Agile Japan 2017 愛媛サテライト

2017/07/22(土)13:00 〜 18:00 開催
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イベント内容

Agile Japan 2017 459サテライト(愛媛)

テーマ「安全に失敗できる環境(安全装置)を作るには?」

今年のテーマは、「安全に失敗できる環境を作るには?」としました。

アジャイルは「早く失敗し、学びの回数(=フィードバック)を増やし、最終的に成功に近づけていく」というプロセスです。そのためには、「安全に失敗できる」ということが重要になります。

最近提唱されている モダンアジャイル では、「安全を必須条件にする」という原則があります。これは単にプロセスの失敗だけにとどまらず、チームの人間関係にも及びます。Googleのチームがパフォーマンスを高める要因として 心理的安全 の重要性を明らかにしました。( 参考 )

アジャイルを実現していく上で、プロセスとしても、チームワークにしても「安全」というキーワードが大変重要なのです。

今回のAgileJapan愛媛サテライトではこの「安全」に着目し、プロジェクトに携わる人の時間、お金、健康、情報、評価、人間関係を守る環境、心理的安全の環境を作るにはどうしたら良いかをテーマにします。

基調講演は、モダンアジャイルを提唱するJoshua Kerievsky氏の講演です(録画中継)。なぜ原則に「安全を必須条件にする」が含まれているのか?他の原則も含め、これまでのアジャイルと何が違うのか?について語って頂きます。

もう一つの目玉のワークショップとして「モブプログラミング体験会」を行います。モブプログラミングはチームが全員で、プログラマーも非プログラマーも一緒に1つのプログラミングを行います。参加者全員で「同じことを、同じ時に、同じ場所で、同じコンピュータ上」です。一体どんな体験ができるのでしょうか?

モブプログラミングを通じて、こまめで定期的なふりかえり、うまく仕事をすることへの意識、良さを高めることから、どのように良い成果が得られるか、を肌で感じてください。

考え方は、プログラミング時のみならず、色々な場面で使えます。

早い失敗、そこから学び、改善するアジャイルな安全装置を皆様の現場で作るきっかけをぜひ掴んで頂きたいと思います。

こんな方にオススメ

  • 若手エンジニアのみなさんへ
    日々頑張っているつもりだけど、なかなか思うように成果を上げられない

  • システムを導入・検討する立場のみなさんへ
    契約当初からどうしても要望が変わってしまうのですが…

  • 日々の業務で、導入したシステムを使用するみなさんへ
    この機能はよく使うけど、少し改造してもらえるとさらに楽になるような...
    それと、この機能はほとんど使わない...w

会場について

会場はサイボウズ株式会社さんにご提供いただきました。ありがとうございます。
サイボウズ 松山オフィス

タイムテーブル(調整中です)

時間 コンテンツ 発表者
13:00 - 13:05 オープニング
13:05 - 13:20 イントロダクション 『モダンアジャイルの前にアジャイル紹介』 懸田 剛 氏
13:20 - 14:30 基調講演 - モダンアジャイル Joshua Kerievsky 氏(ビデオ視聴)
14:30 - 14:40 休憩
14:40 - 16:10 モブプログラミングをやってみよう! 安藤 寿之 氏、安井 力 氏
16:10 - 16:20 休憩
16:20 - 16:40 Agileを知ってからの1年半とこれから 篠原 章人 氏
16:40 - 17:30 LT
17:30 - 17:45 クロージング(皆様の安全装置とは?)
17:45 - 18:00 後片付け、撤収

内容

イントロダクション『モダンアジャイルの前のアジャイル紹介』

講演者

ゼンソー代表 懸田 剛

Takeshi Kakeda

2010年まで、東京で永和システムマネジメント、チェンジビジョンにてソフトウェアエンジニア、プロダクトリーダー、コンサルタントとして活躍。2010年から愛媛県松山市に移住し、2011年からAgile459を立ち上げ、各種イベントを開催する。現在はゼンソーにて、組織やチームのアジャイルへの変容を手伝うコンサルティング、トレーニングを提供している。

ここ数年は走ることに熱中し、トレイル100マイラーになるべく、フルマラソン、100kmマラソン、トレイルランニング、マラニックなど日々を楽しみながら研鑽を積む。

セッション概要

2003年に「アジャイル開発」という概念が生まれ、この十年以上かかって、世界中、そして国内にも広まってきました。今回の基調講演は「モダンアジャイル」といって、その2003年に生まれたこの概念を刷新する提案です。本セッションでは、モダンアジャイルの前段に、アジャイル開発とは何なのか、について簡単な紹介をします。

