SaaSの荒波を乗りこなす〜市場の流れを見極めれば、顧客の心を射抜くプロダクトは作れる〜
イベント内容
ソフトウェア製品企画および開発部門のリーダーやマネージャーの方を対象とした特別オンラインイベント「The Productive Way'24」を開催します。第1回目の開催となるこのイベントでは、破壊的技術革新がソフトウェア製品戦略に大きな変革をもたらす「今」に焦点を当て、グローバルトレンドから最新の製品企画手法、そして実践的なソリューション情報まで、業界のグローバル最前線の情報を3時間で効率的にキャッチアップしていただけます。
■開催概要
- イベントタイトル:「SaaSの荒波を乗りこなす〜市場の流れを見極めれば、顧客の心を射抜くプロダクトは作れる〜」
- 開催日時:2024年9月18日(水)13:00~16:00
- 開催形式:オンライン開催
- 参加費用:無料
- 参加方法:こちらのリンクから申し込む
登壇者
登壇者 | 経歴 |
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アント・キャピタル・パートナーズ株式会社 代表取締役社長 / 日本プライベート・エクイティ協会 会長 飯沼 良介 氏 三菱商事を経て、2001年にアント・キャピタル・パートナーズに入社。2013年、代表取締役に就任。バイアウトインベストメントグループの執行役員として、投資実行およびハンズオン支援、Exit交渉を担当。入社以来、投資先企業において17社の取締役/3社の監査役を務める。 |
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キヤノンITソリューションズ株式会社SuperStream企画開発本部 付本部長 小野 武彦 氏 長きに渡り、SuperStreamの製品開発に従事。現行製品であるSuperStream-NXでは、製品構想段階から開発・保守までを担当。現在は、製品開発の責任者として、新たなサービスの概念実証を推進している。 |
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株式会社リゾーム業務ソリューション事業グループ 執行役員 舩越 卓 氏 商業施設向けの分析システム・業務システムの企画・開発、及びSEを経て2023年より現職。 現在はプロダクト(サービス)責任者として複数年を跨ぐプロダクトロードマップを策定しながら製品収益構造の戦略企画にも関与する。 |
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Infragistics Inc. プロダクトマネージャー Casey Ciniello 2017年より現職。プロダクトオーナーとして組み込みBIツールの世界各国における製品販売戦略を企画する。インテントデータを活用したABM戦略の立案と遂行を得意とする。 |
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インフラジスティックス・ジャパン株式会社 代表取締役 東 賢 UI/UX設計を専門とする企業にてデザインと開発の統合をする様々なポストを歴任後、2012年インフラジスティックス・ジャパンの代表取締役に就任。 |
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インフラジスティックス・ジャパン株式会社 シニアソリューションコンサルタント 中江 元喜 2020年インフラジスティックス・ジャパン入社。日本だけでなく韓国のテクノロジーカンファレンスで発表するなど、APAC領域の開発現場事情に精通。顧客商談数は国内外で年間200を超える。 |
全4部のセッションでソフトウェア企画をグローバルから紐解く3時間
(MONSTER STUDIOよりライブ配信)
時間 | 内容 |
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13:10~ | 【基調講演】 Think global, Grow global アント・キャピタル・パートナーズ株式会社 代表取締役社長 / 日本プライベート・エクイティ協会 会長 飯沼 良介 氏 なぜ日本のソフトウェアベンダーは海外で活躍できないのか?目指せ初のグローバルソフトウェアベンダー!投資家の視点からみた国内ソフトウェアの限界について「アント・キャピタル・パートナーズ株式会社 代表取締役社長 / 日本プライベート・エクイティ協会会長 飯沼良介氏」が語ります。 |
13:45~ | 【グローバルセッション】 世界から視るプロダクト作りの違い Infragistics Inc プロダクトマネージャー Casey Ciniello インフラジスティックス・ジャパン株式会社 代表取締役 東 賢 日本と米国のビジネス速度の差は、プロダクト作りにも影響するのか?また、世界における製品開発の傾向と日本の傾向にはどのような違いが見られるのか?グローバルマーケットを担当する米国のプロダクトマネージャーが、各国のソフトウェア製品開発傾向を徹底分析します。 |
14:40~ | 【技術セッション】 外部テクノロジーを使って楽をしよう ~組み込み分析ツール「Reveal」で実現する顧客への最速価値提供 ~ インフラジスティックス・ジャパン株式会社 シニアソリューションコンサルタント 中江 元喜 正しく市場を捉え、日本特有の開発現場を理解しただけでは、顧客への価値提供は充分に達成できません。顧客の心を射抜くのは「価値あるプロダクト」です。最速で実現する手法の1つとして「Reveal」を用いた付加価値向上ソリューションを紹介します。 |
15:10~ | 【ユーザ企業セッション】 導入企業に聞く「外部テクノロジー活用のメリット・デメリット」 株式会社リゾーム業務ソリューション事業グループ 執行役員 舩越 卓 氏 キヤノンITソリューションズ株式会社SuperStream企画開発本部 付本部長 小野 武彦氏 自社の製品開発に外部テクノロジーとして「Reveal」を取り入れられている企業様に、製品リリースまた製品戦略上のメリットについてお聞きします。また導入時の課題や事前に必要な検討事項などについても、パネルトーク形式でお伺いします。 |
開催背景
生成AIやブロックチェーンなどの破壊的技術革新は、エンタープライズソフトウェア戦略に大きな変革をもたらしています。これらの技術革新は国内外を問わず、ソフトウェア製品のビジネス構造を根本から変えつつあります。このように変化の激しい現代においては市場を素早く分析し、素早く需要に適合した製品機能リリースを行う「俊敏性(Agility)」が重要です。
しかし、「World Digital Competitiveness Ranking 2023」によると、日本は「企業の俊敏性」において世界64カ国中で最下位となりました。
特にソフトウェア製品企画領域において「俊敏性」の低下に関連する要因を掘り下げると、その一つに外部ベンダーへの依存割合が高いことが挙げられます。総務省の調査によると、米国は48.9%の企業が「ほぼすべての開発を自社エンジニアで実施」していますが、日本の企業で同様の状況にあるのはわずか11.8%でした。
外部ベンダーへの委託割合が高いとソフトウェア製品開発におけるステークホルダーは増え、コミュニケーション量も比例して増加します。その結果、「開発生産性(Productivity)」は低下し、「企業の俊敏性(Agility)」も失われるのです。
開催意義
ベンダー委託割合の高い状況は、日本におけるIT産業構造の長年にわたる経緯から成り、早急に米国と同じシステム内製化割合にすることは現実的な策ではありません。しかし、「人月コスト」である外部ベンダー委託だけに頼るのではなく、一部でも、既に開発済みの外部テクノロジーを導入することで、内製化の割合を徐々に増やすことは可能かもしれません。ソフトウェア製品開発におけるステークホルダーを減らし、内製化割合を増やすことで「開発生産性」を向上させ、結果ステークホルダーを減らすことでコミュニケーションコストが下がり、「企業の俊敏性」を高められます。
インフラジスティックスは、35年にわたり世界中のソフトウェア製品企画の現場に寄り添ってきたテクノロジーベンダーです。世界中の製品開発事例から「世界と日本」のテクノロジー投資に対する姿勢の違いを強く認識しています。このイベントでは、世界と日本の開発現場の実情をグローバル全体の俯瞰的視座からお届けします。さらに、ソフトウェア製品企画部門が短期的に取り入れやすい「生産的な方法(The productive way)」をお届けします。
(技術セッションで紹介するプロダクトイメージ)
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