第2回 ソフトウェア設計における思考と学び方を考える 「増田設計道場」
イベント内容
概要
共創(共に考える)により、設計の学びを深める
前回の場で、「設計をどう学ぶか?」という問いに増田さんが以下のように答えてくれました。その1つの要素として、「共創」があり、今回その点にフォーカスしてみようと思います。
優れたソフトウェアエンジニアは、どのように思考してより良い設計にたどり着いているのか?モデルやコードのアウトプットは見えたとしても、頭の中で起こっている思考は中々見えません。
今回は、参加者の皆様が設計時の思考をアウトプットしていただき、その内容を増田さんや参加者の皆さんでフィードバックして学びを深めて行きます。
図書館システムをテーマに議論に参加いただける方を募集します
テーマがあると話しやすいため、こちらの図書館システムをテーマに話し合います。そこで、一緒に議論していただく方を募集します。今回の図書館システム化の目的を「遅滞の督促業務を効率化」に限定した時に、あなたなら何を考えて設計していくか?をお話いただきながら、構造化しつつ増田さんやその他の参加者の皆さまと議論を進めます。
https://www.just-librarysystem.net/howto/
4名限定ですので、是非ご応募くださいませ。
思考を見える化するための「構造化」
常に整理された順番で行われるわけではない、というのが思考の特徴です。フォーカスポイントが飛んだり、具体と抽象を行ったり来たりするようなことで、徐々に内容を固めていきます。
通常、そのような過程をアウトプットしようとすると、notionやWord、Excelなど、箇条書きあるいは文章のような形で表現されることが多くあります。ただ、順番に思考されるわけではない、ということを考えると、その過程を表現するのは難しく、すべてを表現しようとすると文章が長くなりがちです。長い文章は多くの人は読まず(読めず)、伝承をする難易度が格段に上がります。
そこで今回は、思考を構造的に表現しながら見える化してみます。構造化の要素は非常にシンプルで、言葉を分ける、つなげる、まとめる、しかありません。その3つを駆使することに寄り、少ない言葉でシンプルに思考のつながりを表現することができます。
増田さんや参加者の皆様の頭の中を覗いてみましょう!
登壇者
増田亨(@masuda220) 氏
有限会社システム設計。アプリケーション開発者。 ドメイン駆動設計、オブジェクト指向プログラミング、Java。
著書『現場で役立つシステム設計の原則』
訳書『ドメイン駆動設計をはじめよう』
萩原 利士成 氏
株式会社レヴィ 取締役 ハーモナイザー
JAXA宇宙科学研究所で宇宙物理学の研究を行い博士号を取得後、サイボウズ株式会社に入社。cybozu.comのインフラ開発に従事しマネージャー、副部長を務める。 2016年8月より株式会社レヴィにて自社のサービス・研修開発や事業戦略、組織設計などビジネスサイドのマネジメントを担当。 株式会社スタディストなど複数社の技術顧問として顧客企業のアーキテクチャ設計、チームビルディング、マネージャー支援も実施中。
安西 剛(@tsuyok) 氏
株式会社レヴィ 取締役 Balus PdM, 株式会社Satie 代表取締役
アジャイル・スクラムによる新規サービス開発や100人規模の開発組織改革、人事部長として採用や人事制度構築、VPoEとして開発組織運営、マネージャー育成など、メーカー系大企業、ユーザ企業、上場ベンチャー、10人前後のベンチャーと、様々な規模の組織でサービス開発や開発組織づくりを経験。その後、人材育成会社に移り、企業のマネジメント層向けのコーチングサービスに携わり、成人発達理論など人間の成長、リーダーシップの原則を学んだ。
現在、構造化コラボレーションツールBalusのPdMをする傍ら、構造化思考のメカニズムを解き明かしながら、ワークショップ等を行っている。
トークテーマ(予定)
- 導入・自己紹介
- 構造化、とは何か?思考の学び方
- 増田さんの思考を見える化、学び方ディスカッション
構造化しながら話し合える、コラボレーションツールBalusについて
Balusは、簡単なUXで、物事を構造的に捉えながら、全体を俯瞰することで「発見」と「イノベーション」が自然発生するコラボレーションツールです。
こちらから無料で利用を開始することができます。
主催者(株式会社レヴィ)について
株式会社レヴィは、JAXA宇宙科学研究所で研究していた仲間たちが集まって創業したベンチャー企業です。宇宙開発の考え方をベースにして構築した独自のデザインフレームワークを使い、価値あるシステムの実現に取り組む企業やチームを支援しています。
フロントエンド(React)エンジニア募集中!
Balusを一緒に開発してくださるエンジニアを募集しています!Reactを使って開発しています。ご興味があればこちらを御覧くださいませ。
ZoomのURLについて
zoomを使ってのリモート開催です。zoomのURL等は、当日当ページの「参加者への情報」欄に記載します。また、別途参加者にメールにてお知らせします。
注意事項
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