技術的負債のないソフトウェアは、設計・意思決定のプロセスが記録されている -アーキテクチャディシジョンレコードの導入に挑戦した製品開発チームの歩み

イベント
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2024年1月17日に開催されたオンラインイベントのアーカイブ動画となります。

イベントページ:https://techplay.jp/event/926984


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▼イベント概要

「バグの修正を頼まれたけど、これって何でこんなコードになってるんだっけ?こう書けばバグは発生しなかったのに、何か理由があるのかな?」


「このツールを導入することになったと聞いたけど、このツールを採用するって誰が決めたの?そもそもなんでこのツールが選ばれたんだっけ。」


「明日までに改修方針を決めて報告をしないと・・・!でも、このアーキテクチャって誰がどんな思想で考えていたのかわからない。。」



日々のソフトウェア開発において、このような疑問が生まれるたび、そのためのコミュニケーションに多くの工数を割いているという現場は少なくないと思います。


本イベントでは、NECソリューションイノベータ シニアプロフェッショナル 中島氏が登壇し、

アーキテクチャの重要性と、アーキテクチャを設計する上で重要な概念・手法となる「アーキテクチャディシジョンレコード(ADR)」についてお話します。


製品の品質はアーキテクチャが握っていると言える、と中島氏は考えています。


中島氏の率いるチームは、製品開発プロジェクトにおいて、海外チームでの設計方針や判断の経緯に不明瞭な部分が多く、

製品化に必要以上の工数を要したり、品質の低下が危ぶまれる状況になったり、といった課題を抱えていました。

その課題解決にアプローチすべく、開発体制の刷新に加え、「アーキテクチャディシジョンレコード(ADR)」の導入に挑戦。


「アーキテクチャディシジョンレコード(ADR)」とは、ソフトウェア開発プロジェクトにおいて意思決定や設計上の判断を文書化し、未来の参照や説明に役立てるための軽量ドキュメントのことです。

過去の判断や設計理由を理解しやすくすることで、プロジェクトの透明性やコミュニケーションを向上し、品質向上にも寄与するという概念です。


**ADRで得られる効果


・開発チームの意思決定プロセスを効率化し、作業スピードを向上させる

・エンジニア間のコミュニケーションが円滑になり、認識齟齬からなるミスや事故が発生しない

・アーキテクチャ変更やアップデートに対して迅速且つ正確な判断

・開発プロジェクトにおける説明負担の軽減 等

当日は、デモまたはスナップショットもお見せする予定です。


「アーキテクチャディシジョンレコード(ADR)」を導入し、開発/保守において負債を蓄積させず品質の高いシステムを実現するという目標を立てて歩み出したチームの

実際の取り組み事例や試行錯誤から得られるエッセンスは、プロジェクト推進やソフトウェア開発に役立つこと間違いなしです!


<Chapter>

00:00:00 オープニング

00:19:03 技術的負債のないソフトウェアは、設計・意思決定のプロセスが記録されている-アーキテクチャディシジョンレコードの導入に挑戦した製品開発チームの歩み

00:52:13 Q&A

01:06:37 クロージング


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