Linux教科書 LinuCレベル2 Version 10.0対応

書籍情報

発売日 : 2020/11/16

著者/編集 : 中島 能和/濱野 賢一朗

出版社 : 翔泳社

発行形態 : 単行本

ページ数 : 680p

書籍説明

内容紹介


支持率No.1「Linux教科書」シリーズのノウハウを注いだ『LinuCレベル2』が登場!
クラウド時代のLinuxエンジニアの技術力を証明する資格として
LPI-Japanにより新たに開発された認定試験が「LinuC(リナック)」です。
この試験が、2020年4月よりVersion 10.0にバージョンアップ。
本書は「レベル2 Version 10.0」に対応したLPI-Japan認定テキストです。
「あずき本」で有名な、支持率No.1「Linux教科書」シリーズのノウハウを
すべて注ぎ込み、LinuCレベル2最新バージョンの出題範囲を完全網羅した新しい定番書です。
●「201試験」「202試験」の2試験に対応。出題範囲を完全網羅
●学習したことを確認できる練習問題を、各章末に豊富に掲載しています
●巻末には1回分の模擬試験を収録。本試験に向けて実力を試せます
●Linux実習環境(CentOS)を翔泳社Webサイトからダウンロード可。
 実際にコマンドを入力しながら学習できます
【LinuCレベル2】「仮想マシン・コンテナを含むLinuxシステム、ネットワークの設定・構築」
ができるエンジニアとして認定されます。

目次



序章 LinuCの概要
LinuCとは
LinuCの概要
受験の申し込み手続き
受験の実際
試験問題の形式
学習の進め方
受験のテクニック

■第1部 201試験(LinuC Level2 Exam 201)

第1章 システムの起動とLinuxカーネル
1.1 ブートプロセス
1.2 ブートローダ
1.3 システム起動のカスタマイズ
1.4 カーネルの構成要素
1.5 カーネルのコンパイル
1.6 カーネルパラメータの変更
1.7 カーネルの管理と問題解決

第2章 ファイルシステムとストレージ管理
2.1 ファイルシステムの設定とマウント
2.2 ファイルシステムの作成
2.3 ファイルシステムの管理
2.4 LVM

第3章 ネットワーク構成
3.1 基本的なネットワーク構成
3.2 高度なネットワーク設定
3.3 ネットワークの問題解決

第4章 システムの保守と運用管理
4.1 makeによるソースコードからのビルドとインストール
4.2 バックアップ
4.3 ユーザーへのシステム管理情報の通知
4.4 リソース使用状況の把握
4.5 死活監視と運用監視ツール
4.6 システム構成ツール

第5章 仮想化サーバー
5.1 仮想マシンの仕組みとKVM
5.2 仮想マシンの作成と管理

第6章 コンテナ
6.1 コンテナの仕組み
6.2 Dockerコンテナとコンテナイメージの管理

第7章 201模擬試験
模擬試験 問題
模擬試験 解答・解説

■第2部 202試験(LinuC Level2 Exam 202)

第8章 ネットワーククライアントの管理
8.1 DHCPの設定
8.2 PAM認証
8.3 LDAP

第9章 ドメインネームサーバー
9.1 DNSの基本
9.2 BINDの基本設定
9.3 ゾーンファイルの管理
9.4 DNSサーバーのセキュリティ

第10章 HTTPサーバーとプロキシサーバー
10.1 Webサーバーの設定
10.2 Nginx
10.3 プロキシサーバーの設定

第11章 電子メールサービス
11.1 SMTPサーバーの構築
11.2 Dovecotの利用

第12章 ファイル共有サービス
12.1 Microsoftネットワーク
12.2 Sambaサーバーの構築
12.3 NFSサーバーの構築

第13章 システムのセキュリティ
13.1 パケットフィルタリング
13.2 OpenSSH
13.3 OpenVPN
13.4 セキュリティ業務

第14章 システムアーキテクチャ
14.1 高可用システムの実現方法
14.2 キャパシティプランニングとスケーラビリティの確保
14.3 クラウドサービス上のシステム構成
14.4 典型的なシステムアーキテクチャ

第15章 202模擬試験
模擬試験 問題
模擬試験 解答・解説

付録 Linux実習環境の使い方
Linux実習環境の利用について
VirtualBoxのインストール
仮想マシンの使い方

著者情報

中島 能和
濱野 賢一朗