【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[増補改訂4版]

書籍情報

発売日 : 2022年10月03日

著者/編集 : 斎藤 昌義

出版社 : 技術評論社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

ロングセラーの最新版!全156枚の図と解説で、ITの常識を総づかみ。DXがわかる、これからのビジネスが見えてくる。UIとUX、クラウド、ゼロトラスト、アジャイル開発、ブロックチェーン、Web3、メタバース、etc.

目次

■■はじめに

■■■第1章 コロナ禍が加速した社会の変化とITトレンド

■■ 複雑性を高める社会に企業はどう適応すればいいのか
■■ VUCA時代に求められる価値観
■■ なぜ「デジタル」でなければならないのか
■■ 大きく変わってしまった競争原理
■■ 「サービスが主役」時代のビジネス構造

■■■第2章 最新のITトレンドを理解するためのデジタルとITの基本

■■ デジタルとIT
■■ デジタル化の目的と2つの意味
■■ ITとデジタルの関係
■■ 2つのデジタル化:デジタイゼーションとデジタライゼーション
■■ なぜデジタル化しなければならないのか
■■ レイヤー構造化と抽象化をどうやって実現するか
■■ アンバンドル/リバンドル/エンハンスメント
■■ 「イノベーション」と「インベンション」の違い
■■ イノベーションとデジタル化
■■ UIとUXとは何か
■■ UIとUXの関係
■■ デジタルの渦に巻き込まれるビジネス

■■■第3章 ビジネスに変革を迫るデジタル・トランスフォーメーション

■■ DXとは何か
■■ DXについての3つの解釈
■■Column DXとパーパス
■■ サイバー・フィジカル・システムとDX
■■ DXを支えるテクノロジー・トライアングル
■■ DXのメカニズム
■■ DXとは「デジタル力」と「人間力」の合わせ技
■■ デジタル化とDXの違い
■■ DXの実践
■■ DXはなぜ難しいのか
■■Column 自然界とビジネス界では大きく異なるエコシステム

■■■第4章 DXを支えるITインフラストラクチャー

■■ 情報システムの3層構造とインフラストラクチャー
■■ 仮想化の本当の意味
■■ 仮想化の3タイプ
■■ 「ソフトウェア化」とは何か
■■ ソフトウェア化されるインフラ
■■ ソフトウェア化とクラウド・コンピューティング
■■ サーバー・コンピューター利用の歴史的変遷
■■ サーバー仮想化
■■ 「サーバー仮想化」の3つのメリット
■■ サーバー仮想化とコンテナ
■■ コンテナ管理ソフトウェア/コンテナ・エンジン
■■ 実行場所を選ばず処理能力をかんたんに増減できるコンテナ
■■ コンテナを一元管理するコンテナ・オーケストレーション/Kubernetes
■■ 仮想化の種類

■■■第5章 コンピューターの使い方の新しい常識となったクラウド・コンピューティング

■■ 「自家発電モデル」から「発電所モデル」へ
■■ クラウドはシステム資源のECサイト
■■ クラウドならではの費用対効果の考え方
■■ クラウド登場の歴史的背景
■■Column クラウドがもたらす本質的な変化
■■ 情報システムの現状から考えるクラウドへの期待
■■ クラウドの起源と定義
■■ クラウドの定義:サービス・モデル
■■ 多様化するクラウドのサービス区分
■■ クラウドの定義:配置モデル
■■ パブリックとプライベートを組み合わせた「ハイブリッド・クラウド」
■■ パブリックを組み合わせて最適なサービスを実現するマルチ・クラウド
■■ クラウドに欠かせない5つの特徴
■■ クラウドによってもたらされる3つの価値
■■ パブリック・クラウドの不得意なところ
■■Columun クラウドが生み出すパラダイムシフト
■■ クラウド・コンピューティングのビジネス・モデル
■■ パブリック・クラウドはセキュリティ対策の外部委託
■■ 日米のビジネス文化の違いとクラウド
■■ クラウド・バイ・デフォルト原則
■■ 所有しているシステムをパブリックへ移行するための勘所
■■ クラウドに吸収されるITビジネス

■■■第6章 デジタル前提の社会に適応するためのサイバー・セキュリティ

■■ セキュリティの区分と脅威
■■ 情報セキュリティの3要素と7要素
■■Column PPAP
■■ リスク・マネージメントの考え方
■■Column マルウェア
■■ 不正アクセス対策の基本となるアクセス制御
■■ 認証方法と多要素認証
■■ パスワードレスとFIDO2
■■ 認証連携とシングル・サインオン
■■ サイバー・ハイジーン
■■ 「境界防衛」型セキュリティの破堤とゼロトラスト・ネットワーク
■■ 動的ポリシー
■■ ゼロトラスト・セキュリティ対策
■■Column ランサムウェア
■■ サイバー攻撃への対策を担う中核組織:CSIRT

