株式会社メルカリ の技術ブログ

mercari.go #27 を開催しました #mercarigo

はじめに こんにちは、mercari.go スタッフの kobaryo と earlgray です。 9月19日にメルカリ主催の Go 勉強会 mercari.go #27 を YouTube のオンライン配信にて開催しました。この記事では、当日の各発表を簡単に紹介します。動画もアップロードされていますので、こちらもぜひご覧ください。 Writing profitable tests in Go 1つ目のセッションは @kinbiko さんによる「Writing profitable tests in Go」で

Vision-Language Modelを活用した「見た目が近い商品」レコメンド改善の取り組み

こんにちは、メルカリのAI/LLMチームで機械学習エンジニアをしている arr0w と sho です! 本テックブログでは、Vision-Language Modelの一つである SigLIP [1]を、メルカリの商品データ(Image-Text Pairs)でファインチューニングし、メルカリの商品画像Embeddingの性能を大幅に改善したプロジェクトについて紹介します。 今回作成したSigLIPの性能を評価するために、 商品詳細ページの

Elasticsearchのshard数の増加により発生するオーバーヘッドの正体

Mercari Search Infra Teamのmrkm4ntrです。 Elasticsearchは1ノードに載り切らない量のデータも複数のshardに分割し、複数のノードに載せることで検索が可能になります。shard数を増やすことで並列にスキャンするドキュメントの数が増えるためlatencyが改善します。ではshard数はいくらでも増やせるのでしょうか?もちろんそのようなことはなく、Elastic社の公式ブログ( https://www.elastic.co

YAPC::Hakodate 2024に参加してきたよ! #yapcjapan

こんにちは。メルペイ Engineering Engagement チームの mikichin です。 10月5日に開催された「 YAPC::Hakodate 2024 」にメルカリはGold Sponsorをしておりました。今回は参加レポートをお届けします! YAPC::Hakodate 2024 について YAPCはYet Another Perl Conferenceの略で、Perlを軸としたITに関わる全ての人のためのカンファレンスです。 Perlだけにとどまらない技術者たちが、好きな技術の話をし交

iOSDC Japan 2024に参加・登壇しました #iosdc #iwillblog

こんにちは。株式会社メルカリ iOSエンジニアの kntk です。 8月22日から8月24日にかけて開催された「 iOSDC Japan 2024 」にメルカリはプラチナスポンサーとして参加しました。 本記事では、その参加レポートをお届けします! 登壇 株式会社メルカリからは私を含め2名のエンジニアが登壇しました。 SwiftのSIMDとその利用方法 (レギュラートーク 20分): kntk 座談会 「Strict Concur

iOSDC Japan 2024 メルカリブース iOSクイズ解説 #iosdc #iwillblog

こんにちは。株式会社メルカリでiOSエンジニアをやっている kntk です。 8月22日から8月24日にかけて開催された「iOSDC Japan 2024」にメルカリはプラチナスポンサーとして参加し、会場ブース出展ではiOS開発に関するクイズを3日分(合計18問)出題しました! 本記事ではこのクイズの問題とその解説をお届けします! 総回答件数: 212件 作問者: kntk sae 前提 個別に記載がない限

技術者が選ぶ「テクノロジーブランディング」評価の高い企業ランキングで、メルカリが3年連続1位を受賞!

こんにちは、Engineering Officeの yasu_shiwaku です。 2024年7月16日、一般社団法人日本CTO協会様主催の「 Developer eXperience AWARD 2024 」にて、「開発者体験ブランド力」調査の中で、 メルカリが昨年に引き続き3年連続で1位に選出されました。 日本CTO協会様のプレスリリースは こちら です。 今年もオフラインの会場で授賞式がおこなわれ、当日は執行役員CTO Marketplaceの 木村俊也 が

Go Conference 2024に参加しました!#gocon

こんにちは。MercoinでBackendエンジニアをしている goro です。 先月6月8日にAbema Towerで開催された「 Go Conference 2024 」にメルカリはSilverスポンサーとして参加し、会場にはブースを出展しました。今回はそのレポートをお届けします! Go Conference 2024 について Go Conferenceは年に1回行われる、プログラミング言語Goに関するカンファレンスです。今年は数年ぶりのオフライン開催

mercari.go #26 を開催しました #mercarigo

はじめに こんにちは、mercari.go スタッフの hiroebe です。 6月18日にメルカリ主催の Go 勉強会 mercari.go #26 を YouTube でのオンライン配信にて開催しました。この記事では、当日の各発表を簡単に紹介します。動画もアップロードされていますので、こちらもぜひご覧ください。 moq – gomockを使わないMock生成 1つめのセッションは @oinume さんによる「moq – gomockを使わないM

メルカリ ハロ Webフロントエンドの開発スピードと品質両立の取り組み

こんにちは。メルカリのSoftware Engineerの @tanasho です。 連載:Mercari Hallo, world! -メルカリ ハロ 開発の裏側- の6回目を担当させていただきます。 メルカリ ハロのWebアプリケーションは複数存在し、Webフロントエンドチームが横断的に開発をしています。本記事では、その前提を踏まえ、スピードと品質をどのように両立させて開発しているかを紹介します。 プロジェクトの

メルカリ ハロ アプリの技術スタックの紹介

こんにちは。メルカリ ハロでSoftware Engineerをしている @atsumo です。連載『 Mercari Hallo, World! -メルカリ ハロ 開発の裏側- 』の第5回を担当します。 メルカリ ハロではメルカリアプリ内にある「はたらくタブ」とは別にクルー向けのアプリ(ストアで「メルカリ ハロ」と検索してみてください)を用意しています。本記事では、アプリ版のメルカリ ハロで使用している技術とそ

メルカリ ハロ リリースのQA戦略

こんにちは。メルカリのQAエンジニアリングマネージャーの @____rina____ です。今回は、連載『 Mercari Hallo, World! -メルカリ ハロ 開発の裏側- 』の第4回を担当します。 本記事では、メルカリ ハロのサービスローンチまでのQAプロセスを通じて、私たちはどのようにして安心・安全なプロダクトを迅速にリリースするための戦略を実行したか、具体的な方法とともに詳述してい

メルカリ ハロ立ち上げ時のSRE

はじめに こんにちは。メルカリ ハロでSRE TLをしている @naka です。 連載:Mercari Hallo, world! -メルカリ ハロ 開発の裏側- の3回目を担当させていただきます。 この記事では、メルカリの新規事業立ち上げにおけるSREの働きや役割に関して、紹介します。 メルカリでは、Platform Engineeringが提供するツールや仕組みを活用して、サービスを立ち上げていきます。新規事業立ち上

メルカリの2024年新卒エンジニア向け研修 “DevDojo”の資料と動画をご紹介!

こんにちは、メルカリ Engineering Office チームの@yuki.tです。 メルカリでは「誰もが高い基準を志しながらお互いに成長できる組織」を目指し、メンバーが相互に学び合う仕組みや機会を大事にしています。 その仕組みの一つとして、社内技術研修「DevDojo」があります。 DevDojoでは、社内の有志によってメルカリで使用されている技術に関する研修を新卒エンジニアの入社タ

メルカリ ハロの技術スタックとその選定理由

こんにちは。メルカリ ハロのSoftware Engineer (Engineering Head)の @napoli です。 連載:Mercari Hallo, world! -メルカリ ハロ 開発の裏側- の2回目を担当させていただきます。 2024年3月上旬にメルカリハロという新しいサービスが公開されました。メルカリ ハロは好きな時間に最短1時間から働ける「空き時間おしごとアプリ」です。 この記事ではメルカリ ハロを作るにあたり、どうい