<仙台X-TECHレクチャーシリーズ2024 Vol.1>より良い社会・地域実現のためのDXとAI・ビッグデータ活用 〜デジタル・マーケティング最前線より〜

2024/11/25(月)18:30 〜 20:00 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
一般枠
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イベント内容

概要

一口に「DX(Digital Transformation)」と言っても、古くは2004年のErik Stolterman先生による「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という定義から、近年の経済産業省による「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」(「DX推進ガイドライン」より)という定義まで、表現は様々です。そんな中、一橋ビジネススクールでは、その「DX」を、『デジタルを前提とする、「顧客体験」、「企業改革」、「社会変革」』と定義し、それを分解して

DX = CX(顧客体験)x EX(企業改革)x SX(社会変革)

という方程式で示しています。ここで明らかなのは、顧客視点の重要性であり、また社会や企業を改革・変革するための「DX」であるという視点です。

そんな、より良い社会・地域実現のためのDXには、何が必要で、何を考えて、どんなアクションをしていくべきなのか、今年度最初の「仙台X-TECHレクチャーシリーズ」では、顧客視点のDXについて、その視点が最も求められるデジタル・マーケティングの最前線で活躍されているゲストと共に、深掘りしてまいります。

はじめに、一橋ビジネススクール教授で、デジタル・マーケティング分野で多くの企業の顧問やアドバイザーを務められている藤川佳則先生をお招きして、前述の一橋ビジネススクールが考えるDXの定義について、事例も含めてご紹介いただきつつ、そこで活躍できる人材像や実際の教育プログラムについて、ご紹介をいただきます。

その後、ビッグデータを収集し、統合・管理・分析と施策への連携までをワンストップで実行できるCDP(カスタマーデータプラットフォーム)最大手のトレジャーデータにて、マーケティング担当ディレクター、さらには社長として大企業のビッグデータを活用したデジタル・マーケティングを推進されてきた堀内健后様にご登壇いただき、AI・ビッグデータがどのようにマーケティングを変えてきたのか、その変遷から実例まで、ご紹介いただきます。

最後に、藤川先生、堀内様のお二方を交えて、「より良い社会・地域実現のためのDXとAI・ビッグデータ活用」について、皆さんと議論を深めていきたいと思っています。

デジタル・マーケティング、AI・ビッグデータ活用の最先端に触れたい方はもちろん、DXについての新たな視点を得たい方々など、ご関心がある方はどなたでも是非ご参加ください!

その他、今年度のプログラムについては、以下URLよりご確認ください。
https://lifeisyourtime-sendai.com/

<本イベントの開催概要>
主催:仙台市
企画・運営:仙台X-TECH推進事務局

タイムスケジュール

時間 内容
18:30-18:35 はじめに
18:35-19:05

基調講演① 一橋ビジネススクールが考えるDX推進成功の鍵

一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授 藤川 佳則
19:05-19:30

基調講演② デジタル・マーケティング最前線から見たDXの今

Carbide Ventures Management株式会社 代表取締役/トレジャーデータ株式会社 代表取締役 堀内 健后
19:30-20:00

トークセッション

一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授 藤川 佳則
Carbide Ventures Management株式会社 代表取締役/トレジャーデータ株式会社 代表取締役 堀内 健后
(モデレーター)株式会社zero to one 竹川 隆司
20:00-20:00 おわりに

※ 当日予告なく時間配分、内容が変更になる可能性がございます。

参加対象

  • 仙台・東北のAIや半導体に関心がある企業・団体経営者、ビジネス人材
    *初学者の方々含めて、全国どなたでも参加可能です。

登壇者

藤川 佳則
一橋大学大学院国際企業戦略研究科 教授
一橋大学経済学部卒業。同大学院商学研究科修士。ハーバード・ビジネススクールMBA(経営学修士)、ペンシルバニア州立大学Ph.D.(経営学博士)。現在、一橋ICSのMBA Program, Executive MBA Program, Executive Education Programsにおいて教鞭をとるほか、米国・イェール大学経営大学院客員准教授、トルコ・コチ大学経営大学院客員教授、スイス・EHL客員教授、韓国・ソウル国立大学ビジネススクール客員教員を務める。専門はサービス・マネジメント、マーケティング、消費者行動論。 内閣総理大臣表彰「日本サービス大賞」委員、日米教育委員会「フルブライト・ジャパン」委員なども務める。
堀内 健后
Carbide Ventures Management株式会社 代表取締役
トレジャーデータ株式会社 代表取締役
コンサルティング会社、証券会社を経て、2013年にトレジャーデータの日本事業立ち上げに参画。マーケティング・ディレクターとして、トレジャーデータの主力サービスであるデジタルマーケティング分野におけるカスタマーデータプラットフォームのPRから案件開拓までを担当。2021年8月にトレジャーデータの創業メンバー等と、シリコンバレーと東京に拠点を持つベンチャーキャピタル、Carbide Venturesを設立。日米を中心に、エンタープライズSaasなどのスタートアップに投資し、スタートアップの企業価値向上に務める。 株式会社Skillnote 社外取締役、北陸銀行 DXアドバイザー。

モデレーター

竹川 隆司
株式会社zero to one 代表取締役CEO
東北大学共創戦略センター 特任教授(客員)
野村證券にて国内、海外(ロンドン)勤務等を経て、2011年より米国ニューヨークにてAsahi Net International, Inc.を設立。同社代表取締役として、高等教育機関向け教育支援システム事業のグローバル化を推進。2014年よりインパクトジャパンにて、東北での起業家育成・支援プロジェクトを主導、仙台市にイノベーションセンターを設立。2016年、同センターにzero to oneを設立し、AIなど高度IT人材の育成を、主にオンライン教材とシステム提供を通して推進中。東北大学共創戦略センター特任教授(客員)、一般社団法人日本ディープラーニング協会理事など兼務。2006年ハーバード大経営学修士(MBA)。

主催

仙台市「SENDAI X-TECH INNOVATION PROJECT」とは

仙台市をフィールドに、AIをはじめとする先端IT技術とさまざまな産業との掛け合わせ(X-TECH)による新事業の創出や、それをリードするAI人材の育成・交流により、テクノロジーの力でイノベーションを生み出し、次々とAIビジネスが生まれる「AI-Ready都市・仙台」の実現を目指すプロジェクトです。

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