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今すぐ使える! Google Workspace & Chromebook 情報セキュリティ管理術〜学校・オフィスを守るクラウド時代の新常識

2,860円 (税込)

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今すぐ使える! Google Workspace & Chromebook 情報セキュリティ管理術〜学校・オフィスを守るクラウド時代の新常識

書籍情報

発売日:

著者/編集:平塚 知真子/井上 勝/イーディーエル株式会社

出版社:技術評論社

発行形態:単行本

書籍説明

内容紹介

安全と効率は両立できる!そのカギは管理術にある!情報セキュリティをはじめて学ぶ人でも安心のやさしい説明!教育現場はもちろん、一般企業でも役立つ情報が満載!具体例と丁寧な操作解説で、情報セキュリティの確保はバッチリ!

目次

■■■序章 知っておきたい情報セキュリティの基本 ■そもそも「セキュリティ」とは? ■情報セキュリティは「資産」・「脅威」・「脆弱性」の視点で対策する ■あなたが守るべきもの=「資産」 ■「脅威」からあなたの「情報資産」を守り、利活用する 物理的脅威 技術的脅威 人為的脅威 ■「脆弱性」をなくして「資産」を守る ■情報セキュリティのCIAとは? 機密性 ~許可された人だけが情報にアクセスできるようにする~ 完全性 ~利用される情報が正確であり、完全である状態を保持する~ 可用性 ~保管されている情報が必要なときにいつでも使える~ ■ニューノーマル時代の情報セキュリティ対策「ゼロトラスト」とは? ■状況に応じた見直しと、安全性と利便性のバランスが重要 ■■■第1章 Google が実施する情報セキュリティとは ■■1 Google のサービスは100%クラウドベース ■クラウドベースでデータを保護し、情報管理をシンプルにする 端末(エンドポイント)で実施する情報セキュリティ対策の限界 情報をクラウドに保存することで脆弱性を減らす ■Google のクラウド ネイティブな技術 すべての情報の保管場所となるデータセンターのセキュリティ すべてのアプリの土俵となる Chrome ブラウザの情報セキュリティ ■■2 Google Workspace とは ■Google の提供する企業目的別オフィスツール ビジネス目的のGoogle Workspace 教育目的のGoogle Workspace for Education ■無料で使えるのに、有料ライセンスにする必要はある? ■■3 Chromebook の情報セキュリティ ■ChromeOS と Chrome ブラウザ ■Chromebook の強固な情報セキュリティ 自動アップデート サンドボックス化 確認付きブート データの暗号化 ■■■第2章 Google Workspaceの管理コンソールの初期設定 ■■1 Google 管理コンソールとは ■ツールだけでなく、デバイスも制御可能 ■Google 管理コンソールへのアクセス ■■2 Google 管理コンソールではじめに設定すべきこと ■組織部門(Organizational Unit)の作成 組織部門作成のポイント ■ユーザーアカウントの作成(ユーザーの追加) ユーザーを1人ずつ追加する ユーザーを一括追加する ユーザー1名につき1アカウントが推奨 ■管理者ロールの割り当て(管理権限の委任) 既定の管理者ロールの割り当て カスタムロールを作成する ■Google グループの作成 グループを作成する グループへのメンバーの追加 ■Wi-Fi ネットワークの設定 ■Chromebook の登録 手動での登録 ゼロタッチ登録 ■サービスの設定 サービスを有効または無効にする サービスの詳細設定 ■■3 ユーザーとブラウザの設定 ■基本設定 カテゴリ[ログイン設定]に関連する設定 カテゴリ[セキュリティ]に関連する設定 カテゴリ[コンテンツ]に関連する設定 カテゴリ[ハードウェア]に関連する設定 カテゴリ[Chrome のセーフ ブラウジング]関連する設定 ■利便性を高める設定 カテゴリ[起動]に関連する設定 カテゴリ[ユーザー エクスペリエンス]に関連する設定 ■■4 デバイスの設定 ■基本設定 カテゴリ[登録とアクセス]に関連する設定 カテゴリ[ログイン設定]に関連する設定 カテゴリ[デバイスの更新設定]に関連する設定 カテゴリ[ユーザーとデバイスをレポート]に関連する設定 ■■■第3章 企業などの組織で実施する情報セキュリティ ■■1 Google アカウントの無料版と有料版 ■無料の個人アカウントと Google Workspace Business Starterの違い 稼働保証(SLA) Google 管理コンソール ヘルプとサポート 独自ドメイン を使用して Gmail を使う Google カレンダー ■会社のメールはそのまま、無料で Google Workspace を使う ■■2 3つのBusinessエディションの違い 共有ドライブ Google Cloud Search(クラウド サーチ) Google Meet の高度なビデオ会議機能 承認機能の管理 ストレージ容量 ■■3 Google Workspace 管理者が実施すべきセキュリティ設定 ■拡張機能の追加・アプリのインストールを制限する ■ファイルサーバー代わりにより安全性と利便性の高い「共有ドライブ」を活用する 共有ドライブの作成 Google Workspace の管理者が共有ドライブの利用設定を制御するには ■「2 段階認証プロセス」を導入してセキュリティを確実に強化する 2段階認証プロセスの概要 2段階認証プロセスを導入する手順 ■Gmail のセキュリティをさらに強化する 高度なセキュリティ設定を適用する コンテンツに関するコンプライアンスルールを作成する エンドユーザーのアクセスを制御する ■Google Workspace for Business 各エディション比較表 ■■■第4章 教育機関で実施する情報セキュリティ ■■1 教育情報セキュリティポリシーとGoogle for Education ハンドブックの第3章のポイント ハンドブックの第4章のポイント ハンドブックの第5章のポイント ■■2 すべてのエディション共通の基本セキュリティ設定 ■年齢に基づくアクセス設定 18歳未満のユーザーの利用が制限されるサービス ■サービスごとでできる詳細設定 Google Meet で特定の組織部門に[ビデオ通話]を制限する Google Chat の利用を同じドメイン内に制限する Gmail の送受信をドメイン内のユーザーに制限する 信頼する組織のドメインを許可リストに登録する Google ドライブ でファイル共有を特定のドメインに限定する Google Classroom の教師に概要説明メールの管理権限を付与する Google Classroom で外部ドメインのユーザーが参加できるようにする ■拡張機能の追加・アプリのインストールを制限する Chrome ウェブストア Android アプリ ■ディレクトリ設定 カスタム ディレクトリの設定方法 ■■3 ワンランク上の教育環境と高度なセキュリティとは ■3つの有償エディション ■セキュリティと分析のツール セキュリティ ダッシュボード 調査ツール セキュリティの状況ページ Gmail のセキュリティ サンドボックス コンテキスト アウェア アクセス BigQuery でのログの分析 ■教育と学習のツール 独自性レポート Google Meet の高度な機能 ■Google Workspace for Education 各エディション比較表 ■■■第5章 セキュリティをより高めるための対策と設定 ■■1 管理者が行う設定 ■管理者アカウントのセキュリティ 管理者アカウントは共有しない 管理者アカウントでの2段階認証プロセスを必須にする 日常業務に特権管理者アカウントを使用しない ■パスワードをもっと安全に パスワードポリシーの設定 ユーザーのパスワードの安全度を確認する ■Chromebook 紛失時の対応 ■ビルディングとリソース ビルディングの追加 会議室などのリソースに付属している設備や機能の追加 リソースの追加 ■データ損失防止(DLP)機能 ■Google Workspace Marketplace アプリの管理 管理方法の設定 ■Google Vault Google Vault の機能を使用できるユーザーの管理 Google Vault でできること ■■2 ユーザー個人が行う設定 ■Google アカウントの管理 セキュリティ診断とプライバシー診断 パスワード マネージャー ■ユーザーが2段階認証プロセスを有効にする ■拡張機能やアプリを適切に追加する ユーザーが許可された拡張機能をインストールする ユーザーが許可された Andoroid アプリをインストールする ユーザーが許可された Google Workspace Marketplace アプリをインストールする ■■付録 各種推奨ポリシー一覧

