開発スピードとセキュリティ規制のジレンマを解消する──金融業界のPM・PMOが実践したアジャイル定着のプロセス

2025/11/19(水)18:30 〜 19:50 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
オンライン枠
先着順 無料 209人 / 定員210人
現地参加枠【※終了後懇親会あり/当日現地参加者にamazonギフトカード500円分プレゼント】
先着順 無料 18人 / 定員30人

イベント内容

概要

「規制や監査が厳しい環境で、アジャイルをどう定着させ、成果につなげるのか?」

金融・保険業界でアジャイルを導入したPM・PMOは、いまもなお業界特有の制約に直面しています。
セキュリティやコンプライアンスを優先する文化の中で、
スピード感ある開発や継続的な改善サイクルとの両立は容易ではありません。
組織全体の意識や役割分担が変わらず停滞する。
成功事例が限られるため「成果をどう可視化し、経営層や現場を納得させるのか」が不透明なまま──そんな課題が続いています。

本イベントでは、こうした制約を抱えながらも試行錯誤を重ね、成果につなげてきたPM・PMOの実践知を共有します。

  • セキュリティ要件を守りながらスピードを落とさない工夫
  • 品質と生産性を両立させるチーム体制や役割分担の見直し
  • 開発基盤整備やステークホルダー調整の現場での手法
  • 効果を可視化し、経営層・現場双方を納得させるアプローチ

金融業界特有の制約を前提に、「それでも成果を出すアジャイル」を根付かせる──そのプロセスをリアルに解き明かします。
同じ壁に向き合うPM・PMOにとって、明日からの道筋を描くヒントとなる90分です。

【金融・保険業界の方にとっての学びポイント】
・規制・監査などの制約を前提にした現実的なアジャイル定着のアプローチ
・経営層・現場・セキュリティ部門をつなぐPM/PMOの役割と調整術
・成果を可視化し、組織変革を持続させる仕組みづくりのヒント

【金融・保険業界をクライアントに持つ方にとっての学びポイント】
・金融業界特有の制約や文化を理解したアジャイル・DevSecOps提案の勘所
・クライアント組織と共に変革を進める共創型プロジェクト設計のヒント
・「スピードと安全性の両立」を支援するパートナーとしての関わり方

■現地参加枠/懇親会あり!
・イベント終了後に軽食・アルコール有りの懇親会を予定しております。
・登壇者や同業他社の方々と形式ばらないリアル交流の中で、新たな気づきや視点を得られる機会です。
・当日、お申込みの上で現地にご参加いただいた方には、受付後『amazonギフトカード500円分』をプレゼントいたします。

※配信URLは、申込者に対し本ページ上「参加者へのお知らせ」にて当日までに表示されます。

タイムスケジュール

時間 内容
18:30〜18:35 オープニング
18:35~18:50

金融アジャイルの理想と現実:みずほ内製開発ラボの取組・課題

株式会社みずほフィナンシャルグループ 齋藤 悠士
内製開発ラボはスクラム開発を用いた生成AIアプリの開発に特化したエンジニア組織として2024年に3人月でスタートし、2年弱のあいだに23人月のエンジニアが30以上のPoCアプリを生み出し複数の本番開発を手掛けるまでに成長しました。これまでの取組のなかで、金融ならではの課題や解決策、またこれからの展望について共有します。
18:50~19:05

コラボレーションアジャイルを支える金融DevOps

株式会社CCIグループ 長井 洋介、北 篤
金融業界としては少し異色なアジャイルの実践について、現在地やそれを支えた仕組みや学び・技術要素など幾つかの観点をお伝えします。 経営層の改革意識を土台に、進んできたアジャイルと、それを後押しするDevOpsやクラウド基盤視点。象徴的な事例であるインターネットバンキング刷新やエンジニア組織の設立など進化の過程を共有し、全ての共通項であり、再現性あるテーマでもあるコミュニケーションとコラボレーションの力に触れたいと思います。
19:05~19:20

