AWSで実現するモダンアプリケーション入門 〜サーバーレス、コンテナ、マイクロサービスで何ができるのか

書籍情報

発売日 : 2023年01月21日

著者/編集 : 落水恭介/吉田慶章

出版社 : 技術評論社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

モニタリング、運用改善、ビルド・テスト・デプロイ自動化、アーキテクチャ最適化などで開発生産性を向上させる。開発現場のケーススタディでわかりやすい。AWSで活躍するエンジニアが丁寧に解説。

目次

第1章 モダンアプリケーションとは何か
1.1 求められるイノベーション
1.2 モダンアプリケーションのメリット
1.3 モダンアプリケーションのベストプラクティス
1.4 まとめ

第2章 サンプルアプリケーションの紹介
2.1 シナリオの検討
2.2 現在のアプリケーションの仕様
2.3 Sample Book Storeのモダンアプリケーション化
2.4 まとめ

第3章 アプリケーション開発におけるベストプラクティスを適用
3.1 The Twelve-Factor App
3.2 Beyond the Twelve-Factor App
3.3 プラクティスの紹介
3.4 まとめ

第4章 データの取得による状況の可視化
4.1 ビジネスデータ
4.2 運用データ
4.3 システムデータ
4.4 オブザーバビリティ(可観測性)
4.5 まとめ

第5章 サーバーレスやコンテナテクノロジーによる運用改善
5.1 サーバーレステクノロジーを使う価値
5.2 AWSでのサーバーレス
5.3 サーバーレスとコンテナのワークロード比較
5.4 シナリオによるサーバーレスワークロードの構成例
5.5 シナリオによるコンテナワークロードの構成例
5.6 まとめ

第6章 CI/CDパイプラインによるデリバリーの自動化
6.1 継続的インテグレーションと継続的デリバリー(CI/CD)
6.2 パイプライン・ファーストという考え方
6.3 CI/CDツールに求める機能と要件
6.4 シナリオによるCI/CDの構成例
6.5 CI/CDパイプラインのさらなる活用
6.6 まとめ

第7章 要件にあったデータベースの選択
7.1 データベースに求める機能と要件
7.2 Purpose-built database とは何か
7.3 シナリオによるデータベースの選択
7.4 まとめ

第8章 モダンアプリケーションパターンの適用によるアーキテクチャの最適化
8.1 パターンとは
8.2 シングルページアプリケーション(SPA:Single Page Application)
8.3 API Gateway:API呼び出しの複雑性を集約する
8.4 メッセージング:サービス間の非同期コラボレーションの促進
8.5 Saga:サービスにまたがったデータ整合性の維持
8.6 CQRS:データの登録と参照の分離
8.7 イベントソーシング:イベントの永続化・
8.8 サーキットブレーカー:障害発生時のサービスの安全な切り離し
8.9 サービスディスカバリ:サービスを見つける
8.10 サービスメッシュ:大規模サービス間通信の管理
8.11 フィーチャーフラグ:新機能の積極的なローンチ
8.12 分散トレーシング:サービスを横断するリクエストの追跡
8.13 まとめ

著者情報

落水 恭介
落水, 恭介
落水恭介
Web企業における開発や運用の経験を経て、2018年にAWSに入社。現在はソリューションアーキテクトとして活動中。主にAmazon ECSやAmazon EKSを中心とした、コンテナ関連の課題解決を支援している。
吉田 慶章
吉田, 慶章
吉田慶章
ウェブエンジニア/プログラミング講師などの経験からAWSテクニカルトレーナーに。教えることを本職とし、効果的な学習メソッドを考え続けている。教えることは最高の学習である。Keep on Learning.