ユーザ目線のO2S移行顛末

書籍情報

発売日 : 2022年07月31日

著者/編集 : 堅田康信

出版社 : リフレ出版

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

七転八起のOracleからSQL Serverへの移行の軌跡。SQL Loaderとbulk insert、PL/SQLとT-SQLなどの対比事例を多数掲載。Oracle⇔SQL Serverに役立つ別冊「非互換Tips」は加筆可能な永久保存版。

目次

第1章 何故、Oracle からSQL Server へ如何に
1-1 なぜ、O2S化
1-2 私の作業目的

第2章 SQL Server に触れる
2-1 OracleとSQL Serverの違いとは
2-2 SQL Server2008 Express版で始める

第3章 右往左往のテーブル移行
3-1 テーブル行データ作成過程の違い
3-2 楽して効率的な移行ツール
3-3 業務システム用データベースの作成
3-4 テーブル作成スクリプトO2S化共通作業
3-5 項目囲み文字が「"」のCSV形式テキストへの対応
コラム:「cms001_ 顧客情報.csv」を利用しないのは何故?
3-6 パック10進数項目を含むCRLF無し固定長テキストへの対応
コラム:Msdn フォーラム
3-7 ホスト汎用機出力固定長テキストへの対応
コラム: 汎用機システムが出力するCSV(Comma Separated Value)形式テキストファイル
3-8 OracleからSQL Serverへのテーブル移行

第4章 PL/SQLからT-SQL への道
4-1 PL/SQLとT-SQLを俯瞰した構造の違い
4-2 利用した関数の非互換
4-3 検証結果からOracle優先
コラム:項目加算合計一致確認検証時の型変換
4-4 表記相違なコマンド
4-5 手続き型処理機能の違い
4-6 テキストファイル入出力取り扱いの違い
4-7 bcpによる固定長テキスト出力の落とし穴
コラム:Oracle のnull 項目を含む文字列結合

第5章 管理と運用機能の移行
5-1 利用ツールの使い勝手
5-2 認証モード
5-3 データベースユーザーとロールの作成
コラム:ODBC は当面32bit
5-4 リモート接続
コラム:SQL Server ネットワークの構成
5-5 メモリ管理
5-6 起動させたサービス
5-7 障害対応
5-8 その他

第6章 非互換Tips の作成
6-1 非互換Tipsに至る経過
6-2 編集様式と記載様式
6-3 本文で触れなかったカテゴリ

第7章 取り纏め作成したドキュメント類
7-1 O2S移行方針
7-2 O2S移行作業手順
7-3 項目囲い無しCSVデータのSQL Serverテーブル化
7-4 項目囲い「"」CSVデータのSQL Serverテーブル化
7-5 固定長データのSQL Serverテーブル化
7-6 パック10進数含むCRLFなし固定長データのCSVデータ化
7-7 SQL Server(SS)環境設定等
付録A SQL Server 2019をインストール
A-1 SQL Server 2019 Developer Editionのインストール
A-2 SSMS(SQL Server Management Studio)のインストール
付録B cms001_CSVWQ 作成.sql
付録C cms001_CSV 作成.sql
付録D cms500_ 顧客月次テキスト作成.sql
付録E cms500_ 顧客月次履歴情報一括作成
E-1 Oracleスクリプト(前作本事例のWindows10環境実行時ログ)
E-2 SQL Server化スクリプト

著者情報

堅田, 康信
堅田康信
1977年3月 東京理科大学理工学部数学科卒 同 年4月  岐阜県労働金庫に入庫(2000年10月 愛知労働金庫、岐阜県労働金庫、三重県労働金庫が合併し、東海労働金庫を創立) 2015年3月 東海労働金庫を定年退職 【著書】 『ユーザ目線のSQL等活用術 ─ 事務系オラクルユーザが書いた業務システム習得事例集』(東京図書出版)