第2版 確率分布と統計入門
書籍情報
発売日 : 2020年01月10日
著者/編集 : 服部 哲也
出版社 : 学術図書出版社
発行形態 : 単行本
ページ数 : 152p
書籍説明
内容紹介
半期理工系向けの確率・統計の教科書.
拙著『理工系の確率・統計入門 第4版』(以下「確率統計入門」と呼ぶ)の短縮版であり,「確率統計入門」の改訂に合わせて本書も改訂することとなった.「確率統計入門」を基準にすると,基本的なスタイルは同じであるが半期使用を想定して全体的に簡素化しており,問題や扱う項目も削減もしくは簡略化し,一部は巻末付録とした.なお,例題/問題のほとんどは第4版に含まれるものである.
確率・統計では,確率関数/密度関数と分布関数のどちらを主にするか,標本分散と不偏分散のどちらを主にするかなど流儀は様々であるが,本書では前者について確率関数/密度関数のみとし,後者について標本分散を主にしてある.代わりに「標本分散と不偏分散の関係式」を明示してある.
(前書きより抜粋)
拙著『理工系の確率・統計入門 第4版』(以下「確率統計入門」と呼ぶ)の短縮版であり,「確率統計入門」の改訂に合わせて本書も改訂することとなった.「確率統計入門」を基準にすると,基本的なスタイルは同じであるが半期使用を想定して全体的に簡素化しており,問題や扱う項目も削減もしくは簡略化し,一部は巻末付録とした.なお,例題/問題のほとんどは第4版に含まれるものである.
確率・統計では,確率関数/密度関数と分布関数のどちらを主にするか,標本分散と不偏分散のどちらを主にするかなど流儀は様々であるが,本書では前者について確率関数/密度関数のみとし,後者について標本分散を主にしてある.代わりに「標本分散と不偏分散の関係式」を明示してある.
(前書きより抜粋)
目次
1.確率
(算術的確率/統計的確率/幾何的確率/公理的確率/条件付確率とベイズの定理/独立性)
2.確率分布と平均・分散
(確率変数と確率分布/離散型確率分布/連続型確率分布/平均/Y=g(x)の平均/分散・標準偏差/標準化/積率母関数)
3.主要な確率分布
(2項分布/ポアソン分布/幾何分布/一様分布/指数分布/正規分布)
4.多次元の確率分布
(2次元確率分布/2つの確率変数の独立性/Z=g(X,Y)の平均,分散/2変量間の相関/回帰直線/n次元確率分布)
5.統計量,標本分布
(標本調査,統計量,標本平均と標本分散,不偏分散の平均,分散/標本平均の標本分布/χ2分布/t分布/F分布)
6.推定
(点推定と区間推定/良い推定量の条件/標準誤差/最尤法と最尤推定量/大標本と近似について/母平均の区間推定/母分散の区間推定/母比率の区間推定)
7.検定
(検定の考え方/両側検定と片側検定/検定の誤りについて/検定のステップ/母平均の検定/母比率の検定/母分散の検定)
付録
(その他の検定/答え/数表/参考文献)
(算術的確率/統計的確率/幾何的確率/公理的確率/条件付確率とベイズの定理/独立性)
2.確率分布と平均・分散
(確率変数と確率分布/離散型確率分布/連続型確率分布/平均/Y=g(x)の平均/分散・標準偏差/標準化/積率母関数)
3.主要な確率分布
(2項分布/ポアソン分布/幾何分布/一様分布/指数分布/正規分布)
4.多次元の確率分布
(2次元確率分布/2つの確率変数の独立性/Z=g(X,Y)の平均,分散/2変量間の相関/回帰直線/n次元確率分布)
5.統計量,標本分布
(標本調査,統計量,標本平均と標本分散,不偏分散の平均,分散/標本平均の標本分布/χ2分布/t分布/F分布)
6.推定
(点推定と区間推定/良い推定量の条件/標準誤差/最尤法と最尤推定量/大標本と近似について/母平均の区間推定/母分散の区間推定/母比率の区間推定)
7.検定
(検定の考え方/両側検定と片側検定/検定の誤りについて/検定のステップ/母平均の検定/母比率の検定/母分散の検定)
付録
(その他の検定/答え/数表/参考文献)
著者情報
服部 哲也
服部 哲也 大阪工業大学工学部