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ゼロからわかる Linuxコマンド200本ノックー基礎知識と頻出コマンドを無理なく記憶に焼きつけよう!

2,640円 (税込)

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ゼロからわかる Linuxコマンド200本ノックー基礎知識と頻出コマンドを無理なく記憶に焼きつけよう!

書籍情報

発売日:

著者/編集:ひらまつ しょうたろう

出版社:技術評論社

発行形態:単行本

書籍説明

内容紹介

本書は、「Linuxの頻出コマンドをやさしく学び、長期記憶に焼き付けて忘れないようにする」ために作成されました。本書では、覚えてしまったほうが効率がいい、実務における最頻出コマンドと、コマンド操作に関連する重要事項だけを集中的に学んでいきます。「記憶に焼き付けて忘れない」を実現するために、次のような工夫を凝らしました。コマンドやオプションの「由来」をできる限り解説。「暗記がいらなくなるレベル」の理解を目指した、とことん丁寧な解説。「200問」の演習問題で記憶にこびりつく。本書で紹介する厳選された内容を、しっかりと長期記憶に残すことで、Linux環境での生産性を高めることができるはずです。

目次

○はじめに ○なぜノックで効率的な学習ができるのか? ○本書の構成・本書の取り組み方 ●第1章 Linuxの基本 1.1 Linuxとは - OS(Operating System)とは 1.2 Linuxカーネルとは 1.3 Linuxディストリビューションとは? 1.4 Linux OSとサーバー - サーバーとは - IaaSとは 1.5 GUIとCLI 1.6 なぜLinuxコマンドを学ぶ必要があるのか? 1.7 物理マシンと仮想マシン 1.8 環境構築 - なぜUbuntuなのか - VirtualBoxのインストール - VirtualBoxのインストールに失敗した場合 - Ubuntuのダウンロード - VirtualBoxで仮想マシンの作成 - Ubuntuのインストール - ログインと初回起動時の設定 - rootユーザー(スーパーユーザー)の設定 - 画面サイズをウィンドウサイズに合わせる方法 - 仮想マシンの終了方法 コラム CentOSのサポート終了について 1.9 Linuxを学びやすくする3つの観点 章末ノック 問題 ●第2章 ファイルとディレクトリ 2.1 Linuxのディレクトリ構成 - ルートディレクトリ - カレントディレクトリ 2.2 カレントディレクトリを表示する pwdコマンド - パス - ホームディレクトリ 2.3 絶対パスと相対パス - 絶対パスと相対パスの使い分け コラム パスの長さと依存 2.4 ディレクトリの中身を一覧表示する lsコマンド - コマンドの引数 - コマンドのオプション 2.5 カレントディレクトリを変更する cdコマンド 2.6 Linuxの歴史 - UNIX系OS - Linuxの誕生 コラム リーナス・トーバルズについて 2.7 標準規格 - 標準規格のメリット 章末ノック 問題 ●第3章 シェルとコマンドラインの基本 3.1 シェルと端末 - 端末とは 3.2 シェルの種類とログインシェル - シェル変数 - ログインシェルとは - シェルの種類 3.3 プロンプトとコマンドライン コラム 用語を丁寧に使う 3.4 コマンドが実行される流れ 3.5 OSと抽象化 - OSは抽象化の層からなる コラム その他の抽象化の例 3.6 コマンドラインの基本操作 - カーソル移動 - 文字の削除 - 入力補完機能 - コマンド履歴とhistoryコマンド 3.7 コマンドのオプション - オプションの種類 - 引数を持つオプション 3.8 l sコマンドの主なオプション lsコマンド - 隠しファイルも含めて表示する -a、-Aオプション - 詳細情報を含めて表示する -lオプション - ファイル種別を末尾に含めて表示する -Fオプション - 引数に指定したディレクトリ自体を表示する -dオプション - オプションの注意点 3.9 コマンドの調べ方 manコマンド - コマンドのヘルプメッセージを表示する --helpオプション コラム Linuxコマンドという用語について - コマンドのマニュアルを表示する manコマンド コラム マニュアルを日本語化する方法 コラム 学習の継続が最優先 章末ノック 問題 ●第4章 ファイル操作のコマンド 