シリコンバレーを超えて 上

書籍情報

発売日 : 2021年06月21日

著者/編集 : ラメシュ・スリニヴァサン/大屋 雄裕

出版社 : ニュートンプレス

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

現代の主要なテーマであるデジタルテクノロジー。その根本を成す、アップル、マイクロソフト、グーグル、アマゾン、フェイスブックの通称BIG5と呼ばれるIT企業のスタートアップであり、IT企業のメッカでもあるシリコンバレーから想起したという本書は、主にハイテク企業によって引き起こされた多様な問題について取り上げています。IT長者とその他一般の人々の生活格差、収入格差は縮まるのか、デジタルテクノロジーが引き起こす差別など、さまざまな問題を深く追究。また、プライバシー保護システム、普遍的なベーシックインカム(基本所得保障)、勤務先が変わっても引き継げるポータブルな社会福祉給付など、デジタルとともに生きる私たちが選択できうる未来の形も多数紹介!

目次

序章
第1部 侵入戦術
追跡され,乗っ取られ,引っ掛けられる
第1章 データの力
第2章 社会契約
第3章 未来の差押え
第4章 断絶と接続
第5章 目に見えない解決策

第2部 政治データゲーム
標的にされ,操作され,動機を与えられる
第6章 すばらしいデジタル新世界
第7章 ケンブリッジ・アナリティカと世界的な偽情報
第8章 偉大なるラディカライザー
第9章 バーニー誕生
第10章 世界のデジタル・ウォーゲーム

第3部 ギグエコノミーのブルース
企業の利益か,それとも人々の賃金か?
第11章 雇用と生活のディスラプション
第12章 仕事と労働者を守る
第13章 一生懸命働き,もっと一生懸命苦闘する
第14章 みんなのためのお金?普遍的ベーシックインカムを探る
第15章 労働者が所有するテクノロジー
第16章 差別のテクノロジー

著者情報

Srinivasan, Ramesh
ラメシュ・スリニヴァサン
大屋 雄裕
大屋, 雄裕
田村, 豪