データサイエンティスト アップデートレクチャー #8 準同型暗号
参加枠 | 申込形式 | 参加費 | 参加者 |
---|---|---|---|
参加者
|
先着順 | 無料 | 41人 / 定員60人 |
イベント内容
データサイエンティストの仕事をアップデート。Data Shipが提供する2018年最後のアップデート・レクチャー。
第8弾は、情報通信研究機構(NICT)の江村 恵太さんをおまねきして、「準同型暗号」をテーマに議論。
参考:ハッチングカフェ 友部さん Mercari 12月17日(月)@南青山
いつもと比較して、応募者人数に限りがあります。お早めにお申し込みください!
パーソナルデータをあつかう企業が増える中、分析の前処理として、匿名化は必須。進んだ企業では、他社のデータと統合的にデータ分析を始めるところもチラホラ。サービスを利用するユーザーの立場でも、蓄積されたデータが他のサービスにも共有され、新しい体験ができるとうれしいですね。
それを実現しようと従来のセキュリティ技術だけに頼ると、安全性と引き換えに、サービスに有用なデータまでを閉じ込めることになるかもしれません。
「データはある」と言うだけでは価値にはなりません。活用してこその価値。
安全なデータ保護と、積極的なデータ活用を両立するために、暗号文のままのデータ分析を可能にするのが準同型暗号です。匿名化とは違い、分析者は「データそのもの」を見ることなく分析をおこなうことになります。
準同型暗号などを用いた秘密計算の技術は、すでに企業で実用すべきフェーズに入ってきています。仕組みを理解することでデータ活用の幅も広がるはず!
分析できないくらいに大きな k で k-匿名化をさせらている分析者、次のデータビジネスを考える事業開発者、新しいものを試してみたいエンジニアの方をお待ちしています。計算機科学、情報科学で研究をする大学院生もぜひ!
参考情報:
1. 複数組織データ利活用を促進するプライバシー保護データマイニング|プロジェクトHP
2. プレスリリース・簡単な解説
3. Chosen ciphertext secure keyed-homomorphic public-key cryptosystems
4. Mis-operation Resistant Searchable Homomorphic Encryption
日時・場所・内容
開催日時:2018年12月20日(木)開場18:30, 開講19:00~21:00
会場提供:大手町ビルヂング 1F SPACES
※ 外の道路に面した入り口からお入りください。
受付にて、お名刺をいただきます。
19:00~19:05 オープニングリマーク
19:05~20:05 準同型暗号
江村さんによる紹介・解説、Q&A
20:10~20:50 交流会
20:50~21:00 クロージングリマーク
Data Shipは、こんな方にオススメ
- データにかかわる仕事に就きたい方
- データに関わる仕事のスキルアップをしたい方
- 現職にかかわらず、データサイエンスへのキャリアチェンジを考えている方
- データにもとづく研究をしている大学生・大学院生
- 企業でのデータサイエンスに興味がある院生・研究者の方
- 先端的な企業事例からビジネスのヒントを得たい方
多くの方のご参加をお待ちしています!
参加者の皆さんがいて成立する情報交換のイベントです。遅刻や当日キャンセルのないよう皆さんのご協力をよろしくおねがいします。
講師紹介
江村 恵太|EMURA, Keita. Ph.D.
情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所
セキュリティ基盤研究室 主任研究員
2004年3月金沢大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了.同年より(株)富士通北陸システムズ勤務.2010年4月北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)情報科学研究科博士後期課程修了.博士(情報科学).2010年4月から2011年3月までJAIST研究員.2012年4月情報通信研究機構(NICT)研究員.14年10月より同主任研究員,現在に至る.暗号理論とその応用研究に従事.暗号と情報セキュリティシンポジウム2012イノベーション論文賞,コンピュータセキュリティシンポジウム2016最優秀論文賞,2017年度山下記念研究賞等受賞.
ハッシュタグ
#dataship
新規会員登録
このイベントに申し込むには会員登録が必要です。
アカウント登録済みの方はログインしてください。
※ ソーシャルアカウントで登録するとログインが簡単に行えます。
※ 連携したソーシャルアカウントは、会員登録完了後にいつでも変更できます。