやプロダクト開発チーム、プロダクトマネージャなど幅広い方々のお役に立つ情報をご提供いたします。

公募LT大会

★申込み時に「一般講演+LT」を選択し、アンケートでLTタイトルを入力してください。
テスト自動化に関して、1人5分でLightning Talk[LT]を実施します。

  • Karate による UI Test Automation 革命 / 鈴木貴典さん
  • Seleniumに疲れたら、TestCafeで一休みしていきませんか / 末村拓也さん
  • フロントエンドの自動テストって何をすればよいの?(仮) / 桑原聖仁さん
  • behave+TextFSMによるネットワーク機器テスト自動化への取り組み / 坪田繁さん
  • カイゼンと僕とE2Eテスト / 大津和槻さん
  • ノンプログラミングでゆくテスト自動化の道@ユーザ系Sier / Tamechop30 さん

受付について

入館方法

入館受付は 12:30 ~ 13:10 までです。オフィスフロア入口(11F)にお越しください。 オフィスフロア入口(11F)オフィス総合受付の側に本イベント用の特設受付を設置しています。 そちらで connpassの受付票 もしくは 受付番号 を提示後、受付の案内に従ってください。

※ヒカリエビル内の地下フロアB3FやJRとの連絡通路がある2Fなどに、11Fへの直通エレベータが数ヶ所設置されています。

13:10 以降は入館することができませんので、参加される方は必ずこの時間までにお越し下さるよう、よろしくお願いします。

設備など

無線LAN

※11Fにローソンがありますので、何かご入用の際はそちらもご活用ください。

当日の連絡先

困り事、ご不明事項など何かございましたら以下のTwitterアカウント、もしくはハッシュタグ #stac2019 をつけてご連絡ください。
@sta_research

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