「社会を支えるデータサイエンス-医療・ヘルスケアの最前線から学ぶ実践と可能性-」webセミナー

2025/09/04(木)18:00 〜 19:30 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
オンライン
先着順 無料 274人 / 定員500人

イベント内容

社会を支えるデータサイエンス-医療・ヘルスケアの最前線から学ぶ実践と可能性-

概要

なぜ今、ヘルスケアデータサイエンスなのか?
医療・ヘルスケア分野では、データサイエンスの活用が教育・研究・ビジネスの現場で広がりを見せています。本セミナーでは、医療データサイエンス分野を牽引する、CT・MRI研究の第一人者である順天堂大学の青木茂樹教授をお迎えし、研究・教育の最前線からヘルスケアデータ活用のリアルと未来を語っていただきます。
さらに、塩野義製薬および中外製薬、両社のデータサイエンス部門を牽引するリーダーをお迎えし、業界最前線での取り組みや課題に迫ります。
研究・教育・実務の多面的な視点から学べる貴重な機会です。データサイエンティストを志す方はもちろん、健康やヘルスケア、社会課題解決に関心を持つ幅広い方々にとって、新たな気づきと学びにつながる内容です。ぜひご参加ください。

タイムスケジュール

時間 内容
18:00~18:05 オープニング
18:05~18:30 『社会を変えるデータサイエンス~医療・ヘルスケアの立場から』
順天堂大学 青木 茂樹氏
18:30〜18:50 『塩野義製薬のデータサイエンス戦略と実践事例』
塩野義製薬 北西 由武氏
18:50〜19:10 『データサイエンスと企業の共進 〜中外製薬DX推進の現実〜』
中外製薬 中臣 政司氏
19:10〜19:30 質疑応答

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

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青木 茂樹 氏

順天堂大学
健康データサイエンス学部・研究科 学部長・研究科長・教授

[プロフィール]
1984 東京大学医学部医学科卒、'95 山梨医大放射線部助教授、
2000 東大放射線科准教授、'08 順天堂大学医学部放射線科主任教授、'12 医師国家試験委員長、'18-20 日本磁気共鳴医学会理事長、'20-24日本医学放射線学会理事長、'23 順天堂大学健康データサイエンス学部長、第31回医学会総会展示委員長、日本医学会理事、厚生労働省中医協技術審査・薬価算定委員、SaMD委員会委員長, 英文原著 584編

[セッション概要]
医療・ヘルスケア領域におけるデータサイエンスおよびAIの現状と将来展望について、医療画像AIを主体に例を挙げて概説する。最近のAIの技術の進歩は、深層学習による画像認識、Transformerによる生成AI、それに続くVision Transformerで著しく、それらは医療画像に直結する。
医療画像でのAIは、専門家と比較した診断能(分類 classificationや検出 detection)が注目されていたが、実は区分け segmentation、値の推定、画像生成・ノイズ除去、時系列解析(予後予想)、報告書作成など広範囲での応用が始まっている。特に放射線領域では、デジタル化・標準化・社会実装など日本の医療DXで求められている部分はすでに完了しており、ビッグデータを比較的容易に収集できる。放射線学会で6億枚を収集しているJ-MID(Japan Medical Database)や、現在この領域で市販のAIや新規プロジェクトなどの現状を紹介し、更なる発展への展望を次世代医療基盤法などの問題点を含め、概説する。


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北西 由武 氏

塩野義製薬株式会社
DX推進本部
理事 データサイエンス部長

[プロフィール]
2003年4月 塩野義製薬株式会社 解析センター
2020年4月 塩野義製薬株式会社 データサイエンス室長
2021年7月 塩野義製薬株式会社 データサイエンス部長

これまでの主な担当業務:
臨床統計、統計解析プログラミング、統計解析システム構築、機械学習、データベース構築、RWD解析、ビッグデータ解析、人工知能技術開発、ビジネスデータサイエンス、社内外DX推進

博士(理学)

[セッション概要]
サイエンスの基本は、観察し、仮説を立て、実験、検証し、意思決定をするサイクルであり、これらをどれだけ忠実にできるかにある。データサイエンス部では、これらのサイクルをデータに基づいて実践し、日々の業務に活かしている。また最近のトレンドである生成AIを業務にどのように利活用するか、の話題も含め、これらの組織コンセプトを事例と共に紹介する。


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中臣 政司 氏

中外製薬株式会社
デジタルトランスフォーメーションユニット デジタルソリューション部 データサイエンスグループ
グループマネジャー

[プロフィール]
リコー、NECでの研究開発・事業開発やデータサイエンティストを経て2018年中外製薬入社。創薬研究からマーケティングに至るまで全社横断でのデータサイエンス支援を行い、中外製薬全体のデータ利活用を推進している。

[セッション概要]
本講演では、中外製薬におけるデータサイエンス推進の「リアルな道のり」をお話しします。製薬業界の文化とデータドリブンな意思決定文化の融合における葛藤、専門分野の異なるチーム間のコミュニケーション構築、データリテラシーの全社的向上への取り組みなど、データサイエンス推進における「見えない壁」をどう乗り越えてきたかを共有します。データサイエンティストと事業部門の協働モデル構築や、いかにアジャイルなデータ活用を実現してきたかについて、具体的な取り組みを交えつつお伝えします。

参加対象

本セミナーに興味をお持ちの方、どなたでも参加いただけます
学生の方の参加も大歓迎です

参加費

無料

注意事項

  • キャンセル待ちの方はご参加いただくことが出来ませんのでご了承ください。
  • 欠席される場合は、お手数ですが速やかにキャンセル処理をお願い致します。
  • 無断キャンセルや欠席が続く場合、次回以降の参加をお断りさせていただく場合がございます。
  • 通信等の不具合により、やむを得ず配信方法の変更や配信を中止する場合があります。
  • 配信途中で接続が切れた際は、techplayよりメールにてお知らせいたしますのでご確認ください。
  • アーカイブ・講演資料の公開予定はありません。

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