なぜ、DXは失敗するのか?

書籍情報

発売日 : 2021年04月02日

著者/編集 : トニー サルダナ/小林 啓倫/EYストラテジー・アンド・コンサルティング

出版社 : 東洋経済新報社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

DXの70%は失敗している!P&G、ネットフリックス、スペースXなど豊富な事例に学ぶ、DXを「DNA化」させるまでの実践的アプローチ。

目次

Part1 なぜDXは失敗するのか、それにどう対処するのか
第1章 産業革命をどう生き残るか
第2章 DXの5段階を進むための規律

Part2 DXの5つのステージ
ステージ1 基礎
第3章 献身的なオーナーシップ
第4章 反復

ステージ2 個別対応
第5章 権限強化
第6章 梃子の選択

ステージ3 部分連携
第7章 効果的な変革モデル
第8章 戦略の充足性

ステージ4 全体連携
第9章 デジタル再編成
第10章 知識のアップデート

ステージ5 DNA化
第11章 アジャイル文化
第12章 リスクを検知する

Part3 DXで勝者となる
第13章 P&GのNGS変革
第14章 DXの成功に向けて

監修者による日本語版への解説

著者情報

Saldanha, Tony
トニー サルダナ
トニー サルダナ DXのコンサルティング会社、トランスフォーマント(Transformant)の代表取締役。P&Gでの27年間のキャリアを通じて、同社のグローバル・ビジネス・サービス部門(GBS)とIT部門の業務運営、DXを指揮。グローバル・シェアードサービスおよびIT部門のバイスプレジデントを務めた。現在は、DXを進める企業の役員およびCEOへのアドバイザーを務める。インドで育ち、キャリア(60カ国以上で仕事し、6カ国に住んだ)を通じてDXに携わる。1990年代にはアジアのP&Gの全代理店に注文処理ソフト付きのPCを無償で配布し、標準化による業務効率化を実現。2003年には世界最大のグローバルITアウトソーシング契約(80億ドル)を管理。2005年にはジレットのCIOとして、同社の100億ドル規模の業務をP&Gのシステムに吸収。2009年にはP&GのITおよびシェアードサービス部門を中欧、東欧、中東、アフリカで主導。P&GのGBSのデジタルケイパビリティを再構築する取り組みでは、業界全体での破壊的変化という課題に、自身のDXに関する経験を総動員した。
小林 啓倫
小林 啓倫(コバヤシ アキヒト) 1973年東京都生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。システムエンジニアとしてキャリアを積んだ後、米バブソン大学にてMBA取得。外資系コンサルティングファーム、国内ベンチャー企業などで活動。著書に『FinTechが変える!――金融×テクノロジーが生み出す新たな新ビジネス』(朝日新聞出版)など、訳書に『シンギュラリティ大学が教える飛躍する方法――ビジネスを指数関数的に急成長させる』(日経BP)などがある。
小林, 啓倫
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
EYストラテジー・アンド・コンサルティング EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社は、戦略的なトランザクション支援を提供する「ストラテジー・アンド・トランザクション」と、変化の激しいデジタル時代にビジネスの変革を推進する「コンサルティング」の二つのサービスラインを担うメンバーファームです。業種別の深い知見を有するセクターチームとともに両サービスラインがコラボレーションすることで、より高品質なサービスの提供を目指すとともに、社会に長期的価値を創出します。
EYストラテジーアンドコンサルティング株式会社