第2回ACRiウェビナー:FPGAで加速するRoboticsの未来

2021/01/19(火)16:30 〜 18:30 開催
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イベント内容

イベント概要


アダプティブコンピューティング研究推進体(ACRi)は、FPGAの活用方法を模索、研究する団体です。より多くの方にFPGAを楽しんでほしいと考えているACRiでは、ウェビナーを通じてFPGAの学び方・楽しみ方や活用事例を紹介していきます。

今回のウェビナーでは、ロボットの研究開発におけるFPGAの活用に焦点をあて、お二方よりご講演頂きます。まずは、ホームサービスロボットの先端研究でご活躍されている九州工業大学の田向先生より、最新のロボット研究状況とFPGAによる高速化のお話を頂きます。また、株式会社セックの岩渕様から、自走型ロボット開発に欠かせないSLAM技術を高位合成によってFPGA実装した際の体験談をお話頂きます。

セッション内容の紹介

招待講演:FPGAによるホームサービスロボットのための組込脳型計算機システム

講演者:九州工業大学 大学院 生命体工学研究科 田向 権 先生

概要: 変化し続ける雑多な環境下での動作を求められるホームサービスロボットの実現には、その知的処理が重要です。また、ロボットを組込みシステムとして考えた場合、高速かつ省電力な計算機システムの構築が重要です。本発表では、世界最大のロボット競技会RoboCupの一部門である@ホームリーグに出場しているホームサービスロボットを題材に、深層学習、Robot Operating System、FPGA(SoC,高位合成)という観点から実例を紹介します。

企業講演:オープンソースからの高位合成によるORB-SLAM FPGA実装

講演者:株式会社セック 研究企画室 岩渕 甲誠 様

概要: ロボットの自律移動が活発に研究、開発されており、自己位置推定と地図作成を同時に行うSLAMが重要な技術となっています。その一種のORB-SLAMは、単眼カメラのみで動作可能ですが処理負荷が高いため、FPGA化を考えました。ORB-SLAMはオープンソースとして公開されており、開発の効率化のためには既存資産を有効活用すべきと考え、オープンソースソフトウェアを元にORB-SLAMを高位合成でFPGA実装しました。ソフトウェア技術者である講演者の改善点や苦悩したことなどを交え、実装内容を解説します。

対象の方

ロボット開発でCPU性能不足に悩んでいるエンジニア、学生
FPGAによる高速化に興味のあるエンジニア、学生(初心者の方、大歓迎です)
ACRiの活動に興味を持ってくれている企業の方、教育機関の方


スケジュール

  アジェンダ 時間
1. オープニング 16:30-16:35 (5分)
2. 招待講演:FPGAによるホームサービスロボットのための組込脳型計算機システム  16:35-17:30 (講演45分+Q&A)  
3. 企業講演 : オープンソースからの高位合成によるORB-SLAM FPGA実装  17:30-18:25 (講演45分+Q&A) 
4. クロージング 18:25-18:30 (5分)

ご参考URL

九州工業大学/田向先生が運営に携わっているRoboCup Japan Openの公式サイト

ハッシュタグ

今回のイベントのハッシュタグは #ACRi です。是非皆さんのSNSで拡散をおねがいします。

注意事項

・このイベントはオンライン(YouTubeでの配信)で行います。登録者に配信URLをメールでお知らせいたします。
・このイベントはFPGAに興味がある方ならどなたでも参加いただけます。

注意事項

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※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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