チームとともに歩むアジャイルの実践

株式会社セブン銀行 紙中 加代子
セブン銀行では、内製化の推進とともにアジャイル開発をさまざまな形で実践してきました。プロセス設計の工夫により成果を上げたケースから、ウォーターフォールとのハイブリッド開発で直面した課題まで、実例交えながら現場での試行錯誤と学びをリアルにお伝えします。
19:20〜19:30 質問投稿タイム
19:30〜19:45 質疑応答
19:45〜19:50 クロージング
19:50〜21:00 交流会(現地参加者向け)

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

齋藤 悠士
株式会社みずほフィナンシャルグループ
デジタル戦略部 デジタル・AI推進室 担当次長
2012年より、国内金融機関にて融資審査・途上管理、ATM出店計画策定等に従事。 2017年より、国内ネット系銀行にて預金プロダクト担当として事業計画策定、販促キャンペーン企画・実行等を遂行。事務企画担当として当局対応、次世代システム更改要件定義、銀行アプリUI/UX改善等を経て、内製アジャイル開発チームの開発リーダーとして法人口座開設オンライン化プロジェクトを完遂。 2023年9月にみずほフィナンシャルグループ入社。現在は生成AIを利用したアプリケーション開発のリードおよび内製アジャイル開発の運営管理に従事。 大阪大学大学院修了
長井 洋介
株式会社CCIグループ
北國銀行 システム部 グループ長
兼 株式会社デジタルバリュー テクノロジー部 部長
2005年からITに従事。経験スタックはフロントエンド~インフラまで広浅。WEB系中心で toB, toC, SNS, ゲーム系など様々なライフサイクル、サイズ、ソリューションを経験。2021年に北國銀行へジョインし、現在は同グループのデジタルバリュー社を軸に開発組織全体を見つつカード事業系開発を監修。スクラムフェス金沢運営なども。
北 篤
株式会社CCIグループ
北國銀行 システム部 マネージャー
兼 株式会社デジタルバリュー テクノロジー部 マネージャー
2010年、SIerで約9年システム開発・クラウド構築に従事し、国内外でパブリッククラウド(IaaS/PaaS)を開発・設計・運用し、幅広い技術領域で実績を積む。2019年北國銀行へジョイン後は、インターネットバンキング開発やクラウドインフラを内製主導で推進。最近では生成AI活用も推進役として、技術で地域への貢献を実現する。
紙中 加代子
株式会社セブン銀行
金融ソリューション部 部長
銀行系SI会社を経て2007年セブン銀行入社。2016年ごろより内製化・アジャイル開発の導入に取り組む。現在同社のバンキング事業を支えるシステムを所管する金融ソリューション部長。
高橋 裕之
ファインディ株式会社
CTO室
Software Engineer, SPI Coach, Agile Coach
1989年より組込みエンジニアとして、OS開発、通信プロトコル開発、RTOSや組込みLinuxを基盤としたガジェット開発に16年携わる。 2005年、それまでの経験を活かし、エンジニア人材と組織の課題解決に特化したSPI(ソフトウェアプロセス改善)の専門家へ転身。 現在は、SPIコーチおよびアジャイルコーチとして活動し、DORAメトリクスを活用したプロセス改善活動を得意とする。 ソフトウェアエンジニアリングの潜在能力向上支援(イネーブルメント)に注力し、組織のパフォーマンス最適化に貢献している。

参加対象

  • アジャイル開発の導入や推進に取り組んでいる、または興味がある方
  • 内製開発チームを率いている、あるいは組織内で内製化を進めている方
  • 新しい開発手法を導入後、その効果測定に悩んでいる方

【申込対象外】
当イベントは、開発組織・事業開発に携わる方を対象としております。
大変恐縮ですが、営業目的の方、学生の方のご参加はご遠慮いただいております。
予めご了承ください。

参加にあたっての注意事項

  • 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
  • 配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。なるべく通信環境の良い状態で視聴ください。

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