DX実行戦略

書籍情報

発売日 : 2019年08月26日

著者/編集 : マイケル・ウェイド/ジェイムズ・マコーレー/アンディ・ノロニャ/ジョエル・バービア/根来 龍之/武藤 陽生

出版社 : 日本経済新聞出版社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

「サイロ化の罠」から抜け出せ!社内に分散している人とデータをつなぎ合わせて「デジタル能力」を実装せよ。ネット時代の勝者になるための企業変革手法。GAFAにはできない、既存企業ならではの戦い方を提示。

目次

序章 なぜいまDXなのか
第1章 既存企業が抱える「変革のジレンマ」
第2章 戦略的な方向性を定める――変革目標とは何か
第3章 「変革目標」を打ち立てる
第4章 リソースをかき集め、協働させる――トランスフォーメーション・オーケストラ
第5章 オーケストレーションを機能させる8つの能力
第6章 オーケストレーションを推進する組織づくり
終章 企業がとるべき21のアクション

巻末資料1 デジタル・ディスラプション診断
巻末資料2 楽器ごとの組織リソース
巻末資料3 リソース能力評価ワークシート
巻末資料4 オーケストレーター虎の巻

解説 「サイロ化の罠」から抜け出すための組織変革アプローチ(根来龍之)
解説 日本企業は「変革のジレンマ」を乗り越えられるか」(西野弘、高津尚志)

著者情報

Wade, Michael R
マイケル・ウェイド
IMD教授。シスコとIMDが共同で設立したDBTセンター所長を務める他、クレディスイスやボーダフォン、マースク、ネスレ、IBM、グーグルなどにコンサルティングサービスやエグゼクティブ教育を提供。
Macaulay, James
ジェイムズ・マコーレー
シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員。ハイテク業界での経験と幅広い知識を活かし、第一線でデジタルマーケットの変遷を見定めている。世界じゅうの企業と協働し、デジタル・トランスフォーメーションに向けたロードマップを設計。ダルハウジー大学で政治学の学位を、トロント大学で政治学の修士号を取得。
Noronha, Andy
アンディ・ノロニャ
シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員。テクノロジー業界で20 年の経験があり、つねに進化を続けるビジネスの世界で生き残ろうとする企業を手助けするための強力なバックグラウンドを持つ。テクノロジーが未来の生活をどう変えるかに大きな関心を寄せる。カリフォルニア大学バークレー校で生物工学の学位を取得。
ジョエル・バービア
シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター
根来, 竜之, 1952-
根来 龍之
早稲田大学ビジネススクール教授。1952年生まれ。京都大学文学部卒業、慶應大学大学院経営管理研究科修了。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員などを経て現職。大学院経営管理研究科長も務める。
武藤, 陽生, 1977-
CeFIL
武藤 陽生
翻訳家。早稲田大学法学部卒。ノンフィクション、ゲーム翻訳などを手がける。主な訳書に『暴露』(新潮社)、『戦力内通告』(ハーパーコリンズ・ジャパン)など。
デジタルビジネス・イノベーションセンター(dbic)
国内大手企業が参加するイノベーション開発拠点。製造業やサービス業、金融業、IT企業など30数社が参加。