カルマンフィルタの基礎と実装 -自動運転・移動ロボット・鉄道への実践までー[改訂版]
書籍情報
発売日 : 2023年03月07日
著者/編集 : 綱島 均/橋本 雅文/菅沼 直樹
出版社 : 科学情報出版
発行形態 : 単行本
書籍説明
内容紹介
好評につき2021年刊行書籍を早くも改訂!ページ数も16ページ増のボリュームアップ!
目次
【目次】
第Ⅰ部 カルマンフィルタの基礎
第1章 線形カルマンフィルタ
1−1 確率分布
1−2 ベイズの定理
1−3 動的システムの状態空間表現
1−4 離散時間における動的システムの表現
1−5 最小二乗推定法
1−6 重み付き最小二乗推定法
1−7 逐次最小二乗推定法
1−8 線形カルマンフィルタ(KF)
第2章 非線形カルマンフィルタ
2−1 拡張カルマンフィルタ(EKF)
2−2 アンセンティッドカルマンフィルタ(UKF)
第3章 データアソシエーション
3−1 センサ情報の外れ値の除去
3−2 ターゲット追跡問題におけるデータ対応付け
第4章 多重モデル法による状態推定
4−1 多重モデル法
4−2 Interacting Multiple Model(IMM)法
4−3 適用例
4−4 IMM法の利点と適用限界
第Ⅱ部 移動ロボット・自動車への応用
第5章 ビークルの自律的な誘導技術
5−1 はじめに
5−2 ビークルに搭載されるセンサ
5−3 ビークルの自律的な誘導に必要とされる技術
5−4 カルマンフィルタの重要性
第6章 自己位置推定
6−1 はじめに
6−2 自己位置推定の方法
6−3 デッドレコニングとRTK-GPSによる自己位置推定
6−4 デッドレコニングの状態方程式
6−5 ランドマーク観測における観測方程式
第7章 LiDARによる移動物体追跡
7−1 はじめに
7−2 LiDARによる周辺環境計測
7−3 移動物体検出
7−4 移動物体追跡
7−5 実験
第8章 デッドレコニングの故障診断
8−1 はじめに
8−2 実験システムとモデル化
8−3 故障診断
8−4 実験
第9章 LiDARによる道路白線の曲率推定
9−1 はじめに
9−2 実験システムと白線検出
9−3 白線の線形情報推定
9−4 実験
第10章 路面摩擦係数の推定
10−1 はじめに
10−2 IMM法による状態推定
10−3 推定シミュレーション
10−4 実車計測データへの適用
第Ⅲ部 鉄道の状態監視への応用
第11章 鉄道における状態監視の現状と展望
11−1 はじめに
11−2 状態監視の一般的概念と方法
11−3 車両の状態監視
11−4 軌道の状態監視
11−5 軌道状態監視システムの開発事例
11−6 今後の展望
第12章 軌道形状の推定
12−1 はじめに
12−2 車両モデル
12−3 軌道形状の推定
12−4 シミュレーションによる推定手法の評価
12−5 実車走行試験
第13章 鉄道車両サスペンションの異常検出
13−1 はじめに
13−2 鉄道車両サスペンションの故障診断
13−3 シミュレーションによる推定手法の検証
第Ⅰ部 カルマンフィルタの基礎
第1章 線形カルマンフィルタ
1−1 確率分布
1−2 ベイズの定理
1−3 動的システムの状態空間表現
1−4 離散時間における動的システムの表現
1−5 最小二乗推定法
1−6 重み付き最小二乗推定法
1−7 逐次最小二乗推定法
1−8 線形カルマンフィルタ(KF)
第2章 非線形カルマンフィルタ
2−1 拡張カルマンフィルタ(EKF)
2−2 アンセンティッドカルマンフィルタ(UKF)
第3章 データアソシエーション
3−1 センサ情報の外れ値の除去
3−2 ターゲット追跡問題におけるデータ対応付け
第4章 多重モデル法による状態推定
4−1 多重モデル法
4−2 Interacting Multiple Model(IMM)法
4−3 適用例
4−4 IMM法の利点と適用限界
第Ⅱ部 移動ロボット・自動車への応用
第5章 ビークルの自律的な誘導技術
5−1 はじめに
5−2 ビークルに搭載されるセンサ
5−3 ビークルの自律的な誘導に必要とされる技術
