脳のしくみとユーザー体験
書籍情報
発売日 : 2021年04月21日
著者/編集 : ジョン・ウェイレン/高崎拓哉
出版社 : ビー・エヌ・エヌ
発行形態 : 単行本
書籍説明
内容紹介
脳の6つの認知プロセスを知れば、ユーザーの心をつかむ最高の体験をデザインできる。ECサイトなどのウェブデザイン、UXリサーチ、デジタルプロダクトやサービスの開発に関わる人、必読の一冊。
目次
PartⅠ 「体験」の本当の正体
Chapter1:体験のシックス・マインド
視野と関心
空間認識
言語
記憶
意思決定
感情
シックス・マインド(六つの脳)
やってみよう
Chapter2 視野と関心――一瞬の出来事に潜む無数の自動プロセス
脳内イメージが作り出す体験
目で見るという無意識の活動
視覚的に「飛び出す」
見なかったもの
視覚システムが生み出す偽のクリアーさ
イメージの裏切り――存在するものではなく、ユーザーが認識しているものを知る
参考文献
Chapter3 空間認識――現在地と移動方法の把握
砂漠のアリの計算能力
現実/仮想空間内での位置特定
行ける場所と行き方
インターフェースをテストし、やりとりのメタファーを明らかにする
音声インターフェースに「場所」はあるか
参考文献
Chapter4 記憶――言語や映像のイメージへの変換
細部を省く人間の脳
サービスの固定観念
メンタルモデルを理解することの重要性
メンタルモデルのさまざまなタイプを把握する
問題の答え
参考文献
Chapter5 言語――人それぞれの「意味」
言葉と意味の対照
それぞれの「言語」
意思の疎通が欠けていたようだ
理解度と言葉遣いの関係
ユーザーの言葉に耳を傾ける
Chapter6 意思決定と問題解決――意識の登場
問題の定義
問題のフレーミング
問題解決の道のりの発見
サブ目標――道の途中に立ち塞がる障害
参考文献
Chapter7 感情――論理的な意思決定のライバル
作業記憶の容量オーバー
人間はミスター・スポックではない
関心の奪い合い
心の奥底の願望や目標、恐怖を理解する
参考文献
PartⅡ 顧客の秘密を明らかにするリサーチ手法
Chapter8 ユーザーリサーチ――コンテクスチュアル・インタビューのやり方
コンテクスチュアル・インタビューを行う理由
エンパシーリサーチ――ユーザーの本当のニーズを理解する
コンテクスチュアル・インタビューと分析の方法
よくある疑問
データをインサイトへ変換する
エクササイズ
具体的なアドバイス
参考資料
Chapter9 視野――何を見ているか
顧客が見ているもの――アイトラッキングのメリットと盲点
急いでヒートマップを手に入れよう
顧客の想定の流れに合わせる
実例からみる視野
具体的なアドバイス
Chapter10 言語――ユーザーの言葉遣いを知る
インタビューの記録
生データを整理する際の注意点
行間を読み、専門知識のレベルを測る
実例からみる言語
具体的なアドバイス
Chapter11 空間認識――ユーザーの移動に関する想定を知る
ユーザーの現在地に対する認識
別の場所への行き方に対する認識
想定の根っこを突き止める
実例からみる空間認識
ケーススタディ 面倒な映画鑑賞
具体的なアドバイス
Chapter12 記憶 ユーザーの想定とギャップの埋め方を掴む
脳内での意味
あらゆる想定を考慮する
実例からみる記憶
この章のまとめ
具体的なアドバイス
Chapter13 意思決定 ユーザーの残した手がかりを追う
目標とそこへ至る道のり
必要な情報を、適切なタイミングで提供する
ユーザーの意思決定の旅路をマッピングする
実例からみる問題解決
具体的なアドバイス
Chapter14 感情 ユーザーの隠れたリアルに目を向ける
ユーザーの楽しみを知る ユーザーの「リアル」と本質
ユーザーの夢を理解する 目標とライフステージ、恐怖
ユーザーの精神性を把握する(実際の人となりと、なりたい人物像)
瞬間的な感情の落とし穴
実例から見る感情
具体的なアドバイス
PartⅢ シックス・マインドのデザインへの応用
Chapter15 センスメイキング――ユーザーの分類
共通項からサイコグラフィック・プロフィールを描き出す
言語
感情
空間認識
参加者の類型化
社内の想定に異議を唱える
共感マップの問題点
具体的なアドバイス
Chapter16 シックス・マインドの実践――魅力、向上、覚醒
魅力 ユーザーが口にする願望
向上 顧客のニーズ
覚醒 壮大な目標を自覚してもらう
具体的なアドバイス
Chapter17 すばやく、たくさん成功せよ
思考の発散と収束
第一のダイヤモンド 発見と定義(「正しいものをデザインする」)
第二のダイヤモンド 開発と納品(「ものを正しくデザインする」
学びながら作る デザイン思考の手法
プロトタイプ作りとテスト 完成度は気にしない
競合商品、類似品との比較検討
具体的なアドバイス
参考文献
Chapter18 ここまでのまとめ
複数レベルでの共感
エビデンスに基づいた判断
ユーザー体験は長期的
ユーザー体験は多層的
具体的なアドバイス
Chapter19 これからのシックス・マインド
シンボリックAIとAIの冬
人工ニューラルネットワークと統計学習
音声入力デバイスの問題点
シックス・マインドとAI
AI研究を踏まえたシックス・マインド
具体的なアドバイス
Appendix 参考文献
Chapter1:体験のシックス・マインド
視野と関心
空間認識
言語
記憶
意思決定
感情
シックス・マインド(六つの脳)
やってみよう
Chapter2 視野と関心――一瞬の出来事に潜む無数の自動プロセス
