アジャイルプラクティスガイドブック チームで成果を出すための開発技術の実践知

書籍情報

発売日 : 2023年07月20日

著者/編集 : 常松 祐一/川口 恭伸/松元 健

出版社 : 翔泳社

発行形態 : 単行本

書籍説明

内容紹介

チームでのアジャイル開発には、開発技術やツールなどの「技術プラクティス」の活用が重要です。プラクティスはそれぞれの目的や役割を意識することで効果を発揮します。しかし、目まぐるしく状況が変化する開発では、当初の目的を忘れて、プラクティスに取り組むこと自体が目的化してしまうチームも少なくありません。本書は、チーム・組織でアジャイル開発に取り組んできた著者が、自らの実践経験に基づいてまとめた、プラクティスのガイドブックです。現場の状況に即したプラクティスの効果的な選択・活用のしかたを、架空の開発現場をもとにしたマンガとともに、わかりやすく解説します。

目次



第1章 アジャイルな開発を支えるプラクティス
1.1 プラクティスの実践
1.2 高速に石橋を叩いて渡る
1.3 広く知られたアジャイル開発手法とプラクティス
1.4 プラクティス理解に役立つ考え方

第2章 「実装」で活用できるプラクティス
2.1 実装方針
2.2 ブランチ戦略
2.3 コミット
2.4 コードレビュー
2.5 協働作業
2.6 テスト
2.7 長期的な開発/運用ができるソースコード

第3章 「CI/CD」で活用できるプラクティス
3.1 継続的インテグレーション
3.2 継続的デリバリー
3.3 継続的テスト

第4章 「運用」で活用できるプラクティス
4.1 デプロイ/リリース
4.2 モニタリング
4.3 ドキュメント

第5章 「認識合わせ」で活用できるプラクティス
5.1 関係者との認識合わせ
5.2 開発内での認識合わせ
5.3 計画の継続的な見直し

第6章 「チーム連携」で活用できるプラクティス
6.1 チームの基本単位
6.2 属人化の解消
6.3 パフォーマンスの測定
6.4 円滑なコミュニケーションのアイデア
6.5 意識を揃えるワークショップ

■アジャイル実践者による豪華コラムを収録!
・グラデーションで考える12年間のアジャイル実践 (きょん)
・ペアプログラミングの効果と影響 (やっとむ(安井力))
・開発と運用、分けて考えていませんか?―ダッシュボードのその先へ― (河野通宗)
・インフラ構築を自動化しよう (吉羽龍太郎)
・Logging as API contract (牛尾剛)
・開発項目をコンパクトに保つには、クリーンなコード(大谷和紀)
・テスト駆動開発ではTODOリストがテストよりも先 (大谷和紀)
・チームで1つずつ終わらせよう (椎葉光行)
・チームに命を吹き込むゴール設定 (天野祐介)
・AIフレンドリーなドキュメントを書こう (服部佑樹)
・技術的負債―問題発見までの時間とリスクをビジネス側に説明する(川口恭伸)

著者情報

常松 祐一
常松, 祐一
川口 恭伸
川口, 恭伸
松元 健
松元, 健