成果の出ないIGA、まだ続けますか? 〜重厚長大IGAからの脱却。Oktaが提唱する、成果重視のアイデンティティガバナンス〜
| 参加枠 | 申込形式 | 参加費 | 参加者 |
|---|---|---|---|
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2025年9月3日(水)17:30〜19:30 Okta Japan 渋谷本社オフィス
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先着順 | 無料 | 25人 / 定員30人 |
イベント内容
概要
多くの企業で導入が進められているIGA(Identity Governance and Administration)は、その原理原則に囚われるあまり、プロジェクトの肥大化、導入期間の長期化、そして予算の超過といった課題に直面し、優先度の低い機能の実装や、業務上不必要なプロセスの要件定義に多額の時間と費用を浪費し、結果として費用対効果が不明瞭なままとなっているケースが散見されます。
企業がIGAを導入する理由は、セキュリティ強化、コンプライアンス遵守、業務効率化、コスト削減、リスク管理といった問題の解決にあります。IGAの導入により不正アクセスや情報漏洩のリスクを大幅に低減し、また、GDPRやJ-SOX法といった国内外の規制要件への確実な対応を可能にすることで、監査対応の工数の削減を期待されています。他にも、ユーザーアカウントの作成、変更、削除、アクセス権限の付与・剥奪といった一連のプロセスを自動化することで、IT部門の業務負荷を軽減し、従業員が迅速に業務を開始できる環境を整備することで、企業全体の業務効率を向上させることも可能です。手作業によるミスを減らし、管理にかかる人件費や運用コストを削減することにつながることが期待されています。
その一方で、ガートナーのレポート「Predicts 2024: Identity and Access Management」では、「2027年までに、組織の30%が、複雑性とコストを理由に、従来のIGA導入からアイデンティティ中心のガバナンスアプローチへと移行する」と予測されており、従来のIGAが抱える課題と限界が広く認識されてきていることが伺えます。事実、IGAソリューションでカバーされるべきとされていた業務の多くは、近年ではIGA製品を導入するまでもなく実現可能となっているというケースが増えています。
例えば、ある大手製造業では、厳格なIGAの要件定義に時間をかけすぎた結果、プロジェクト開始から2年以上が経過しても本格稼働に至らず、その間にビジネス環境が変化し、当初の目的との乖離が生じてしまいました。また、別の金融機関では、既存システムとの連携におけるカスタマイズ要件が膨大になり、追加開発コストが当初予算の1.5倍に膨れ上がったものの、現場部門からは「使いにくい」「業務が煩雑になった」という声が上がり、費用対効果が全く見えない状態に陥っています。これらは、IGAの原理原則にとらわれるあまり、個別最適でプロジェクトを進めてしまった弊害の代表例といえるでしょう。
本セミナーでは、このような「成果の出ないIGA」の現状に警鐘を鳴らし、Oktaが提供するIAM(Identity and Access Management)、IGA、PAM(Privileged Access Management)の有機的な連携により、企業が業務上のガバナンスにおいて必要十分な管理を、短期間かつ効率的に実現可能である重要性についてご紹介します。
タイムスケジュール
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 17:15〜 | 受付開始 (受付終了:18:00) |
| 17:30〜17:35 | オープニング |
| 17:35〜18:00 | 【ゲスト講演】 失敗しないIGAのはじめかた ~理想を追うより、できるところから~ 理想は大事です。でも、理想を追っていると実装までに長い時間がかかり、世間も社内の状況も変わり、結局実装にたどりつかずに頓挫する場面が多々あります。 そして、理想を追っている間にも、問題は起きます。理想ではなく、現実を追い、スモールでも実装をしていくことを優先すべきです。 今回は、スモールスタートを前提とした、IGAの実装についてお話していきます。 丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社 セキュリティソリューション事業本部 ITコンサルティング部 部長 稲毛 正嗣 氏 |
| 18:00〜18:25 | 【Okta講演】 アイデンティティガバナンス導入を成果に結びつける方法 クラウド利用の進む現在の環境へのアイデンティティガバナンスの導入では、従来型のアプローチでは多くの課題があります。アイデンティティ管理とガバナンスが統合されたOkta Platform により、そのような課題を回避しながらすぐに効果を実現する方法をご紹介します。 Okta Japan 株式会社 ソリューションエンジニアリング本部 プリンシパルソリューションエンジニア 大野 克之 |
| 18:25〜18:40 | 質疑応答 |
| 18:40〜19:30 | ネットワーキング |
| 19:30 | 終了 |
※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。
登壇者

稲毛 正嗣 氏
丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社
セキュリティソリューション事業本部 ITコンサルティング部 部長
登壇者略歴
セキュリティに関するソリューション、サービス、全般を担当。経歴はクリエイティブ→情シス→コンサルを経て、セキュリティベンダー側に。興味は、アイデンティティ、デジタルアイデンティティ、プライバシー、データガバナンス、情シス、F1、LEGO、猫、フォントなど。

大野 克之
Okta Japan 株式会社
ソリューションエンジニアリング本部 プリンシパルソリューションエンジニア
登壇者略歴
プリセールスのSEとしてお客様の課題を伺い、その解決に必要なソリューションのご提案をしています。
Oktaに入社する前はネットワーク機器メーカーのSEとして20年強。一貫してセキュリティをコアとしています。
業務外の関心事項は経済とその仕組み、貨幣システム。
参加対象
- IGA導入を検討中、あるいは導入済みであるものの課題を抱えている企業のIT部門責任者および担当者の方
- 情報セキュリティ部門、内部監査部門、DX推進部門の責任者および担当者の方
参加費
無料
注意事項
- 本イベントに登録することで、Oktaのプライバシーポリシーに基づき、Okta Incが個人情報の処理、保存、共有および海外へ転送することに同意します。またOktaのオンラインイベント行動規範にも同意します。
- 競合企業の方のお申し込みは、ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
- フリーメールアドレスでのご登録はお断りする場合がございます。
- 欠席される場合は、お手数ですが速やかにキャンセル処理をお願い致します。
- 無断キャンセルや欠席が続く場合、次回以降の参加をお断りさせていただく場合がございます。
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