4.1 ディレクトリを作成する mkdirコマンド - 複数のディレクトリを一括作成 - 複数階層のディレクトリを一括作成する -pオプション - 既存のディレクトリ名を指定した場合 4.2 空のファイルを作成する touchコマンド 4.3 ファイルやディレクトリを削除する rm・rmdirコマンド - rmコマンドによるファイルの削除 - rmコマンドによるディレクトリの削除 -rオプション - 削除前に確認メッセージを表示する -iオプション - rmdirコマンドで空のディレクトリを削除する - 削除のコマンドの注意点 4.4 ファイルの中身を(連結して)表示する catコマンド - 行番号付きで表示する -nオプション - catコマンドの引数の省略 コラム catコマンドの連結機能 4.5 ファイルの一部だけを表示する head・tailコマンド - ファイルの監視を行う tail -f コラム head・tailコマンドをフィルタとして使う 4.6 スクロール表示する lessコマンド - lessコマンドの検索機能 コラム コマンドの出力をスクロール表示する 4.7 ファイルやディレクトリをコピーする cpコマンド - コピー先に存在しない名前を指定した場合 - コピー先にディレクトリを指定した場合 - 上書きコピー前に確認メッセージを表示する -iオプション - ディレクトリをコピーする -rオプション 4.8 ファイルやディレクトリを移動・改名する mvコマンド - ファイルやディレクトリの移動 - 上書き前に確認メッセージを表示する -iオプション - 名前の変更 4.9 楽に引数を指定する方法 チルダ展開・パス名展開・ブレース展開 - ホームディレクトリの簡単な表現 チルダ展開 - ファイルをパターンでまとめて指定する パス名展開 - 複数の文字列を生成する ブレース展開 4.10 「~」「*」「{ }」などの文字を展開させずに使う エスケープ 4.11 リンクを作成して別名で呼び出せるようにする lnコマンド - 2種類のリンク - ハードリンク - ハードリンクとrmコマンド - シンボリックリンク - シンボリックリンクはディレクトリにも作成可能 - シンボリックリンクの削除 - 別名を付けるメリット 4.12 ファイルやディレクトリを見つけ出す findコマンド - ワイルドカードの使用 - 条件を組み合わせた検索 章末ノック 問題 ●第5章 パーミッションとスーパーユーザー 5.1 パーミッションはなぜ必要なのか? - フールプルーフな設計 5.2 パーミッションを表示する ls -l - オーナーと所有グループ - パーミッションの単位 - パーミッションの読み方 - ディレクトリのパーミッション 5.3 パーミッションを変更する chmodコマンド - シンボルモード - 数値モード - chmodコマンドの注意点 5.4 スーパーユーザーとは - スーパーユーザー(rootユーザー)とは コラム スーパーユーザーの権限が必要な場面 5.5 スーパーユーザーに切り替える suコマンド - 一般ユーザーに戻る - ユーザーを切り替える suコマンド 5.6 スーパーユーザーとしてコマンドを実行する sudoコマンド - suコマンドの問題点 - sudoコマンドとは - sudoコマンドのメリット - sudoコマンドの設定 章末ノック 問題 ●第6章 Vimの基本 6.1 Vimとは - Vimのインストール - Vimでファイルを開く - Vimを終了する 6.2 Vimとモード - モードとは何か?なぜ必要なのか? - 4つのモード 6.3 コマンドラインモード - vimコマンドで新規ファイルを作成する - ファイルを上書き保存する - ファイルに変更を加えた場合の終了方法 6.4 インサートモード 6.5 ノーマルモード - カーソル移動 - 文字の削除 - UndoとRedo 6.6 ビジュアルモード - 選択範囲のコピー・削除 コラム Vimの情報源 章末ノック 問題 ●第7章 標準入出力の活用 7.1 標準入出力(stdio)とは - 入力と出力 - 標準入出力(stdio)のメリット 7.2 リダイレクト - 標準出力のリダイレクト - 出力先に既存のファイルが指定された場合 - 標準エラー出力のリダイレクト - 標準出力と標準エラー出力を両方リダイレクト - 標準入力のリダイレクト - リダイレクトのまとめ 7.3 /dev/null - /dev/nullの用途 7.4 パイプライン - パイプラインのメリット 