基調講演 「モダンアジャイル」 (ビデオ視聴)

講演者

Joshua Kerievsky 氏

Joshua Kerievsky

Industrial Logic社 創業者兼CEO。 Joshuaは、世界各地で講演を行っており、ベストセラー作品にしてJolt Cola賞の受賞作である「パターン指向リファクタリング入門」、数々のアジャイルEラーニングコース、Anzeneeringや、Sufficient Design、Stop Using Story Pointsなどの数々の有名な記事の著者でもある。 また、TwitterやSnapchatなどのSNS上や新興コミュニティであるModernAgile.orgでも活発に活動している。

セッション概要

過去10年間、イノベーティブな会社、ソフトウェア業界の第一人者、そしてリーン・アジャイルのパイオニアたちは、アジャイルがよりシンプルで、より堅牢で、より合理的な手法であることを発見しました。 アジャイルには不変の知恵がある一方、現在のアジャイル実践者は、時代遅れとなったアジャイルのプラクティスは避け、モダンなアジャイルのアプローチをとるべきだと考えています。 モダンアジャイルは次の4つの基本理念によって定義されます。 -人々を最高に輝かせる、安全を必須条件にする、高速に実験&学習する、継続的に価値を届ける。
Google、Amazon、Airbnb、Etsyといった世界中で知られている企業は、この4つの理念が持つ力の可能性を示していますが、モダンアジャイルの知恵を活用するのに有名企業である必要はありません。 
本基調講演では、モダンアジリティの意味をご説明し、実際のモダンアジャイルの事例をご紹介します。 モダンアジャイルが慣習的な行為よりも結果に重きを置くこと、キーとなるリスクをどのように扱うのかを示し、4つの理念を踏まえて、2001年のアジャイルソフトウェア開発宣言がいかにしてアップデートし得るのかについてお話しいたします。 
(本セッションはビデオ視聴となります)

モブプログラミングをやってみよう!

講演者

NECソリューションイノベータ株式会社 安藤 寿之 氏

安藤寿之

開発者にあこがれているおじさん。 社内でアジャイル開発に取り組む方のお手伝いをしております。 Agile Japan 2017実行委員。 NECソリューションイノベータ株式会社 技術統括本部所属。

安井 力 氏

安井力

アジャイルなプロジェクトで開発者をしていたら、いつのまにかアジャイルコーチになって、他の人がうまくアジャイルになれるようお手伝いをしています。開発もやりたいです。ゲームを使った研修やワークショップも好き。フリーランスのアジャイルコーチ、コンサルタント、ファシリテータ。訳書に『アジャイルな見積りと計画づくり』、『Joy, Inc.』、『スクラム現場ガイド』、『Fearless Change』など。

内容

最近アジャイル界隈で話題にあがっているモブプログラミングを体験しましょう!

モブプログラミングは、Hunter社のWoody Zuill氏らが作り上げた、全員が同じ時に、同じ場所で、同じコンピュータ上で仕事をするソフトウェア開発手法です。

※ モブプログラミング - Woody Zuill氏とのインタビュー より。一部改変。 https://www.infoq.com/jp/news/2016/08/mob-programming-zuill

【どうやるの?】 準備するのは大きなディスプレイと、PC1台(2台あるとなお良い)。長机と、人数分の椅子。 1人がPCを操作するドライバ、残りの人はドライバのガイド役、ナビゲータを担当します。 15分くらいでドライバを交代しながら、みんなでプログラミングをします。

動画 A day of Mob Programming - YouTube をみるとその様子が良く分かると思います。 https://www.youtube.com/watch?v=p_pvslS4gEI

【やってみてどう?】

実際にやってみた人が体験談を公開してくれています。見てみてください!

Agile Japan 2017でも会場でやってみましたが、とっても盛り上がっていましたよ!

Agileと出会ってからの1年半とこれから

講演者

篠原 章人氏

うどん県出身。 約10年間、関西方面の企業で働いた後、Uターンして地元企業に転職。 地方でもできること・地方だからできることを模索中。 趣味は野営・スキーなど。

内容

Agileはおろかソフトウエア業界からも遠ざかりつつあった人間が、”Agileって何?”からの1年半で”やってみた”事例について紹介します。 “やればできる”ことを共有できれば幸いです。

懇親会

懇親会申し込みはこちら
https://agile459.connpass.com/event/58087/

参加しての感想や、色々感じたことをお酒をいれつつ、かたりあいましょう。 ぜひ、懇親会にもご参加ください。

懇親会は、別途申し込みが必要となります。よろしくお願いします。

注意事項

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