Web3コンテンツ革命 個人と企業の経済ルールが変わる

書籍情報

発売日 : 2022/09/26

著者/編集 : 高橋 卓巳

出版社 : 日経BP

発行形態 : 単行本

ページ数 : 216p

書籍説明

内容紹介

第3のネット「Web3」の本質とは、実はこういうことだった!
 インターネットが、いよいよ"第3形態"へと進化する。人類があらゆる情報へアプローチできるようになった「Web1.0」、世界へリアルタイムに発信可能なSNSという強力武器を人類が手に入れた「Web2.0」。そして、これから私たちが直面する「Web3」では、全てのデータに対して一人ひとりがオーナーシップ(所有権)を持ち、その権利を自在に行使できる世界がやってくる。
 オーナーシップを持つことで、どう世界は変わるのか。一言で表すなら、全人類がクリエーター化するコンテンツ革命が起こるのだ。データを采配する権利は各個人の手に委ねられ、結果として巨大テクノロジー企業のエコシステムやコンテンツ産業特有の経済モデルといったしがらみから人々は解放される。個人が独創性を発揮しやすい環境が整うことから、多くの人がコンテンツを思う存分つくるようになる。そしてそれを目にしてクリエーティビティーを刺激された別の人が誘発されて2次創作を手掛ける、といった無限のコンテンツ量産のループが生まれるのだ。それも、アニメ、コミック、ゲーム、音楽、動画など、あらゆるジャンルで勃興する。21年に世界中を席巻したNFTバブルは、まさにWeb3の先駆けのような事例だった。柔軟なコンテンツ流通によって生まれる自由な経済圏は、人々の暮らしのルールを変え、企業活動のルールも変えていくことになる。
 本著は、ビットコインなどの暗号資産に使われているブロックチェーン技術が、金融だけでなくコンテンツ流通のありようを根底から揺るがす可能性をいち早く見抜いた著者による初の書き下ろし単著だ。独自開発のNFTゲームを国内最大級に育て上げ、著名クリエーターらから高い支持を集めるNFT開発プラットフォームを開発する過程で、精力的に世界中のWeb3関係者との交流する中で目撃した事実を踏まえ、本著ではWeb3の本質をえぐり出す。ビジネスパーソンがWeb3時代をサバイバルするためのヒントや、10年後のコンテンツ作業の未来予想図もひもとく、Web3本の決定版だ。

目次

1章→NFTがコンテンツ経済をリビルドする
2章→メタバース=Web3ではない
3章→「GAFAMの支配力が弱まる」のウソ
4章→どうすればWeb3時代に生き残れるのか
5章→10年後のゲーム産業・エンタメ産業の姿

著者情報

高橋 卓巳
東京大学大学院修了。大学院卒業後、2018年4月4日に研究室の先輩である小宮山凌平とNFTスタートアップKyuzanを創業。いち早くNFTの普及の可能性を見抜き、国内最大級のNFTゲームと、最も多くの国内事業者に使用されるNFTソリューションを開発。20年4月には、世界初のモバイルNFTゲーム「EGGRYPTO(エグリプト)」をリリースし、22年8月時点で150万ダウンロード、月間アクティブユーザー20万人を超える規模に成長させる。21年4月には、事業者やクリエーターがNFTサービスを簡単に開発できるプラットフォーム「Mint(ミント)」をリリースし、多くの事業者の独自NFTサービス開発を支援。ブロックチェーン技術の民主化により、新しい価値とデジタル文化の創造を目指す。