株式会社カケハシ の技術ブログ

ご家庭で実践できる、ドリップバッグコーヒー「カケハシブレンド」の美味しい淹れ方

こちらはKAKEHASHI Tech Blogでございますが、技術イベントで配布するノベルティに関連する内容ということでご紹介をさせていただきます。カケハシは「日本の医療体験を、しなやかに。」をミッションに掲げ、患者さんのための薬局づくりのパートナーとして複合プロダクトで薬局DXをトータルサポートしているヘルステックスタートアップです。 ここ1年ほどはカンファレ

『Musubi AI 在庫管理開発チームの品質向上ハンドブック』の PDF版を公開します

はじめに こんにちは。カケハシで開発ディレクターをしている笹尾です。 こちらの記事は『Musubi AI 在庫管理開発チームの品質向上ハンドブック』の PDF 版公開の記事となります。 (ダウンロードのリンクは記事の後半にあります) 今回公開するハンドブックはMusubi AI 在庫管理開発チームが日々のプロダクト開発・保守・運用の中で実際に利用・実践している取り組みをま

最も価値のある仕事は、最も「泥臭い」。データサイエンティストが向き合うべきデータ整備のリアル

はじめに こんにちは!データサイエンティストの川邊です。普段は医療・ヘルスケア領域の案件やSaaS利用促進に関わるデータドリブンな意思決定支援を行っています。 タイトルの通り、最近はデータユーザーの視点からアプローチするデータ整備に取り組んでいるのですが、はじめて上司から「データ整備やってみない?」と言われた時は、「・・・部署異動ですか?

Findy Team Awards 受賞:プロセスを体感した感想と3年間の変遷

こんにちは。AI 在庫管理の開発チームで開発ディレクターをしている笹尾とソフトウェアエンジニアをしている鳥海です。 先日、AI 在庫管理開発チームとして、3 年連続で Findy Team+ Award を受賞するに至りました。 これにあたり、開発プロセスに関するPDFの公開も予定しています。 そこで、今回はPDFの公開に先んじて、実際にこのプロセスを実施してみてどうなったかに

Databricks サーバレスコンピュート導入時の注意点、Tipsの紹介

私たちのデータ基盤はDatabricks on AWSで構築されており、従来、Databricksのコンピュートクラスタは自社のAWSアカウント内のEC2インスタンス上で稼働していました。昨年、DatabricksのサーバレスコンピュートがGA(一般提供)となり、その迅速な起動時間やインフラ管理の簡素化という魅力から、今年の春頃から全社的な利用を開始しました。 しかし、導入を進める中で想定外

Amazon ECR Docker Credential Helperを利用したECR認証

docker loginによるコンテナレジストリログインの課題 Docker Clientから各種コンテナレジストリに認証するときは、通常docker loginコマンドを利用します。しかし、以下の課題があります。この記事ではこの課題に対応するDocker Credential Helperを紹介します。 ログインコマンドが複雑 認証トークンがローカルに保存される 一つ目はわかりやすいポイントです。例えばECRなら、以下

チームとプロジェクトの変化を受けてスクラムイベントを見直した話

はじめに こんにちは。認証・権限管理基盤チームでソフトウェアエンジニアをしている坂本です。 皆さんのチームでは、「昔はうまくいっていたはずの開発プロセスが、なぜか最近うまく回らない…」と感じることはありませんか? 私たちのチームも、プロジェクトの進展とメンバーの拡大に伴い、かつて機能していたスクラムイベントがフィットしなくなるという課

機械学習エンジニアが「機械学習を使わない」選択をした理由

はじめに こんにちは。機械学習エンジニアをしている藤本です。 「機械学習を使わないシンプルな方法に置き換えても良さそうだ」 これは、約4年間運用してきたMLモデルのパフォーマンスを初めて可視化した時の率直な感想です。この後、機械学習を使わないモデル(ナイーブモデル)への置き換えを検討することになります。 今回は、「顧客影響が出てからしか検知で

スクラムガイドを読む前に知っておきたい基本の考え方

こんにちは。処方箋データ連携チームのエンジニアリングマネージャーをしている吉田です。 普段はスクラムマスターとしてチーム開発に携わっており、スクラムを日常的に実践しています。 また、社内の「アジャイル研究会」にも参加しています。研究会では、アジャイルへの知見を深めたり、各現場のベストプラクティスを共有し合い、社内全体の開発をより良くし

エンジニアが Professional Scrum Master を受けてみた

処方箋データ連携チームでエンジニアをしている岩佐 (孝浩) です。 カケハシには「岩佐」さんが複数名在籍しており、社内では「わささん」と呼ばれています。 先日、Professional Scrum Master (PSM) I と II の認定試験を受験し、無事に合格することができました。 「エンジニアがなぜスクラムマスターの認定を?」と思われるかもしれませんが、この認定取得を通じて、日々

「大吉祥寺.pm 2025」と「フロントエンドカンファレンス北海道2025」に参加してきました!

こんにちは。椎葉です。 9月6日(土)に武蔵野公会堂で開催された「大吉祥寺.pm 2025」へ参加してきました。楽しかったー。そして同僚の竹本さんと荻野さんは、同じ日に札幌で開催された「フロントエンドカンファレンス北海道2025」に参加していました。ということで今日は、竹本さんと荻野さんと一緒にこの記事を書きます! ではまず私が参加した「大吉祥寺.pm 2025

不確実な新規事業開発に立ち向かう。生成AIによる高速プロトタイピングと「設計タイムライン」活用術

こんにちは、患者向けサービス開発チームでエンジニアをしている種岡です。 カケハシでは社内で生成AIを活用した取り組みが活発に行われています。 生成AIは、もはや単なる効率化ツールではありません。ユーザーへ最速で価値を届けるための「強力な相棒」です。 本記事では生成AIを活用し、仕様検討からプロトタイプ作成までを高速で実現した事例を、具体的な手

SQLAlchemy でスロークエリの呼び出し元を追跡する

こんにちは、AI在庫管理のバックエンドを担当している沖(@takuoki)です。 今回は、スロークエリの呼び出し元の追跡が難しいという問題について、実際に取り組んだ解決策をご紹介します。比較的シンプルなアプローチでしたが、開発体験の大幅な改善につながったので、同様の課題をお持ちの方の参考になれば嬉しいです。 課題:スロークエリの呼び出し元がわからない

障害対応での生成AIの活用事例:社内向け障害報告書作成の自動化

Pocket Musubi開発チームの開発ディレクター、松本です。 システムに障害はつきものです。カケハシでも時折障害が発生します。開発ディレクターの役割の一つとして、障害発生時の統制者(障害対応をリードする役割)を担います。 本記事では、統制者として、スピード感が求められる障害対応を少しでも効率化するために、「社内向け障害報告書の作成」を自動化した

Musubi AI在庫管理チームがFindy Team+ Award 2025にてBest Practice Awardを受賞しました

技術広報の櫛井です。 カケハシの「Musubi AI在庫管理」開発チームがFindy Team+ Award 2025に3年連続で選出され、Best Practice Awardを受賞いたしました。 prtimes.jp こちらのエントリでは、Findy Team+ Award 2025授賞式の様子と当日発表させていただいたBest Practiceについてご紹介します。 授賞式の様子 カケハシのMusibi AI在庫管理チームの開発ディレクター笹尾・ソフトウェアエンジニアの