イノベーターになる
書籍情報
発売日 : 2018年10月19日
著者/編集 : 西口 尚宏/紺野 登
出版社 : 日本経済新聞出版社
発行形態 : 単行本
ページ数 : 256p
書籍説明
内容紹介
大企業でも興せる!
本業さえ消失しかねない「イノベーション競争時代」に求められる、革新を生み出す人と組織のつくり方。Japan Innovation Networkによる提言。
いま求められているのは、単なるサービスやソリューションではない、新たな「価値提案」です。企業間競争は、「イノベーションを興して、これまでなかったまったく新しい価値をつくり出せるかどうか」で優位性が決まる時代(イノベーション競争時代)に突入しました。この戦いに日本企業だけが取り残されることがあってはなりません。
さらには、イノベーションを取り巻く状況も一変しました。次に挙げる項目はどれもすべて間違い。誰もが革新を生み出せるスキルやノウハウ、ツールが揃いつつあります。
・イノベーションとは新事業開発である
・イノベーションとは技術革新である
・日本企業は改善が得意だが、創造は苦手だ
・大企業にはイノベーションを興せない
・とんがった個人だけがイノベーションを興せる
国際標準化機構(ISO)が準備を進めている「ISO TC279」も、そうした流れのひとつです。かつては匠の技だった「品質管理」が標準化されたように、「イノベーション活動」も標準化できるところまで世界中の経験値が高まってきました。私たちは、イノベーションを興せないのではなく、どうやってイノベーションを興せばよいのか、その方法を知らないのです。
では、どうすればいいのか。本書はこの問いに答えます。
本業さえ消失しかねない「イノベーション競争時代」に求められる、革新を生み出す人と組織のつくり方。Japan Innovation Networkによる提言。
いま求められているのは、単なるサービスやソリューションではない、新たな「価値提案」です。企業間競争は、「イノベーションを興して、これまでなかったまったく新しい価値をつくり出せるかどうか」で優位性が決まる時代(イノベーション競争時代)に突入しました。この戦いに日本企業だけが取り残されることがあってはなりません。
さらには、イノベーションを取り巻く状況も一変しました。次に挙げる項目はどれもすべて間違い。誰もが革新を生み出せるスキルやノウハウ、ツールが揃いつつあります。
・イノベーションとは新事業開発である
・イノベーションとは技術革新である
・日本企業は改善が得意だが、創造は苦手だ
・大企業にはイノベーションを興せない
・とんがった個人だけがイノベーションを興せる
国際標準化機構(ISO)が準備を進めている「ISO TC279」も、そうした流れのひとつです。かつては匠の技だった「品質管理」が標準化されたように、「イノベーション活動」も標準化できるところまで世界中の経験値が高まってきました。私たちは、イノベーションを興せないのではなく、どうやってイノベーションを興せばよいのか、その方法を知らないのです。
では、どうすればいいのか。本書はこの問いに答えます。
目次
第1章 「イノベーションの世紀」に投げ込まれた日本企業
第2章 「2階建てイノベーション経営」の実践
第3章 イノベーターになるための3つの力
第4章 加速する仕組みをつくる
第5章 試行錯誤を日常化する――企業文化の再構築
第2章 「2階建てイノベーション経営」の実践
第3章 イノベーターになるための3つの力
第4章 加速する仕組みをつくる
第5章 試行錯誤を日常化する――企業文化の再構築
著者情報
西口 尚宏
Japan Innovation Network(JIN)専務理事。国連開発計画イノベーション担当上級顧問。上智大学経済学部卒業。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得。日本長期信用銀行、世界銀行グループ、マーサー、産業革新機構などを経て現職。世界各国の大企業やスタートアップ、イノベーション推進機関と連携し、イノベーション経営の導入や実践に注力。
紺野 登
Japan Innovation Network(JIN)代表理事。多摩大学大学院教授。早稲田大学理工学部卒業。博報堂を経て現職。博士(学術)。デザイン経営や知識創造経営、場の経営、イノベーション経営、目的工学などの啓蒙や実践に注力。知識イノベーション研究所代表、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授も務める。