情シスの定石 〜失敗事例から学ぶシステム企画・開発・保守・運用のポイント〜

書籍情報

発売日 : 2022年02月19日

著者/編集 : 石黒 直樹/解夏

出版社 : 技術評論社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

本書では、情報システムを担当する事業会社の情報システム部門(情シス)に必要とされる知識やノウハウを体系化して紹介します。情報システムの開発・運用で実施すべきことの全体像を提示するとともに、サービスの企画から廃止までの各フェーズで行うべき作業や注意すべきポイントを分かりやすくまとめました。情報システムを成功に導くための定石を学ぶことのできる、必携の1冊です。

目次

■第1章 情シスが抱える課題と本書の役割
1.1 情報システム部の現状
1.2 課題に対する本書の役割
1.3 本書の構成

■第2章 企画
2.1 「企画」とは
2.2 サービス企画
2.3 システム企画
2 4 RFP
2 5 提案書評価・契約
2.6 サービス評価
2 7 この章のまとめ

■第3章 システム開発
3.1 「システム開発」とは
3.2 プロジェクト計画
3.3 要件定義
3.4 設計(基本設計・詳細設計)
3.5 開発・ベンダテスト
3.6 ユーザ受け入れテスト
3.7 業務トレーニング
3.8 移行リハーサル・移行本番
3.9 この章のまとめ

■第4章 サービス導入
4.1 「サービス導入」とは
4.2 プロジェクト計画
4.3 サービス導入設計
4.4 サービス設定・確認
4.5 業務トレーニング
4.6 移行リハーサル・移行本番
4.7 この章のまとめ

■第5章 保守
5.1 「保守」とは
5.2 保守の全体設計
5.3 保守契約の締結
5.4 優先順位付け・案件実施
5.5 評価・改善
5.6 この章のまとめ

■第6章 運用
6.1 「運用」とは
6.2 運用計画
6.3 イベント管理
6.4 システム管理
6.5 障害対応
6.6 評価・改善
6.7 この章のまとめ

■第7章 廃止
7.1 「廃止」とは
7.2 プロジェクト計画
7.3 廃止設計
7.4 廃止実施
7.5 この章のまとめ

■第8章 マネジメント
8.1 「マネジメント」とは
8.2 マネジメントの基本
8.3 各工程の「計画時」に検討すべきこと[Plan]
8.4 各工程の「実行時」に確認すべきこと[Do]
8.5 各工程の「評価時」に確認すべきこと[Check]
8.6 各工程の「改善時」に検討すべきこと[Action]
8.7 この章のまとめ

■Appendix 役に立つフレームワーク
KPT法
SMART
5W2H
重要度と緊急度のマトリックス

著者情報

石黒 直樹
石黒 直樹 1981年生まれ、京都府出身。株式会社グロリア 代表取締役。 大学卒業後、日本を代表するシステムインテグレータ(SIer)である株式会社野村総合研究所に入社。主に、高い品質が必要とされる金融系システムを担当し、大規模プロジェクト、開発、保守、運用など、情報システムに関するさまざまな経験を有する。15年勤務の末、独立して現職。現在は主に中小企業、個人事業主のビジネス発展をITを軸にして支援中。
石黒, 直樹, 1981-
解夏