ベルクソン哲学の知性観 (人間、創造性、AIに向き合うために、知性とは何かを考える)

2022/07/22(金)17:00 〜 19:00 開催
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イベント内容

人間とは何か、クリエイティビティ(創造性)とは何か、AI(人工知能)とは何かを考える上で、知性とは何かについての議論は避けて通ることはできません。
そこで今回は、ベルクソン研究者の瀧一郎先生に「ベルクソン哲学の知性観(仮題)」について、ご講演いただきたいと思います。

アンリ・ベルクソンは「生の哲学」を提唱しノーベル文学賞を受賞した20世紀を代表する哲学者で、主著には『創造的進化』、『道徳と宗教の二源泉』などがあります。
瀧先生によれば、ベルクソン哲学が古代ギリシア哲学の伝統から離脱する地点に、因果性に拠る知性では捉えきれない<事実としての創造>という第一側面があり、また、ベルクソン哲学がユダヤ=キリスト教の伝統に接近する地点に、<価値としての創造>という第二の側面があるとのことなのですが、この<事実としての創造>と<価値としての創造>とは、どういうものなのでしょうか。また、「直観による創造」と「知性による製作」の違いとは何なのでしょうか。
そして、最後には、美、藝術(アート)とは何かについても、お伺いできればと考えております。

講師:瀧一郎 大阪教育大学教育学部教授
1959年東京生まれ。開成中学・高校卒業。東京大学大学院人文科学研究科美学芸術学博士課程修了。1995~1997年フランス政府給費留学生としてパリ第Ⅰ大学 (哲学科哲学史博士課程)に留学。大阪教育大学教授。文学博士(東京大学)、 DEA(パリ第Ⅰ大学)。専門は、美学、思想史。(財)天門美術館理事、文語の苑理事。主要著作に、『ベルクソン美学研究-「直観」の概念に即して-』東京大学大学院人文社会系研究科博士文学ライブラリー, コンテンツワークス, 2002. 「想像と類比―ベルクソン的直観の論理」『美學』224

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