【第39回AIセミナー】「GIS x IoT x AI: 自動運転のためのダイナミックマップ」

2019/12/05(木)15:00 〜 17:00 開催
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イベント内容

【第39回AIセミナー】「GIS x IoT x AI: 自動運転のためのダイナミックマップ」

産業技術総合研究所 人工知能研究センターでは、人工知能研究に関する情報交換を目的として、原則として月に一度、外部の方やセンター内研究者を講師とする人工知能セミナーを開催しています。

2019年12月は「GIS x IoT x AI: 自動運転のためのダイナミックマップ」がテーマです。

基本的にどなたでも無料でご参加いただけますが、事前申込が必要です。人工知能に興味のある方は奮ってご参加ください。多くの方々にご参加いただき活発な議論が行われることを期待しています。

要旨

人工知能やIoT技術の発展に伴う自動運転車開発の急速な進展を背景に、全国各地で自動運転車の実証実験が行われています。2020年前後を目処に完全な自動運転というレベル4(高度運転自動化)以上の車両の実現が期待されている中、より高い安全性を確保するために、車載センサー、AIの高度化に加えて、情報インフラであるダイナミックマップの構築を進めています。ダイナミックマップは、自車の位置を正確に認識するための高精度3次元地図に車両や交通情報が付加されたリアルタイム性の高い新たな地理空間情報です。
今回のセミナーでは、ダイナミックマップの開発・国際標準化をリードしているお二人の講師をお招きして、自動運転においてダイナミックマップがどのような役割を果たすのか、また、ダイナミックマップの開発の現状と今後の展望についてご紹介いただきます。

基本情報

  • 名称:【第39回AIセミナー】「GIS x IoT x AI: 自動運転のためのダイナミックマップ」

  • 日時:2019年12月5日(木)15:00-17:00

  • 受付時間:14:20-17:00
    ※ 受付時間外のご来場には、対応できない場合があります。

  • 場所:〒135-0064 東京都江東区青海二丁目5番10号 テレコムセンタービル東棟14階
    Asia startup office MONO

  • URL:https://mono.jpn.com/telecom-center-access/

  • 定員:200名

  • 参加費用:無料

  • 主催:産業技術総合研究所人工知能研究センター

  • 連絡先:人工知能セミナー窓口

  • 本セミナーは、国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)による委託事業「次世代人工知能・ロボット中核技術開発(次世代人工知能分野)」による活動となります。

注意事項

  • 他の方に参加の機会をお譲りするためにも、参加ができないと分かった場合は早めのキャンセルをお願いします。

  • 産総研は、お送りいただいた情報をセミナー運営以外の目的には使用しません。

  • 懇親会の予定はありません。

プログラム

15:00 - 16:00 「ダイナミックマップの概要と今後の展望」
中條 覚
(株式会社三菱総合研究所 次世代インフラ事業本部 インフラビジネスグループ リーダー)
概要:
内閣府SIPプロジェクトを中心に研究開発が進み、2019年より一般提供もはじまった自動運転向けのデジタル地図ともいえるダイナミックマップの概況を説明するとともに、今後の展望などを説明します。


略歴:
1998年 株式会社三菱総合研究所 入社
2012年 東京大学 博士(工学)取得
2012年 東京大学空間情報科学研究センター 特任准教授(兼務)
2012年 ISO/TC204/SWG3.3 Location Referencing 議長
2017年 McGill University MBA取得
2017年 現職。現在に至る

講演中の撮影: 可能 (共有は同僚等の範囲まで)
16:00 - 17:00 「自動運転AIを支えるダイナミックマップ技術」
渡辺 陽介(名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授)
概要:
自動運転の高度化に伴い,個々の車両のセンサ範囲の狭さや障害物による死角をどのようにカバーするかが問題となっており,周辺の車両や道路インフラ装置との通信により情報共有を行うことが重要となっている.ダイナミックマップは,高精度な共通基盤道路地図の上に,車両や道路インフラ装置から収集したセンサデータを重畳し,動的に変化する情報をも扱えるようにした空間データベースである.自動運転,安全運転支援での利用に限らず,MaaSや交通管理など様々な交通アプリケーションが共通で利用する,リアルタイムな情報基盤となることが期待されている.
本講演では,ダイナミックマップのソフトウェア実装として我々の研究グループが開発している,ダイナミックマップ2.0プラットフォームを紹介する.


略歴:
2006年3月 筑波大学システム情報工学研究科修了 博士(工学)の学位を取得.
2006年4月 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業(CREST) 研究員
2008年7月 東京工業大学 学術国際情報センター 助教
2014年4月 名古屋大学 未来社会創造機構 特任准教授

講演中の撮影: 可能

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