アジャイルの回転を、あなたから始めよう。 〜組織を芯からアジャイルにする26の作戦〜
イベント内容
アジャイルの回転を、あなたから始めよう。 〜組織を芯からアジャイルにする26の作戦〜
「組織を芯からアジャイルにする」の発刊を前にして、本書の中核にあたる「組織の芯からアジャイルを宿す26の作戦」の一部始終を紹介します。さらに、本書レビューワのお一人である草野こうきさんをお招きして対談も行います。これからの組織のあり方も探っていきます。
組織の芯からアジャイルを宿す26の作戦
- 2つの変革を同時に取り組む(両利きの変革)
- 3つの最適化の「呪縛」を捉え直す
- 組織は戦略に従い、戦略は意図に従う
- 手元から始める、一人から始める
- 組織を「一人の人間」のように見立てる
- 探索と適応と最適化を周回する
- はじめるよりやめるほうを先立たせる
- バックログでチームの「脳内」を表す
- 「重ね合わせ」「ふりかえり」「むきなおり」の段階をたどる
- 同時に取り組む課題を一つに絞る「一個流し」
- 組織アジャイルの成熟度を測る
- 動的な動きを捉えるために仕組みも動的にする
- 関心を共通の意図によって近接させる
- 心臓のようにリズムを作ることで、血(関心)を組織に通わせることができる
- 組織アジャイル適用7つの原則
- アジャイルCoEの8つのバックログ
- 組織アジャイルの経験を問う5つの質問
- 具体的経験から概念化を得る「ものわかり」
- アジャイルの回転を再帰的に構造化する「フラクタル・アジャイル」
- ミドルの回転(マネジメント・アジャイル)4つの方針
- ゴールの連鎖と、適応の連鎖を繋ぐ
- OODAのO2(情勢への適応)を組織内で合わせる
- スプリントの数だけ、変わるチャンスを手にする
- 反復の刻みと解像度の調整(組織アジャイルの2つのかなめ)
- 組織アジャイルで働かせる2つのちから「求心力と遠心力」
- 組織アジャイルの4つの価値観
具体的な内容は組織を芯からアジャイルにする を参照ください。
「組織を芯からアジャイルにする」サポートページ
「組織を芯からアジャイルにする」Twitterコミュニティもぜひご参加ください。
予定の内容
「組織の芯からアジャイルを宿す26の作戦」(市谷)
著者市谷と草野こうきさんで対談しつつ、参加者の皆さんを巻き込んでいく対話
・草野さんからみた「組織を芯からアジャイルにする」
・どのようにして組織をアジャイルにしていくのか?
・これからの組織のあり方を探る
話し手
市谷 聡啓@papanda
<プロフィール>
DevLOVE オーガナイザー
株式会社リコー CDIO付きDXエグゼクティブ
株式会社レッドジャーニー 代表
サービスや事業についてのアイデア段階の構想からコンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイルについて経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。
訳書に「リーン開発の現場」がある。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」デジタルトランスフォーメーション・ジャーニー がある。
草野 こうき
<プロフィール>
研究テーマやサービスコンセプトの構想において、リサーチ結果や議論結果を構造的に整理して洞察を見出すことが得意。人間中心デザインの研究からキャリアをスタートし、研究成果を活かしたデザイン・コンサルティング業務を経て、現在はUXリサーチャーとして活動している。学術と実践の両輪で活動しながら、使い手にも作り手にとっても良いサービスデザインを目指して越境し続けている。cosou LLC 代表、Ph.D.(SDM学)。
著書に「はじめてのUXリサーチ ユーザーとともに価値あるサービスを作り続けるために」
「組織を芯からアジャイルにする」とは?
本書は、ソフトウェア開発におけるアジャイルのエッセンスを、「組織づくり・組織変革」に適用するための指南書です。ソフトウェア開発の現場で試行錯誤を繰り返しながら培われてきたアジャイルの本質的価値、すなわち「探索」と「適応」のためのすべを、DX推進部署や情報システム部門の方のみならず、非エンジニア/非IT系の職種の方にもわかりやすく解説しています。アジャイル推進・DX支援を日本のさまざまな企業で手掛けてきた著者による、〈組織アジャイル〉の実践知が詰まった一冊です。
目次
【目次】
イントロダクション
第1章 われわれが今いる場所はどこか
1-1 どうすれば組織を変えられるのか
1-2 組織が挑むDXの本質
1-3 組織の形態変化を阻むもの
組織の芯を捉え直す問い
第2章 日本の組織を縛り続けるもの
2-1 「最適化」という名の呪縛
2-2 目的を問い直す
2-3 アジャイルという福音
2-4 組織はアジャイル開発の夢を見るか
組織の芯を捉え直す問い
第3章 自分の手元からアジャイルにする
3-1 どこでアジャイルを始めるのか
3-2 組織アジャイルとは何か
3-3 組織アジャイルの段階的進化
組織の芯を捉え直す問い
第4章 組織とは「組織」によってできている
4-1 最適化組織 対 探索適応組織
4-2 四面最適化、時利あらず
4-3 “血があつい鉄道ならば走りぬけてゆく汽車はいつか心臓を通るだろう"
組織の芯を捉え直す問い
第5章 組織を芯からアジャイルにする
5-1 組織の中でアジャイルを延ばす
5-2 組織をアジャイルの回転に巻き込む
5-3 組織の芯はどこにあるのか
組織の芯を捉え直す問い
付録1 組織の芯からアジャイルを宿す26の作戦
付録2 組織アジャイル3つの段階の実践
参考文献
あとがき
DevLOVEって何?
DevLOVEはデベロッパー(プログラマー、デザイナー、etcetc)が集まり、昨日より今日、今日より明日と、各々が各々の現場を前進させていくための場です。
DevLOVE Discord: discord: https://discord.gg/CKegqsT
Facebookグループ: http://www.facebook.com/groups/devlovepark/
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。