株式会社カケハシ の技術ブログ

EMConf JP 2025 協賛レポート

カケハシで技術広報を担当している櫛井です。 カケハシは2025年2月27日(木)に開催されたEMConf JP 2025にて、特別協賛およびコーヒースポンサーを務めました。また、カケハシの3名が実行委員会のメンバーとして運営のサポートをいたしました。   こちらのエントリでは、当日の会場での様子をお届けします。   スポンサーブースの様子 カケハシ特別協賛してブースを出展

「日本の医療システムを僕らの技術で書き換えていく」カケハシを選んだマネジメント経験者たちの本音

カケハシのAI在庫管理チームのエンジニアリングマネージャーやテックリードは、VPoEや課長といったポジションを経て当社へ転職してきたメンバーたちです。 彼らが役職よりも大事にしていることとは何か、なぜカケハシを選んだのか、そしてカケハシで実現したい未来とは? エンジニアが気になることを深堀りして聞いてみました。 (文中に登場する西さんはリモー

DynamoDB シングルテーブル設計入門

はじめに 処方箋データ基盤チームでエンジニアをしている岩佐 (孝浩) です。 カケハシには「岩佐」さんが複数名在籍しており、社内では「わささん」と呼ばれています。 私が所属する処方箋データ基盤チームでは、DynamoDB をメインのデータベースとして利用しています。複雑なデータモデルを扱わない場合、非常に使い勝手の良い NoSQL データベースで、以下のような特

React Suspense と Zustand の createStore を使って型安全に状態管理を行う

こんにちは、カケハシのAI在庫管理チームでフロントエンドエンジニアをしている Nokogiri です。 AI在庫ではフロントエンドをReactで実装しておりますが、サーバーとの通信には GraphQL(Apollo Client) を利用し、状態管理の一部に Zustand を利用しています。 AI在庫の開発時に GraphQL と Zustand を使ったことで発生した課題とそれに対してどのように改善したか?ということにつ

「入社するなら今がベストタイミング」薬局も患者さんも喜ぶプロダクトを新たなフェーズへ導くエンジニアたち

今回ご紹介するのは、「テクノロジーを活用して医療業界の課題を解決したい」という想いで入社するメンバーが多いカケハシにおいて、BtoB / BtoC 両方の要素を兼ね備えるアプリケーション、患者さんと薬局をつなぐ『 Pocket Musubi 』の開発チームです。 エンジニアリングマネージャーの窪内、“あるプロジェクト”の開発ディレクターの松本とリードエンジニアの加藤が

AWS KMS RSA 非対称鍵を利用したハイブリッド暗号化の方法 (OpenSSL/TypeScript)

はじめに 処方箋データ基盤チームでエンジニアをしている岩佐 (孝浩) です。 カケハシには「岩佐」さんが複数名在籍しており、社内では「わささん」と呼ばれています。 私が所属する処方箋データ基盤チームは、日本全国の薬局から送信される処方箋データを S3 に保存しています。 処方箋データは TLS 暗号で送信されますが、送信中のデータに対する盗聴リスクや改ざ

2025年版 DynamoDBを本格的に使いたい開発者のためのDynamoDB利用ガイド

DynamoDBも当初はマネージドとしてシンプルでしたが要求が増えるにつえ複雑になってきました。 *ソフトウェアでは良くあることで、そして新しくシンプルなものが生まれ新しいサイクルが始まる モデリングなどはドキュメントを見ていただきつつ、この記事では間違えやすい抑えていただきたいポイントを解説します on-demandモードを使う 初期設定はprovisionedモードにな

Regional Scrum Gathering Tokyo 2025 登壇・協賛レポート

カケハシで技術広報を担当している櫛井です。 カケハシは2025年1月8日(水)〜10日(金)の期間で開催されたRegional Scrum Gathering Tokyo 2025にて、Goldスポンサーを務めました。また、カケハシのエンジニア2名が登壇いたしました。 2025.scrumgatheringtokyo.org こちらのエントリでは、当日の会場での様子やセッション資料の紹介、開催後の振り返りの様子をお伝えします。 会場の様子 ギ

CTOを引き継ぐということ

カケハシ Advent Calendar 2024 の25日目の記事になります。 こんにちは、カケハシでCTOをやっているゆのん( @yunon_@phys )です。 様々なスタートアップやベンチャーでCTOの肩書を持った方が、入れ替わっているのを観測しています。かくいう私も、創業メンバーに近かった海老原さんからCTO のポジションを今年の3月より引き継いでいます。私自身はこれまでのキャリアでCTOになっ

技術戦略策定のリアル:カケハシの開発組織が歩んだ軌跡と、戦略の策定プロセス

カケハシ Advent Calendar 2024 の24日目の記事になります。 今年は、開発組織のビジョンと技術戦略を策定しました。本記事では、カケハシの開発組織が歩んできた軌跡を振り返りながら、技術戦略を立案するに至った背景やプロセスを詳しく紹介します。 対象読者は特定の肩書に限定していません。CTOやVPoEといった役職に関わらず、開発組織の変革や成長に関心をお持ちの

LLM アプリケーション開発における心構えと実践〜カフェ運営に喩えて〜

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の 23日目の記事になります。 adventar.org はじめに こんにちは。エンジニアの kacky です。 現代社会における AI の進化は目覚ましく、特に LLM(大規模言語モデル)を活用したアプリケーション開発は、エンジニアに新たな可能性とともに多くの挑戦をもたらしています。これまでの経験や知識を基に、新しい技術領域に足を踏み入

久しぶりに転職してわかった企業文化とオンボーディングプログラムの重要さ

この記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の 22日目の記事です。 adventar.org こんにちは、カケハシで技術広報を担当している櫛井です。 2024年の6月にカケハシに入社したので半年が経過しました。20年ぶりの転職だったので、今回の記事では久しぶりに転職してわかった企業文化とオンボーディングプログラムの重要さについてご紹介したいと思います。 これは現在150名くらい

DS・機械学習エンジニアリングマネージャーとして外部登用され、最初の半年で取り組んだこと

こちらの記事はカケハシ Advent Calendar 2024の21日目の記事になります。 adventar.org こんにちは、株式会社カケハシのエンジニアリングマネージャーの鳥越です。 本日は、今年の5月にデータサイエンティスト、機械学習エンジニア、ソフトウェアエンジニアの混成チームのエンジニアリングマネージャーとして入社した私の、半年間の取り組みについてのお話しをしていこう

PDF生成をバックエンドに移行する

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の 20日目の記事になります。 adventar.org こんにちは、カケハシのAI在庫管理チームでフロントエンドエンジニアをしている Nokogiri です。 AI在庫では薬局で利用する伝票のPDFをフロントエンドで出力していたのですが、バックエンドに移行しました。今回はその背景や取り組み内容について紹介します。 はじめに:なぜフロントエン

フロントエンドリポジトリの GitHub Actions で billable time を削減してみた

カケハシの AI 在庫管理でフロントエンド開発を主にしている鳥海 ( @toripeeeeee ) です。こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の 19 日目の記事になります。 GitHub Actions では実行時間単位で課金される ため、課金対象時間を表す billable time というものがあります。 最近、私が利用しているリポジトリで billable time を削減するために動くことがあったので、そこでの削減に

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