株式会社カケハシ の技術ブログ

初のカケハシ主催技術イベント 'AI在庫管理(新規事業)の設計勘所' を開催しました!

2021-10-05(火)にカケハシ主催での初の勉強会イベント「AI在庫管理(新規事業)の設計勘所」を行いました。 本エントリーでは、当日ご参加いただいた方だけでなく、いらっしゃることのできなかった方にもご覧いただくために、各登壇者の発表資料をご紹介します。 勉強会の冒頭でCTOの海老原がカケハシの変化について話しました。 カケハシは社員数が非常に増えて

サーバレスでクライアント認証を実現する

こんにちは。 BIツール等担当のチームでエンジニアをしている小室です。 先日新規プロダクトのPoC立ち上げの為の設計を行った際、クライアント証明書の検証方法に関して検討した内容をまとめて行きたいと思います! 弊社ではセンシティブな個人情報を取り扱う為に、クライアント証明書を活用してセキュリティの強化を行っております。しかし、従来はAWSにクライア

Web NotificationとWeb Audioによる通知

こんにちは、株式会社カケハシで おくすり連絡帳 Pocket Musubi の開発を担当している渡辺です。 先日、Pocket Musubi で 処方せん送信機能をリリースいたしました 。 処方せん送信は手元の Pocket Musubi から処方せんの画像を撮影して事前にアップロードすることにより、スムーズに薬局で服薬指導を受けて薬を受け取ることができます。 この処方せん送信機能において、薬局内

カケハシのフロントエンドエンジニアとしてのスキルアップ

こんにちは、株式会社カケハシで おくすり連絡帳 Pocket Musubi の開発を担当している渡辺です。 カケハシのエンジニアはフロントエンドもバックエンドのAPIサーバーも開発を担当しています。どちらかといえばフロントエンドの方が知識・経験ともに自信があるという背景から、今回はカケハシのフロントエンドエンジニアについて書きます。 カケハシでのフロントエン

AWS CDKによるデプロイ作業を高速にするには?

1日に飲むコーヒーはカップ3杯までと決めています。 プラットフォームチームのさだです。 デプロイが遅い 私たちのチームは、弊社の各サービスから利用される共通の認証基盤を開発し、またそのアカウント管理機能をユーザー向けに提供しています。本番環境をリリースするときは次のような手順でやっています。 リリース作業開始の社内アナウンス バックエンドを
AWS

インシデントふりかえりの6つのポイントとふりかえりガイド

インシデントのふりかえりをしたくても、そもそもやり方がわからない、ネットの記事が乱立していて適切かどうかわからない方は多いでしょう。このガイドでは、効果的なインシデントふりかえりにあたり、6つのポイントを記述しています。 ふりかえり6つのポイント ふりかえり後に学びが増えている 得られた知見を共有できている ふりかえり後に仕組みが改善でき

テックブログを公開するまでにやったこと

なぜやろうと思ったのか テックブログの仕様検討 ブログの構築 テックブログコンテンツの作成 終わりに こんにちは、LINE上で動くおくすり連絡帳 Pocket Musubi というサービスを開発している南光(@stnamco)です。テックブログを公開するにあたり足回りの整備や運用も主に自分がやっています。 この記事では、テックブログを公開するまでにどういう考えで作ってきたか、ま

前例のない環境には前例のないIT開発を 業界変革に適うカケハシの技術スタックを紹介

COVID-19に対するワクチンは史上例を見ない速度で開発されましたが、同時に安全性を担保する取り組みが続けられています。カケハシのIT開発も同様にデリバリ速度と安全性を求め、最先端のITテクノロジーを利用することで薬局体験の向上を図っています。 この記事では、主にどのようなテクノロジーを利用しているかについて解説します。 前提:開発チームの原則 ど

チームで技術的負債とどう向き合って来たか

はじめに こんにちは、LINE上で動くおくすり連絡帳 Pocket Musubi というサービスを開発している種岡です。この記事では、サービスをローンチしてから現在に至るまで、エンジニアの中で技術的負債とどう向き合って来たかをご紹介します。 概要 「日本の医療体験を、しなやかに。」のミッションのもと、Pocket Musubiローンチに向けて日々開発していました。開発過渡期を迎

開発ブログ開設:カケハシの開発における6つのvalueとは

CTOの海老原です。 これまでカケハシでは、情報発信するためのメディアとして コーポレートブログ は運用していましたが、いわゆる技術ブログ・開発ブログのようなものについては創業五年経った今に至るまでやってきませんでした。それはひとえに「顧客に価値を届けることに集中したい」という取捨選択の一つではありましたが、一方でその価値の源泉であるとこ