はじめてのNode-RED[ver.1.3.0対応版]

書籍情報

発売日 : 2021年05月27日

著者/編集 : Node-REDユーザーグループジャパン/古城 篤

出版社 : 工学社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 256p

書籍説明

内容紹介

「Node-RED」は、IBM社が開発した「IoTアプリ/Webアプリ」向けの開発環境ですが、2013年に開発され、オープンソースになりました。これを使えば、データのやり取りが非常に簡単になります。
 「PC上」のデータも、「センサ」で取得したデータも、「Web上」のデータも、「クラウド上」のデータも、やり取りするのに必要なのは、「ノード」と呼ばれる「ブロック」をつなぐだけ。
 たとえば、「センサ」からデータを取得してその内容を「Twitter」でつぶやく…といった「IoTアプリ」も、「Node-RED」なら、GUI画面で簡単に作れます。
 本書では、この「Node-RED」の基本的な操作からはじめ、実例による活用方法まで、具体的に学べるように解説しています。

目次

■「Node-RED」とは
・「Node-RED」の歴史
・「オープンソース・コミュニティ」の力

■各種ソフトのインストール
・「Node.js」のインストール
・「Node-RED」のインストール
・Raspberry Pi での利用

■はじめてのフロー
・「Node-RED」の基本
・「フロー」の作り方
・「function ノード」でデータ加工
・「HTTP リクエスト」を行なうフロー
・フローの「エクスポート」と「インポート」

■「便利なノード」を追加して使う
・「ノード」の追加
・change ノード
・split/join ノード
・データ変換系ノード

■「Node-RED」を、より使いこなす
・「LINE Messsaging API」につなぐ
・Node-REDダッシュボード
・「データベース」を利用する
・「worldmapノード」を用いて地図を表示
・「HTML表示」と連携する
・「Arduino」を操作する
・「IBM Cloud」で「Node-RED」のアプリを作る
・「AWS IoT」を利用する
・「Azure」にデータを溜めて活用する
・外部のREST APIとの接続

著者情報

node-redユーザーグループジャパン
2015年10月より「IBM Cloud User Group」(BMXUG) の後押しを得て発足。 これまでに、数多くのNode-RED 関連のMeetup に加え 2019年・2020年には Node-RED カンファレンス Node-RED Con Tokyo を開催。
古城 篤
(株)ウフルChief Research Officer。 2015年10月よりNode-REDユーザー会を発足。 開発したノードは数十に及び、Node-REDのドキュメントを和訳するなど、鋭意貢献中。
田中 正吾
ワンフットシーバス個人事業主。 2004年よりフリーランスで活動。 最近はフロントエンド制作を中心に、「IoT」や「Mixed Reality」にも関わる。 その中で、Node-REDをさまざまなアプローチで導入中。
萩野 泰士
IBM Developer Advocate。 モバイル、IoT、Webを中心に、「IBM Cloud」の啓蒙に従事。 「Node-RED on IBM Cloud」のスペシャリストとして、Node-REDユーザー会で活動中。
横井 一仁
日立製作所 OSSソリューションセンタ ソフトウェアエンジニア。 アイデアを素早く形にできるNode-REDを活用し、国内外の開発コンテストで受賞経験をもつ。 Node-REDのコントリビュータとしても活躍中。
大平 かづみ
フリーランス。 Microsoft Azure を中心にアプリケーション開発に携わる。Infrastructure as Code や CI/CD などの自動化も担当。Node-RED と Azure の組合せに期待。