株式会社カケハシ の技術ブログ

エンジニア主体で回すスクラム!

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の 9日目の記事になります。 adventar.org こんにちは、プラットフォームドメインでエンジニアをしている石黒です🎅🎁 ついこの前いつになったら夏が終わるのかと嘆いていた気がしますが、もうすぐ今年が終わりますね。 今回は、バックエンドエンジニア目線で、私達のチームの開発フローと運用上工夫していることをご紹介し

社会人歴15年を超えて、日報を書くことの重要性を再認識した件

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の8日目の記事になります。 こんにちは、株式会社カケハシのデータサイエンティストの保坂です。 最近色々なことが重なって日報を書き始めたのですが、やったことがほかの人に見える様になるだけではなく自分自身の日々の活動を振り返ることにもとても有用だと実感したので、なぜそう感じたのかを紹介させていただきたい

薬局業務向けの音声認識エンジンの評価・選定基準

こちらの記事は Advent Calendar 2024 の 7日目の記事になります。 adventar.org 生成AI研究開発チームの ainoya です。 カケハシでは生成AIを使った更なる薬局業務DXに挑戦しています カケハシでは、生成AIを活用した薬局業務効率化の機能として、薬剤師の音声メモもしくは薬剤師との患者の音声データを文字起こしし、生成AIを使用して薬歴を自動生成するソリューションを 現在開

【Node.js】S3からS3へのアップロードをnode:stream/promisesのpipelineやaws-sdk/lib-storageでやる

はじめに こちらの記事は Advent Calendar 2024 の 6日目の記事になります。 カケハシでソフトウェアエンジニアをしている加藤です。 この記事では、S3からS3へのファイルのアップロードをNode.js, TypeScript, Stream APIを利用して行う方法について説明します。 背景 S3にあるファイルを取得して後続処理で利用しやすい形にフォーマットを変換して別のS3へ保存したいということはよ

新規事業Analyticsチームにおける2024年の品質担保・業務最適化に向けた取り組み

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の5日目の記事になります。 adventar.org 1.はじめに 2.Patient Engagement事業とは 3.Analyticsチームについて 4.当時の課題 ①KPIの設定が最適化されていなかった ②様々な施策や試みの運用が属人化していることがあった 5.そこで、我々が実施したこと ①KPIの深堀・検討 ②適切なKPIをどういうロジックで算出するかを決める ③プロジェクト

「データの力で医療体験を変えていく」カケハシのデータ基盤を支えるエンジニアたちの志

カケハシには、あらゆるプロダクトのデータ活用を一手に担う、データ基盤のスペシャリストチームが存在します。今回は、チームの中核となる3人のエンジニアに、「入社の決め手」「入社後の衝撃」「今後の展望」そして「求めるエンジニア像」を語ってもらいました。 事業・領域によって、扱うことのできるデータはさまざま。特に「自分の仕事が社会の何に貢献し

S3 イベント通知とオブジェクトのストレージクラス変更で発生する CopyObject イベントについて

処方箋データ基盤チームでエンジニアをしている岩佐 (孝浩) です。 カケハシには「岩佐」さんが複数名在籍しており、社内では「わささん」と呼ばれています。 私が所属する処方箋データ基盤チームは、日本全国の薬局から送信される処方箋データを S3 に保存しています。 今後ストレージコストの増加が予測されるため、S3 ライフサイクル・ルールを利用してストレー

カケハシの生成AIプロダクトのプロダクトポリシーを公開します

こちらの記事は カケハシ Advent Calendar 2024 の 2日目の記事になります。 adventar.org こんにちは。カケハシでプロダクトマネージャーをしている高梨です。 私は今生成AIを活用した薬局向けの医療アプリケーション開発に取り組んでおり、先日横浜で開催された 第18回日本薬局学会学術総会(NPha) でもプロトタイプを初お披露目させていただきました。 カケハシで生成AIのプ

PMF後にありがちな「何のためのプロダクト?問題」を解決したのは、North Star Metric だった

こんにちは! 「Musubi AI在庫管理」(AI在庫管理)プロダクトマネージャーをしている山田です。 突然ですが、機能追加や改修が続き、そのプロダクトが「誰に、どんな価値を提供するものなのか」、曖昧になっている状況にモヤモヤを感じたことはありませんか? その課題、「North Star Metric」(NSM)という指標を定めることで解決できるかもしれません。今回は、私たち

TSKaigi Kansai 2024 登壇・協賛レポート

カケハシで技術広報を担当している櫛井です。 カケハシは2024年11月16日(土)に開催されたTSKaigi Kansai 2024にて、Goldスポンサーを務めました。また、カケハシのエンジニアがランチタイムのスポンサーLTで登壇いたしました。 kansai.tskaigi.org こちらのエントリでは、当日の会場での様子やセッション資料を基に雰囲気をお伝えします。 会場は京都市勧業館みやこめっせ。平安

AWS Client VPN で API Gateway Private REST API にアクセスする方法

処方箋データ基盤チームでエンジニアをしている岩佐 (孝浩) です。 カケハシには「岩佐」さんが複数名在籍しており、社内では「わささん」と呼ばれています。 先日、社外のオンプレミス環境から API Gateway Private REST API にアクセスしたいという要件を検証する機会がありましたので、備忘録も兼ねて紹介します。 この投稿では、どのような AWS リソースを作成している

さまざまな業界で経験を積んだエンジニアたちは、なぜカケハシを選んだのか

『 Musubi 』は薬剤師の業務効率化に加え、服薬指導のサポート、各種データの見える化、アプリによる服薬フォローや来局促進など、さまざまなアプローチで薬局のDXを推進している電子薬歴システムで、カケハシの主力サービスです。 今回はMusubi開発チームのメンバーが「なぜ医療、薬局・薬剤師という専門領域へ飛び込んだのか」「エンジニアがどのような点にやりが

zustand v5へのアップデートと reselectの導入

こんにちは、カケハシのAI在庫管理チームでフロントエンドエンジニアをしている Nokogiri です。今回は、AI在庫で利用している zustand をv4系からv5系にアップデートした際に、 reselect を導入した理由と、その経緯について説明します。 zustand導入の経緯 zustand導入の経緯や活用法に関しては以下の記事をご覧ください。 v5で何が変わったか? 変更点はいくつかあります。 デ

Google Docsでイベント配布用冊子の組版データを作成する技術

技術広報の 941 です。カケハシはPyCon JP 2024にスポンサーをし、ブースにて「カケハシ式、チャートでわかるふりかえりの技法」という冊子を作成し配布しました。普段はデータばかりを取り扱っているので、本というリアル媒体に関わることが少ないためなかなか苦労しました。 実際に配布した冊子 この記事では、イベントで配布するための冊子を印刷するためのデータ

医療における生成AIアプリケーションの精度評価

こんにちは。カケハシでプロダクトマネージャーをしている高梨です。 私は今生成AIを活用した薬局向けの医療アプリケーション開発に取り組んでおり、今回は生成AI医療アプリケーションのPRDをまとめる上でも特に特徴的だった精度要件(品質評価要件)に関して書こうと思います 。 この記事は 秋の技術特集 2024 の 18 記事目です。 この記事で何がわかるか 生成AI医療