リアルワールドエビデンスの活用

がん精密医療への最新応用例を解説！

概要

突然ですが、「リアルワールドエビデンス」をご存知でしょうか？

これは実験ではなく、実際の臨床から得られる医療データから抽出した知見のことです。
精密医療の世界では、リアルワールドエビデンスは、研究とケアの改善をサポートする不可欠なツールとして、最終的には、より良いアウトカムをより低コストで提供することにつながるとされています。実際に、世界トップ20の製薬企業では、これを活用することで今後3〜5年間に年平均3億ドル以上の利益を得られるという試算がなされており、注目の分野となっています。

これほどまでのメリットがあるリアルワールドエビデンスですが、日本での導入は米国ほど進んでいません。克服すべき法律や政策上のハードルはあるものの、米国で実証された成功事例が、日本におけるリアルワールドエビデンス導入のきっかけになることが期待されています。

この状況を踏まえ、今回は長年製薬分野のデータアナリティクスに関わってきたトニー・ロウザー氏をお招きし、米国のがん精密医療分野におけるリアルワールドエビデンスの活用状況、また最新動向について解説いただき、日本の製薬業界の今後を盛り上げてまいります。

当日は、医療の専門家でない方にもご理解いただける内容で、さらに踏み込んだデータについて解説いただきます。
また、軽食やドリンクを交えたネットワーキング会もご用意しております。皆様のご来場を心よりお待ちしております！

詳細

【日　時】2023年11月30日(木）17:00 〜 19:30(日本時間）
【形　式】会場限定のライブイベント(インターネット上での同時配信なし）
【会　場】東京都港区西新橋1丁目13番1号DLXビルディング9階（内幸町駅徒歩1分、虎ノ門駅徒歩4分、JR新橋駅徒歩7分）
【対　象】ヘルスケアやデータ活用に関心を持つ日本大手企業の皆様
【参加費】無料
【定　員】先着50名様
【言　語】トークは英語ですが、Q&Aでは日本語のご質問にも対応いたします。なお、ネットワーキング会は日本語での開催となります。

プログラム

※当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。
※トークの同時通訳はございません。

ゲストスピーカー

トニー・ロウザー　氏

Syapse
共同設立者兼CTO

Syapseの共同設立者兼CTOとして、医療システム、ライフサイエンス企業、また規制当局と協力し、精密医療を通じたがん患者のアウトカム改善に務めている。
20年にわたり、シリコンバレーで医療情報学と知識工学の企業を複数立ち上げた経験を持つ。Syapseを設立当初から成長させながら、エンジニアリングチームや製品チームの構築、技術戦略の策定、戦略的顧客との協業の主導など、さまざまな役割を担ってきた。2019年からは、Syapseの日本と韓国への進出をリードしている。Syapseを立ち上げる前は、バイオメディカル・ナレッジ・エンジニアリングのパイオニアであり、Qiagenに買収されたIngenuity Systemsでプリンシパル・ソフトウェア・アーキテクトを務めた。また、Tumri社ではエンジニアリング担当VPを務めた。
スタンフォード大学で物理学の博士号、コンピューターサイエンス（AI）の修士号を同時取得。またハーバード大学で、物理学と数学の学士号も取得している。

Talks@Intralinkシリーズについて

グローバルな焦点から旬なテーマについて語る弊社のイベントシリーズ【Talks@Intralink 】は、主にコーポレートイノベーションや革新的な技術、事業創出や海外新規事業開発をテーマとしています。弊社では様々な業界の方々と接する機会を活かし、ゲストスピーカーによる見識あるセミナー、及び異業種間でのネットワーキングを定期的に開催しています。日頃の感謝を込めて、参加者の皆様にとっても、新たなビジネス創出のきっかけ作りの機会となれば幸いです。

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