おなかが痛くてもコーヒーは飲む、近藤恭平です。 前回は生成 AI の基礎(FM・LLM・トークン・埋め込み・推論パラメータ)を整理しました。今回は、基盤モデルを実際のアプリケーションに活用するための設計・実装・評価に関する知識を整理します。試験ガイドのドメイン3に対応した内容です。 基盤モデルを使ったアプリ設計の考慮事項 FM の特性:大規模・ブラックボックス 深層学習の過程と学習の結果得られる基盤モデル(FM)には、以下の固有の特徴があります。 特性 内容 大規模なコンピューティング要件 FM のトレー
本ブログは ONESTRUCTION 株式会社様と Amazon Web Services Japan 合同会社が共同で執筆しました。GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)第 3 期の取り組みとして、ONESTRUCTION が AWS の Generative AI Innovation Center(以下、GenAIIC)から技術アドバイスを受けながら開発した、建設・BIM 特化型基盤モデル「Ishigaki-IDS」の開発事例をご紹介します。 背景 O
G-gen の佐々木です。当記事では、Agent Development Kit(ADK)で開発した AI エージェントで Agent Runtime(旧称 : Vertex AI Agent Engine)の Memory Bank 機能を使用することで、セッション間で情報を保持できるエージェントを構築していきます。 構成 当記事で使用するもの Agent Development Kit(ADK) Agent Runtime Memory Bank Cloud Run Memory Bank を使用する
製造業のお客様を支援しているソリューションアーキテクトの澤、大前、池田です。 2026 年 3 月 31 日に AWS 大阪オフィスにて「生成 AI ラウンドテーブル in 大阪」を開催しました。本記事ではイベントの概要と当日の様子をお伝えします。 開催の背景 製造業における生成 AI の活用は、ユースケース選定のフェーズを経て、実運用を目指したプロジェクトとして推進する企業が増えています。製造現場に眠る暗黙知を生成 AI で活用できる形式知へと変える取り組みや、生成 AI を搭載した自社製品の開発など、
G-gen の佐々木です。当記事では、Google Cloud Next '26 で発表された Google Kubernetes Engine (略称 GKE)の新機能について、公式の投稿記事「What's new in GKE at Next '26」の内容をもとに紹介します。 はじめに Accelerating the agentic era GKE Agent Sandbox(GA) Redefining the scalability ceiling GKE Hypercluster(Priva
おなかが痛くてもコーヒーは飲む、近藤恭平です。 前回は機械学習の基礎(教師あり・なし・強化学習、回帰・分類)を整理しました。今回は生成 AI(Generative AI)について解説します。試験ガイドのドメイン2に対応した内容です。 生成 AI とは 予測と生成 これまでの機械学習は、データのパターンを学習し「予測・分類」を行うことが主な役割でした。生成 AI はそこから一歩進み、新しいデータ(テキスト・画像・音声など)を「作り出す」ことができます。 比較軸 予測 AI 生成 AI 例 明日の天気を予測す