5−4 カルマンフィルタの重要性
第6章 自己位置推定
6−1 はじめに
6−2 自己位置推定の方法
6−3 デッドレコニングとRTK-GPSによる自己位置推定
6−4 デッドレコニングの状態方程式
6−5 ランドマーク観測における観測方程式
第7章 LiDARによる移動物体追跡
7−1 はじめに
7−2 LiDARによる周辺環境計測
7−3 移動物体検出
7−4 移動物体追跡
7−5 実験
第8章 デッドレコニングの故障診断
8−1 はじめに
8−2 実験システムとモデル化
8−3 故障診断
8−4 実験
第9章 LiDARによる道路白線の曲率推定
9−1 はじめに
9−2 実験システムと白線検出
9−3 白線の線形情報推定
9−4 実験
第10章 路面摩擦係数の推定
10−1 はじめに
10−2 IMM法による状態推定
10−3 推定シミュレーション
10−4 実車計測データへの適用
第Ⅲ部 鉄道の状態監視への応用
第11章 鉄道における状態監視の現状と展望
11−1 はじめに
11−2 状態監視の一般的概念と方法
11−3 車両の状態監視
11−4 軌道の状態監視
11−5 軌道状態監視システムの開発事例
11−6 今後の展望
第12章 軌道形状の推定
12−1 はじめに
12−2 車両モデル
12−3 軌道形状の推定
12−4 シミュレーションによる推定手法の評価
12−5 実車走行試験
第13章 鉄道車両サスペンションの異常検出
13−1 はじめに
13−2 鉄道車両サスペンションの故障診断
13−3 シミュレーションによる推定手法の検証
著者情報
綱島 均
所属:日本大学生産工学部機械工学科 教授、
鉄道工学リサーチ・センター センター長。
1981 年 大阪府立大学工学部 航空工学科卒業。
1983 年 大阪府立大学大学院 航空工学専攻 博士前期課程修了。
同年株式会社神戸製鋼所入社、新交通システムの設計・建設に従事。
1995 年 博士(工学)(東京大学)
1996 年 日本大学生産工学部専任講師、1998 年同助教授、2004 年同教授、2017 年 鉄道工学リサーチ・センター センター長となり現在に至る。
車両運動制御、信号処理、状態監視、故障検出、ヒューマンファクタ、脳機能計測、ブレイン・コンピュータ・インターフェースに関する研究に従事。
所属学会:日本機械学会( フェロー)、自動車技術会、ヒューマンインターフェース学会、人間工学会、システム制御情報学会、計測制御学会。
綱島, 均
橋本 雅文
所属:同志社大学インテリジェント情報工学科 教授。
1979 年 大阪府立大学工学部 航空工学科卒業。
1981 年 大阪府立大学大学院 航空工学専攻 修士課程修了。
1989 年 工学博士(大阪府立大学)
1981 年大阪府立大学助手、1989 年広島大学工学部助教授、2004 年同志社大学理工学部教授となり現在に至る。
センシング情報処理、センサ情報統合、センサネットワーク、LiDAR 応用計測、ビークルナビゲーションに関する研究に従事。
所属学会:IEEE、日本機械学会、日本ロボット学会、計測制御学会、システム制御
情報学会、電気学会、自動車技術会。
橋本, 雅文, 計測工学
菅沼 直樹
所属:金沢大学 高度モビリティ研究所 副所長、教授。
1998 年 金沢大学工学部 機械システム工学科卒業。
2000 年 金沢大学大学院 自然科学研究科 機械科学専攻 博士前期課程修了。
2002 年 金沢大学大学院 自然科学研究科 システム創成科学専攻 博士後期課程修了。
2002 年 博士(工学)(金沢大学)
2002 年 日本学術振興会特別研究員(PD)
2002 年 金沢大学 工学部助手、2006 年 金沢大学 自然科学研究科 講師、2015 年 金沢大学 理工研究域准教授、2019 年 金沢大学 新学術創成研究機構 教授、2021 年 金沢大学 高度モビリティ研究所 副所長となり、現在に至る。
自動運転自動車の周辺環境認識、パスプランニング等に関する研究に従事。
所属学会:自動車技術会、計測自動制御学会、日本ロボット学会、国際交通安全学会、
日本機械学会。
菅沼, 直樹