章末ノック 問題 ●第8章 テキスト処理の基本コマンド 8.1 フィルタとは 8.2 入力の行数や単語数などを出力する wcコマンド 8.3 入力を並べ替えて出力する sortコマンド - 指定した列で並べ替える -kオプション - 数値順に並べ替える -nオプション - 並べ替えて重複を取り除く -uオプション 8.4 入力の重複を取り除いて出力する uniqコマンド - 重複回数をカウントする -cオプション - テキスト処理の結果を保存する 8.5 入力の文字を置換して出力する trコマンド - 複数文字列の置換 - ファイルの指定方法 - 文字の削除 -dオプション 8.6 入力から指定した文字列を含む行だけを出力する grepコマンド - 正規表現とは - 正規表現の種類 8.7 入力から指定した列だけを出力する awkコマンド - 区切り文字を指定する -Fオプション - 複数の列を指定する・順番を入れ替える コラム sedコマンド 章末ノック 問題 ●第9章 プロセスとジョブ 9.1 プロセスとは psコマンド - プロセスを一覧表示する psコマンド - なぜプロセスでプログラムの実行を管理するのか 9.2 psコマンドでよく使うオプション psコマンド - psコマンドのBSDオプション - 詳細情報付きでプロセスを表示 uオプション - 端末を持たないプロセス(デーモン)も含めて表示 xオプション - すべてのユーザーのプロセスを表示 aオプション 9.3プロセスの親子関係 - プロセスが複製によって作成される理由 - プロセスの親子関係も含めて表示 fオプション 9.4ジョブとは - なぜプロセスとジョブのどちらも必要なのか 9.5 ジョブの一覧を表示する jobsコマンド - プロセスIDも含めて表示 -lオプション 9.6 フォアグラウンドとバックグラウンド fg・bgコマンド - ジョブをフォアグラウンドにする fgコマンド - ジョブをバックグラウンドにする bgコマンド - バックグラウンドで実行する & 9.7 プロセスとジョブの終了 killコマンド - プロセスを終了する - バックグラウンドジョブ・停止中のジョブを終了する - フォアグラウンドジョブを終了する 9.8 シグナルを送信する killコマンド - キー入力でシグナルを送信する 章末ノック 問題 ●第 10 章 Bashの設定 10.1 エイリアスを設定する aliasコマンド - コマンドを組み合わせてオリジナルのコマンドを作成する - 設定されているエイリアスを確認する 10.2 コマンドの種類を確認する typeコマンド - コマンドの3種類 - すべての種類を表示する -aオプション 10.3 コマンドの優先度 - 元のコマンドを実行したい場合 10.4 シェル変数 - シェル変数を一覧する setコマンド - 役割を持つシェル変数 10.5 環境変数 - 環境変数を一覧表示する printenvコマンド - 環境変数を定義する exportコマンド - 環境変数は子プロセスにも受け継がれる - 環境変数のメリット 10.6 代表的な環境変数 - ロケールを設定する LANG - コマンドを検索するディレクトリのパス PATH 10.7 Bashの設定ファイル - 設定はプロセス固有のもの - ~/.bashrcとは - ~/.bashrc以外の設定ファイル 章末ノック 問題 ●第 11 章 シェルスクリプト入門 11.1 シェルスクリプトとは - シェルスクリプトとは - シェルスクリプトのメリットと用途 11.2 シェルスクリプトを作成してみよう - シバンとシェルスクリプト - シェルスクリプトのその他の機能 11.3 シェルスクリプトを実行してみよう - シェルスクリプトの3つの実行方法 - 3つの方法の違いとベストな実行方法 - シェルスクリプト置き場にパスを通す 章末ノック 問題 ○章末ノック 解答

著者情報

ひらまつ しょうたろう

教育活動をメインに行うソフトウェアエンジニア。京都大学農学部卒業。元塾講師のエンジニアとして、「本質・唯一・効率」をキーワードにプログラミング教育を行う。対面で500人以上、オンラインで5万人以上が受講。ストアカ優秀講座賞受賞。オンライン動画学習サービスUdemyの講座に「もう絶対に忘れないLinuxコマンド」「はじめてのソフトウェアテスト技法」などがあり、ベストセラー多数。

ひらまつ, しょうたろう

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