株式会社カケハシ の技術ブログ

一体いつから――――カケハシの開発組織がフラットだと錯覚していた?

こちらの記事は、 カケハシ Advent Calendar 2022 の25日目の記事になります。 こんにちは、四番隊隊長とは声が低いこと以外何一つ共通点がないCTOの海老原です。 すみません、タイトルは釣りタイトルです。何故こんな釣りをアドベントカレンダーのラストに持ってきたかですが…しばしばスタートアップの経営陣の最大のミッション・役割の一つとして採用が挙げられます

データアナリストと協業してデータ分析基盤を構築した際に感じたDatabricksの良さ

こちらの記事は Databricks Advent Calendar 2022 の25日目の記事になります。 こんにちは、カケハシで Musubi Insight という薬局向けBIツールのバックエンドエンジニアをしている高田と申します。 BIツールを開発しているということもあり日常的にETL処理の実装を行っていますが、普段の開発では AWS Glue を採用しています。 しかし、カケハシでは 全社的なデータ活用基盤のプラッ

pandasユーザーがPandas API on Sparkでつまづいたあれこれ

こちらの記事は Databricks Advent Calendar 2022 の24日目の記事です。 はじめに 初めまして。カケハシでデータサイエンティストをしている赤池です。 弊社はフルリモートで業務できるため今年9月から地元の仙台市で業務していますが、本格的な冬の到来を前に戦々恐々しています。(寒い。雪。路面凍結。) さて、あなたは「Pandas API on Spark」を知っていますか? これは「panda

マイクロサービスを考慮した認可の設計

この記事は、カケハシ Advent Calendar 2022 の 24 日目 の記事になります。 こんにちは、木村です。( @kimutyam ) 医薬品発注管理最適化領域の新規事業のテックリード兼エリアPO、プラットフォームドメイン全体のアーキテクト、データ基盤チームのアーキテクトサポートの3つを兼務しているエンジニアです。直近はプラットフォームドメインの領域のテナント管理の立ち上げに

Databricks導入でデータ分析における苦しみや悩みが消え、夢も叶った話

こちらの記事は Databricks Advent Calendar 2022 の23日目の記事です。 はじめに 初めまして。カケハシにてデータサイエンティストをしている赤池です。 業種的に、自己紹介の際に統計学のビッグネームとの関係性を聞かれることがたまにありますが 全く関係ありません 。統計学もがんばります。 突然ですが、あなたの分析環境では「 DBから抽出したデータをPythonやRなどで利

Databricksでのデータ権限管理方針について

こちらの記事は Databricks Advent Calendar 2022 の23日目の記事です。 カケハシのデータ基盤チームの松田です。カケハシでは今年の7月からDatabricksを利用しており、そろそろ半年ぐらい経とうとしています。Databricksを採用した背景については、以下の記事に詳細をまとめていますので、まだ拝見されていない方は見ていただければ幸いです。色々な人から「とても参考になった

社内勉強会で「共有知」を作ろう!

KAKEHASHI でテックリードをしている横田です。 KAKEHASHI に入社して早 5 年が経ちまして、色々な経緯から社内勉強会の運営をしてきました。 その中で感じた社内勉強会による共有知の有用性について、紹介させていただきたいと思います KAKEHASHI の勉強会について KAKEHASHI 社内では、エンジニア・非エンジニアに限らずさまざまな勉強会が立ち上がり、チームをまたがって学

Redash から Databricks SQL へ移行すると何がどう変わる??

こちらの記事は Databricks Advent Calendar 2022 の22日目の記事になります。 こんにちは、カケハシで Musubi Insight のバックエンドエンジニアをしている末松です。 カケハシでは 全社的なデータ活用基盤のプラットフォームとしてDatabricksを採用 しておりますが、それまでは Redash を利用していました。 Redash は Databricks社にM&A された背景もあり、基本的には Redash を使っていた

長期のプロジェクトを小さく完了していく

こちらの記事は、 カケハシ Advent Calendar 2022 の22日目の記事になります。 こんにちは。KAKEHASHIでおくすり連絡帳 Pocket Musubi というサービスを開発している牧野です。 この記事では、アジャイルに開発をする中で、リリースまでに数ヶ月を要するプロジェクトを進める場合に意識していることについて書かせていただきます。 小さく完了していく アジャイル開発を経験した

カケハシデータ基盤チームの1年間の取り組みを振り返ろう

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2022 の21日目の記事になります。 はじめに こんにちは、カケハシのデータ基盤チームのデータエンジニアの大木です。今年も残すところ10日ほどになりましが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。 私はカケハシに入社したのが2022年の1月ですので、もうすぐ1年が経とうとしています。本当に月日の流れは早いものです。 個人的に入社1

MacBook Proのキーボード使いが、自作キーボードに入門してみた(自作キット編)

こちらの記事は、 カケハシ Advent Calendar 2022 の20日目の記事になります。 はじめまして! プラットフォームチームの筋肉大好き五十嵐です💪 この記事では自作キットのキーボードに入門して約4か月の私が、入門するきっかけや入門してどうだったのかお話します。 入門のきっかけ 分割型の自作キットのキーボードを導入した、と知人エンジニアが語っているのを聞いた

Lambdaを助けるのに理由がいるかい?(スロットリングの話)

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2022 の19日目の記事になります。 あっという間に2022年も終わりますね⛄️ プラットフォームチームの石黒です。 今年は遅ればせながらFF9をプレイしまして、トロフィーをゲットするためにフィールド上でモーグリのモグオをたてぶえで呼びつけ、「なんでもない」を繰り返して怒られてしまったときに、ふとLambdaのことを思い出しま

マイクロフロントエンドとResumableとqwikについて

この記事は、カケハシ Advent Calendar 2022 の 18 日目 の記事になります。 はじめまして、こんにちは。 おくすり連絡帳「Pocket Musubi」というプロダクトで、エンジニアリングマネージャーをしています @hisasann と申します。 人にフォーカスした開発組織作りに力を入れ、楽しい技術集団を作り上げることに日々奮闘しております。 ぼくは、 20 年近く Web の業界でいて、ソフト

Spark未経験のチームが2年間模索して実感した、効果的なパフォーマンス改善6選

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2022 の17日目の記事になります。 こんにちは、カケハシで Musubi Insight のバックエンドエンジニアをしている末松です。 Musubi Insight に表示するデータは夜間の日次バッチで集計しているのですが、テスト・品質担保・パフォーマンスなどなど悩みが絶えません... 以前もバッチ処理のテストに関するブログを掲載しましたが、今回はパフ

Amplify でモノレポ対応してみた

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2022 の16日目の記事になります。 はじめに こんにちは、おくすり連絡帳 Pocket Musubi というサービスを開発している宮里です。 サービスの運用をしていると、開発当初とはサービスとして重要視すべきことや技術トレンドも変化していき、より適したライブラリやフレームワークへのリプレイスを行うことがある思います。 おくすり連