脳内イメージが作り出す体験
目で見るという無意識の活動
視覚的に「飛び出す」
見なかったもの
視覚システムが生み出す偽のクリアーさ
イメージの裏切り――存在するものではなく、ユーザーが認識しているものを知る
参考文献
Chapter3 空間認識――現在地と移動方法の把握
砂漠のアリの計算能力
現実/仮想空間内での位置特定
行ける場所と行き方
インターフェースをテストし、やりとりのメタファーを明らかにする
音声インターフェースに「場所」はあるか
参考文献
Chapter4 記憶――言語や映像のイメージへの変換
細部を省く人間の脳
サービスの固定観念
メンタルモデルを理解することの重要性
メンタルモデルのさまざまなタイプを把握する
問題の答え
参考文献
Chapter5 言語――人それぞれの「意味」
言葉と意味の対照
それぞれの「言語」
意思の疎通が欠けていたようだ
理解度と言葉遣いの関係
ユーザーの言葉に耳を傾ける
Chapter6 意思決定と問題解決――意識の登場
問題の定義
問題のフレーミング
問題解決の道のりの発見
サブ目標――道の途中に立ち塞がる障害
参考文献
Chapter7 感情――論理的な意思決定のライバル
作業記憶の容量オーバー
人間はミスター・スポックではない
関心の奪い合い
心の奥底の願望や目標、恐怖を理解する
参考文献
PartⅡ 顧客の秘密を明らかにするリサーチ手法
Chapter8 ユーザーリサーチ――コンテクスチュアル・インタビューのやり方
コンテクスチュアル・インタビューを行う理由
エンパシーリサーチ――ユーザーの本当のニーズを理解する
コンテクスチュアル・インタビューと分析の方法
よくある疑問
データをインサイトへ変換する
エクササイズ
具体的なアドバイス
参考資料
Chapter9 視野――何を見ているか
顧客が見ているもの――アイトラッキングのメリットと盲点
急いでヒートマップを手に入れよう
顧客の想定の流れに合わせる
実例からみる視野
具体的なアドバイス
Chapter10 言語――ユーザーの言葉遣いを知る
インタビューの記録
生データを整理する際の注意点
行間を読み、専門知識のレベルを測る
実例からみる言語
具体的なアドバイス
Chapter11 空間認識――ユーザーの移動に関する想定を知る
ユーザーの現在地に対する認識
別の場所への行き方に対する認識
想定の根っこを突き止める
実例からみる空間認識
ケーススタディ 面倒な映画鑑賞
具体的なアドバイス
Chapter12 記憶 ユーザーの想定とギャップの埋め方を掴む
脳内での意味
あらゆる想定を考慮する
実例からみる記憶
この章のまとめ
具体的なアドバイス
Chapter13 意思決定 ユーザーの残した手がかりを追う
目標とそこへ至る道のり
必要な情報を、適切なタイミングで提供する
ユーザーの意思決定の旅路をマッピングする
実例からみる問題解決
具体的なアドバイス
Chapter14 感情 ユーザーの隠れたリアルに目を向ける
ユーザーの楽しみを知る ユーザーの「リアル」と本質
ユーザーの夢を理解する 目標とライフステージ、恐怖
ユーザーの精神性を把握する(実際の人となりと、なりたい人物像)
瞬間的な感情の落とし穴
実例から見る感情
具体的なアドバイス
PartⅢ シックス・マインドのデザインへの応用
Chapter15 センスメイキング――ユーザーの分類
共通項からサイコグラフィック・プロフィールを描き出す
言語
感情
空間認識
参加者の類型化
社内の想定に異議を唱える
共感マップの問題点
具体的なアドバイス
Chapter16 シックス・マインドの実践――魅力、向上、覚醒
魅力 ユーザーが口にする願望
向上 顧客のニーズ
覚醒 壮大な目標を自覚してもらう
具体的なアドバイス
Chapter17 すばやく、たくさん成功せよ
思考の発散と収束
第一のダイヤモンド 発見と定義(「正しいものをデザインする」)
第二のダイヤモンド 開発と納品(「ものを正しくデザインする」
学びながら作る デザイン思考の手法
プロトタイプ作りとテスト 完成度は気にしない
競合商品、類似品との比較検討
具体的なアドバイス
参考文献
Chapter18 ここまでのまとめ
複数レベルでの共感
エビデンスに基づいた判断
ユーザー体験は長期的
ユーザー体験は多層的
具体的なアドバイス
Chapter19 これからのシックス・マインド
シンボリックAIとAIの冬
人工ニューラルネットワークと統計学習
音声入力デバイスの問題点
シックス・マインドとAI
AI研究を踏まえたシックス・マインド
具体的なアドバイス
Appendix 参考文献
著者情報
Whalen, John
ジョン・ウェイレン
ジョン・ウェイレン
認知科学博士で、人間中心設計の分野で15年以上の経験を持つ。ブリリアント・エクスペリエンス社でサイコロジカル・インサイト&イノベーションチームのリーダーを務め、心理学とデザイン思考、リーン・スタートアップのテクニックを組み合わせた独特のアプローチを使いながら、フォーチュン100企業や非営利団体、スタートアップのクライアントにデザイン・ソリューションを提供している。会議での講演の機会も多く、過去にはワシントンにあるユーザーエクスペリエンス・プロフェッショナル協会の会長も務めた。現場では現在、認知的デザインという、認知心理学を活用した科学的、芸術的手法を用いながら、ユーザーを理解し、デザインに必要な情報を手に入れ、魅力的な製品やサービスを作り出すことを目指している。
高崎, 拓哉, 1979-
高崎拓哉