エンプラ企業DXの成功事例（もっと良くなる日本のIT vol.1）

2024/09/04(水)19:30 〜 20:50 開催

ブックマーク

#DevOps, #CI/CD, #アジャイル, #チームビルディング, #Fintech, #プロジェクトマネジメント, #キャリア

#SHIFT_EVOLVE

参加枠	申込形式	参加費	参加者
現地参加枠	先着順	無料	49人／定員50人
オンライン参加枠	先着順	無料	119人／定員120人

イベント内容

エンプラ企業DXの成功事例（もっと良くなる日本のIT vol.1 ）

SHIFTの技術顧問川口耕介氏を迎えての対談企画。お相手は川口氏に選出していただきました。

アメリカで最先端の技術を開発し活躍する彼が思う、日本のITの未来とは。

日本のエンタープライズ企業でDXの導入に成功した小野和俊氏を迎え、どうすれば日本のITがより良くなっていくのか、ディスカッションしていただきます。

※視聴用URLは、申込者に対し本ページ上にて当日までに表示されます。
※当日参加できなかった申込者は、開催後1週間限定で、当日と同じ視聴用URLからアーカイブ動画の視聴が可能です。

SHIFT技術顧問川口耕介氏よりメッセージ

飛行機に乗ったら、出来るだけ隣の人に話しかけるようにして何年か経った。知らない人と話すのがとても楽しいのである。自分の知らない世界の扉を開き、覗き見る喜び。若い頃は、見知らぬ人に話しかけるなんぞ、苦痛以外の何物でもなかった。歳をとって、ちょっと謙虚になったのかもしれない。あるいは、アメリカ暮らしで知らない人と会話するのに慣れたのかもしれない。

知らない世界の事を、自分の基準で測って馬鹿にするのは簡単だ。アメリカ暮らしの僕が、「欧米では〜」とやって日本のことをくさすのは簡単だ。でも、理解しようという気持ちさえあれば、どの世界にも、自分の知らない前提や現実があり、それに立脚した合理性がある事に気づく。何のことはない、どの世界でも、優秀な人たちが、自分の範囲で出来ることを頑張っているのである。そういう、日本中の一生懸命を僕は知りたいと思っている。

日本のテクノロジー企業が、国内向けの市場だけを相手にしていればいい時代はどんどん過去のものになりつつある。「Japan as No.1」などという本が売れていた時代は、遠くバックミラーに過ぎ去った。これからは、僕らが、技術の世界で、世界と繋がりたい。日本の技術者が、世界で活躍する機会をもっと開きたい。そのためにも、日本のテクノロジー産業の事をもっとよく知りたい。そこにチャンスがあるはずだから。

今回、第一号として小野さんを、と思った。小野さんと僕が知り合ったのは、小野さんがスタートアップを経営している時だった。その後、小野さんは、いわゆる日本の伝統企業に移籍されて、そこでの活躍は改めて僕から言うまでもない。Webスタートアップと、エンタープライズ企業というのは、日本のITでは一番大きな対立軸、文化断絶だ。その旧世界と新世界を乗り越えた小野さんは、日本のコロンブスだと思っている。知らない世界に対する謙虚さがないと出来ないことだ。僕自身の問題意識と美意識に連なるものを感じた。

小野さんとお話するのが楽しみだ。

登壇者

小野和俊

株式会社クレディセゾン
取締役兼専務執行役員 CTO 兼 CDO

1999年サン・マイクロシステムズ株式会社に入社。米国 Sun Microsystems, Incでの開発などを経て2000年に株式会社アプレッソを起業、データ連携ミドルウェアDataSpiderを開発し、SOFTICより年間最優秀ソフトウェア賞を受賞。 2013年にセゾンテクノロジー HULFT事業CTO、2014年他事業部も含めたCTO、2015年取締役 CTO、2016年常務取締役 CTOを務め、2019年に株式会社クレディセゾンへ入社。取締役 CTOなどを経て、2023年3月より現職。