中国のITは新型コロナウイルスにどのように反撃したのか? 中国式災害対策技術読本

書籍情報

発売日 : 2020/08/27

著者/編集 : 山谷 剛史

出版社 : 星海社

発行形態 : 新書

ページ数 : 208p

書籍説明

内容紹介

中華ITと新型コロナウイルスの戦い、その全記録!
2020年、世界で最も早く新型コロナウイルスの流行に見舞われた中国では、管理社会ならではの規模とスピードでITを活用してウイルスに立ち向かった! 誰もが使うスーパーアプリで給付金とデジタル通行手形を発行し、病院では最新鋭の5G・AI・VRをフル活用。警備や緊急搬送にはドローンを駆使して非接触を実現し、市民に信用スコアを発行して災害支援活動を推奨。中国政府と企業・自治体が打ち出したさまざまなIT活用方法には、今こそ日本が学ぶべきヒントが満載だった! 最新の現地情報たっぷりでお届けする、中華テクノロジーの最前線がここにある!
*本書目次より抜粋
はじめに
1章 災害時にITをフル活用できた理由
2章 キャッシュレススーパーアプリが実現したテクノロジー
3章 オンライン教育、リモートワークのテクノロジー
4章 生活食材を届けるテクノロジー
5章 店舗を生かすテクノロジー
6章 緊急時のマスク・医療品を届けるテクノロジー
7章 医療現場・感染防止のテクノロジー
終わりに

著者情報

山谷 剛史
アジアITライター 1976年東京都出身。東京電機大学卒。システムエンジニアを経て、中国やアジアを専門とするITライターとなる。現地の消費者に近い目線でのレポートを得意とし、バックパッカー並の予算でアジア各国を飛び回る日々を送っている。「文春オンライン」「ASCII」「engadget」などを中心に多数の連載を持ち、単著に『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』(星海社新書)などがある。ツイッターは@YamayaT