■■■第7章 あらゆるものごとやできごとをデータでつなぐIoTと5G

■■ IoTについての2つの解釈
■■ IoTが価値を生み出す2つのループ
■■ IoTが社会を変える2つのパラダイムシフト
■■ デジタル・ツイン:現実世界の最適化
■■ デジタル・ツイン:サービス間連携による新たな価値の創出
■■ モノのサービス化:モノの価値をシフト
■■ モノのサービス化:メカニズム
■■ IoTの3層構造
■■ IoTプラットフォーム
■■ IoTセキュリティ
■■ IntelとArm
■■ 超分散の時代
■■Column ムーアの法則
■■ 5G(第5世代移動通信システム):3つの特徴
■■ 5G(第5世代移動通信システム):ローカル5G
■■ 5G(第5世代移動通信システム):ネットワーク・スライシング
■■ 5G(第5世代移動通信システム):NEF
■■ 自動車産業に押し寄せるCASEのインパクト
■■Columun メトカーフの法則

■■■第8章 複雑化する社会を理解し適応するためのAIとデータ・サイエンス

■■ 人工知能(AI)と汎用型人工知能(AGI)
■■ 弱いAIと強いAI
■■ 各時代のAIと呼ばれるもの
■■ ルールベース(またはエキスパートシステム)と機械学習
■■ AIにできること
■■ 機械学習とは何か
■■ 学習と推論
■■ 学習と推論の適正な配置
■■ 機械学習の学習方法
■■ ニューラル・ネットワークとディープ・ラーニング
■■ ディープ・ラーニングが注目される理由
■■ ディープ・ラーニングの2つの課題
■■ AI、機械学習、ニューラル・ネットワーク、ディープ・ラーニングの関係
■■ 「自動化」から「自律化」への発展
■■ 人工知能の適用領域
■■ ベーシック・インカム
■■ 自律走行できる自動車
■■ 対話で機械を操作するチャット・ボット
■■ スマート・スピーカー
■■ AIクラウド・サービス
■■ AI時代に求められる人間の能力
■■ AIの必要性
■■ データ・サイエンス
■■ 「情報」の3つの分類:Data、Information、Intelligence
■■ データ・サイエンティスト
■■ データ活用の実践プロセス

■■■第9章 圧倒的なスピードが求められる開発と運用

■■ できるだけ作らないでITサービスを実現する
■■ 作らない技術
■■Column 技術的負債
■■ アジャイル開発:仕様の変更を積極的に受け入れる
■■ アジャイル開発:ビジネスの成果を目的とする
■■ アジャイル開発:できるだけ作らずに変化に俊敏に対応する
■■ システムのワークロードとライフタイム
■■ 開発と運用の協調/連携を実現するDevOps
■■ 圧倒的なスピードを実現するためのDevOpsとコンテナの組み合わせ
■■ イミュータブル・インフラストラクチャとインフラストラクチャ・アズ・コード
■■ 変化への俊敏な対応を実現するマイクロサービス・アーキテクチャ
■■ サーバーレスとFaaS
■■ アプリケーション開発に集中するためのクラウド・ネイティブ
■■ システム開発をビジネスの現場に近づけるノーコード/ローコード開発
■■ RPA:PC操作の自動化ツール
■■ RPA:課題や制約とその対処法
■■ アプリケーションの付加価値を高めるAPIエコノミー
■■ エンベデッド・ファイナンスの可能性
■■ システム開発とクラウド・サービスの役割分担
■■ これからの運用技術者とSRE

■■■第10章 いま注目しておきたいテクノロジー

■■ ITと人との関わり方を大きく変えるVRとARとMR
■■ 第三者機関に頼らなくても取引の正当性を保証するブロックチェーン
■■ ブロックチェーンのしくみ
■■ ブロックチェーンとアプリケーション
■■ デジタル通貨
■■ 自律分散型インターネットを目指すWeb3
■■ Web3時代の組織形態であるDAO(自律分散型組織)
■■ デジタル・データに資産価値を与えるNFT(非代替性トークン)
■■ 現実世界と仮想世界を融合するメタバース
■■ コンピューターの新しい形であるニューロ・モーフィック・コンピューター
■■ 量子コンピューターが必要とされる理由
■■ 量子コンピューターと古典コンピューター
■■ 3種類の量子コンピューター
■■ 量子コンピューターが高速である理由

■■おわりに
■■付録ダウンロードのご案内

著者情報

斎藤 昌義
● 斎藤昌義(さいとう まさのり) 1982 年、日本IBM に入社、営業として一部上場の電気電子関連企業を担当。その後営業企画部門に在籍した後、同社を退職。 1995 年、ネットコマース株式会社を設立、代表取締役に就任。産学連携事業やベンチャー企業の立ち上げのプロデュース、大手IT ソリューションベンダーの事業戦略の策定、営業組織の改革支援、人材育成やビジネスコーチング、ユーザー企業の 情報システムの企画・戦略の策定などに従事。IT 関係者による災害ボランティア団体「一般社団法人・情報支援レスキュー隊」代表理事。 『未来を味方にする技術』『システムインテグレーション再生の戦略』『システムインテグレーション崩壊』(すべて技術評論社 刊)ほかの著書、雑誌寄稿や取材記事、講義・講演など多数。
斎藤, 昌義