著者情報

イーディーエル株式会社

井上 勝

井上勝(著) 八千代松陰中学校・高等学校非常勤講師/イーディーエル株式会社(EDL)アドバイザリーボード/MICTA 代表 筑波大学卒業後、八千代松陰中学校・高等学校に数学科教諭として奉職。2003年度からは情報科を担当。教育情報部主任、教務部長、教頭、副校長、参与を歴任。それぞれの立場で一貫して教育の情報化、校務の情報化に携わる。勤務校に2015年より Google Apps for Education (現 Google Workspace for Education)を導入し、管理運用を統括。中等教育機関における Google for Education 活用のパイオニア。2020年4月よりEDLに参画、個人事業MICTA(Modern ICT for ALL)開業。信条は「ICT関連の管理をされている先生方にゆとりを」。 近著(いずれも共著):『今すぐ使える Google for Education』(技術評論社)、『Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて』(東洋館出版社)

井上, 勝, pub. 2021

平塚 知真子

平塚知真子(著) Google 認定トレーナー/イーディーエル株式会社代表取締役/一般社団法人日本10Xデザイン協会理事長 数時間でITスキルを劇的に引き上げる指導に定評があり、ITライトユーザーから絶大な信頼を得ている。早稲田大学第一文学部(教育学専修)卒。筑波大学大学院教育研究科修了(教育学修士)。出版社勤務を経て専業主婦になるも、学習欲が高じて大学院に進学。在学中に事業欲が高まり、IT教育会社を起業し、現在に至る。「日本に10倍の成果を生み出すクラウド活用を伝え、広める」を信条に、教育関連者やビジネスパーソンにDXを推進する「10Xデザイナー」を育成中。パソコンやタブレットを四六時中見ているため、月に1回はデジタル断捨離し、温泉をめぐることが趣味。著書に『Google式10Xリモート仕事術』(ダイヤモンド社)、『今すぐ使える Google for Education』(技術評論社)、『Google Workspace for Education で創る10X授業のすべて』(東洋館出版社)がある。

平塚, 知真子