IoT

書籍情報

発売日 : 2021年10月21日

著者/編集 : 高安 篤史

出版社 : 創元社

発行形態 : 全集・双書

書籍説明

内容紹介

モノ・コト・ヒトがつながる社会。スマートライフ、DX推進に活用中。IoT本来の目的と現状課題を手はじめに、センサーやAI技術、多業種の事例、目指すべき将来像まで、本質理解のための必須知識を網羅。

目次

はじめに
◇Chapter1  IoTの目的と現状
IoTとは何か
IoTシステムの目的と現状
IoTに至る変遷と時代背景
つながる社会における変革
「見える化」からはじまるIoT
データ活用の広がりで変わるビジネス
CPSとデジタルツインの関係
自律化による第4次産業革命の実現
IoTによるDXの推進
デジタルビジネスの出現と産業構造の変化
各国におけるIoTやAIの利活用状況と特徴
IoTに関連するデジタル技術の俯瞰
IoTとAIにより変わった社会のしくみ
◇Chapter2  IoTを構成する基本技術
IoTシステムの全体像と構成要素
IoTに欠かせないセンサーの種類と役割
カメラの役割と活用事例
IoTを支える通信技術の進化
未来の社会を実現する5G
「見える化」する技術
データベース技術の変化
クラウド技術によるIoTの実現
IoTの基盤となるIoTプラットフォーム
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)
ドローン技術の活用
RPAによる自動化とシステムの連携
IoTにおけるセキュリティ技術の基本
その他のIoT関連技術
◇Chapter3  IoTとAIとの関わり
IoTとAIの関係と役割
ビッグデータ分析とAI活用の手順
データ分析の前処理の重要性
AIの学習データとテストデータ
さまざまなAIの手法
チューニングが必要なハイパーパラメータ
AI学習結果の評価方法
非構造化データ分析のポイント
時系列データ分析と応用分野
AIによる画像処理技術の進展
AIによる自然言語処理の実態
AIによる音声処理の応用
AIの開発環境の実態
AI利用の注意事項
◇Chapter4 広がるIoTの利用シーン
生活を便利にする家庭内のIoT利用
IoTによる働き方改革
小売業や飲食・サービス業におけるIoT活用事例
IoTによる新しいビジネスとキャッシュレス決済
マーケティングにも活かせるIoT
IoTで変わる金融業界
IoTの活用で劇的に変化する医療・介護の現場
MaaSや自動運転に活かされるIoT
物流や倉庫でも活用されるIoT
スマートシティで実現される未来の街
ICTに無縁だった農業のIoT化
建設・土木業界に広がるIoTの活用
IoTの得意分野「異常検知」
製造業の生産現場でのIoT活用事例
IoTで実現するスマート工場
プラントの将来像と保安技術の革新
未来の工場はどうなる
◇Chapter5  IoTが目指すべき将来像と課題
IoT関連技術の将来像
IoT進展の重要項目「標準化」
IoTとAIを支えるハードウェア技術の展望
IoTによる産業構造の想像を超える変化
IoTシステムの開発方法の変化と課題
オープンイノベーション推進のしくみの変化
データ活用のためのデジタル人材の将来像
IoTで実現するDXの将来像
さくいん
参考文献

著者情報

高安 篤史
【著者略歴】 高安篤史(たかやす・あつし) 合同会社コンサランス代表、中小企業診断士。早稲田大学理工学部工業経営学科(現・経営システム工学科)卒業後、大手電機メーカーで20年以上にわたり組み込みソフトウェア開発に携わり、プロジェクトマネジャー、開発部長を歴任する。現在は、IoTに関連するコンサルタント、研修講師として活動中。情報処理技術者(プロジェクトマネジャー、応用情報技術者、セキュリティマネジメント)、IoT検定制度委員会メンバー(委員会主査)。著書に『知識ゼロからのIoT入門』(幻冬舎)など。
高安, 篤史